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品川駅・旧田町車両センター再開発(2014年10・11月取材)

鉄道:建設・工事東北縦貫線・品川駅再開発 | 2014年12月06日(土) 22:09
品川駅9・10番線ホーム

品川駅では、来る2015年3月に開業する上野東京ライン(東北縦貫線)の乗り入れに対応するためのホーム改良工事と駅北側の車両基地の再開発事業が進められています。10月~11月にかけてこの工事の再調査をしましたので、現在の状況おお伝えします。

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■東北縦貫線と品川駅・田町車両センター再開発の概要
秋葉原駅付近を走る上野東京ラインの試運転列車。(E233系) 御徒町駅付近を走る上野東京ラインの試運転列車。(185系)
左(1):秋葉原駅付近を走る上野東京ラインの試運転列車。(E233系)
右(2):御徒町駅付近を走る上野東京ラインの試運転列車。(185系)2014年11月24日撮影


 現在、JR東日本では東海道線東京駅と東北本線上野駅の間を結ぶ新線「上野東京ライン」(東北縦貫線)の建設を進めており、来る2015年3月14日に開業することが決定しています。この新線建設の主たる目的は国内最高レベルとなっている山手線・京浜東北線の混雑緩和ですが、副次的な効果として車両運用の効率化も期待されています。
 現在、東海道線は品川駅、東北本線は尾久駅付近にそれぞれ車両基地を持っています。2001(平成13)年に山手線の西半分を経由する湘南新宿ラインの運行が開始され、双方の路線が接続されましたが、車両基地はこのルートから外れているため、車両運用を完全に一体化することができませんでした。上野東京ラインが開業すると、双方の車両基地が直接結ばれることから、今後は東海道線側の車両基地を大幅に整理縮小し、東北本線側の車両基地に大半を統合する計画となっています。

品川駅付近の車両基地再開発エリアの位置
品川駅付近の車両基地再開発エリアの位置

 車両基地の統合により生み出される品川駅周辺の土地は約13ヘクタールに上ります。JR東日本ではこの土地を売却し、上野東京ライン建設の費用などに充てる予定です。(このため、上野東京ラインは事業費を全額JR東日本が自己負担している。)売却にあたっては山手線・京浜東北線の線路を東側に移設し、同時に新駅を設ける計画となっています(詳細次記事)。品川駅は東海道新幹線の全列車が停車し、京急線により国際空港である羽田空港まで15分で結ばれています。また、2027年の開通が予定されているリニア中央新幹線は品川駅を東京都心側のターミナルとする計画となっており、完成すれば東京~大阪間が1時間で結ばれ、全国各地へのアクセス性が飛躍的に高まる見込みです。
 この車両基地縮小に合わせて、東京都では品川・田町地区全体の再開発計画(東京サウスゲート計画)を始動させています。一例として、品川駅周辺への外国企業の誘致、駅前への新たな交通結節点(バスターミナル)の整備、京急品川駅の地平化・2面4線化による駅内外のアクセスのシームレス化、都営浅草線泉岳寺駅の拡張などが検討中となっています。

■8番線がまもなく使用開始
着工前の品川駅の配線概略図
着工前の品川駅の配線概略図

 再開発着工前の品川駅は、既に運行を終了している客車列車に最適化された設備となっており、機関車付け替えのための短い留置線や交差箇所全方向を結ぶ特殊な分岐器など極めて複雑な構内配線となっていました。また、東海道線の上下線の間には、「臨時ホーム」と称する2面4線の島式ホームがありました。この臨時ホームは新幹線や高速道路が未整備だった時代に、帰省シーズンなどに全国各地へ向かう臨時列車が発着していたもので、現在はほとんど使われていませんでした。このホームはその目的から東京方面からは直接進入できない配線となっており、そのままでは上野東京ラインの折り返しには使用できません。そこで、2009(平成21)年より東海道線ホーム・臨時ホームの形状を変更し、東京方面から進入可能にするための改良工事が開始されました。
 改良工事は東海道線ホームの東京寄りを東海道線下り本線側にカーブさせるもので、合わせて東京寄りの車両基地の線路の再配置、横浜寄りの横須賀線との連絡線上にあった特殊分岐器の普通分岐器への交換などが実施されています。工事は順調に進み、2013年11月には東海道線を1日半運休にした大規模な線路切替工事が実施され、駅北側で建設中だった新しい車両基地と改築された臨時ホーム9・10番線が使用を開始しました。

6番線から見た7・8番線ホームの東京寄り。屋根の取り付けも完了した。 8番線から見た7・8番線ホームの東京寄りの階段。9~12番線と比べると幅は狭い。
左(1):6番線から見た7・8番線ホームの東京寄り。屋根の取り付けも完了した。
右(2):8番線から見た7・8番線ホームの東京寄りの階段。9~12番線と比べると幅は狭い。


 臨時ホーム7・8番線は、昨年11月に9・10番線に代わり使用停止になった後、ホーム中央の一部を除いて取り壊され、9~12番線と同様に改築する工事が行われています。
 東京寄りは先に改築されたホームと同様に、既存のホームが一旦全て取り壊され、新たに東海道線下り本線側に曲がった桁式のホームが建設されました。10月には屋根の取り付けまで完了し、照明などの工事が行われていました。ホームの位置が変わったため、北改札側の橋上駅舎に通じる階段も一旦撤去されましたが、9~12番線と比べると移動量はわずかであるため、ほぼ同じ位置に新しい階段が復旧されています。

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「上野東京ライン」試運転連日実施中!

鉄道:建設・工事東北縦貫線・品川駅再開発 | 2014年11月26日(水) 15:11
秋葉原駅付近を行き来する上野東京ラインの試運転列車

今年7月29日未明に初の試運転が行われた「上野東京ライン」(東北縦貫線)ですが、その後8月より昼間の試運転が連日行われています。今回は東京~上野間の各所で見ることができるこの試運転の様子や、上野駅で引き続き行われている開業準備の工事の様子をお伝えします。

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■東北縦貫線(上野東京ライン)の概要とこれまで
東北縦貫線の位置
東北縦貫線の位置

 東北縦貫線は東海道線の東京駅と宇都宮・高崎・常磐線の上野駅を接続する新線で、2000(平成12)年に発表された運輸政策審議会(現・通政策審議会)第18号答申で2015(平成27)年までに整備するべき路線として位置づけられています。この区間は現在京浜東北線と山手線により結ばれていますが、その混雑率は着工前の2006年の数字で218%と長年に渡り国内トップを誇っていました。東北縦貫線が完成すると、東京止まりとなっている東海道線と、上野止まりとなっている宇都宮線・高崎線・常磐線の列車を直通運転することが可能となり、山手線・京浜東北線への乗り換えが不要になるため混雑率は180%以下へ大幅に緩和される見込みです。

神田駅脇の東北新幹線の橋脚に準備されていた継ぎ足し用のボルト穴。 秋葉原駅から北は回送線の残存構造物を改良して東北縦貫線に流用した。
左(1):神田駅脇の東北新幹線の橋脚に準備されていた継ぎ足し用のボルト穴。2006年5月4日撮影
右(2):秋葉原駅から北は回送線の残存構造物を改良して東北縦貫線に流用した。2010年8月14日撮影


 東北縦貫線が建設される東京~上野間には、かつて「回送線」と呼ばれる線路が存在し、臨時の優等列車の運行にも使用されたことがありました。東北新幹線の東京駅延伸に伴い、回送線は1983(昭和58)年に廃止されましたが、跡地に建設された新幹線の高架橋は、将来回送線の高架橋を継ぎ足し可能な構造とするなどの準備がされていました。また、新幹線が地下を通る秋葉原以北については回送線の線路がそのまま残り,上野止まりの中距離電車の留置線として使用されてきました。東北縦貫線はこれらの設備を有効活用して建設されました。

神田駅付近で進む重層高架の建設工事 御徒町駅付近で進む旧回送線の東北縦貫線への転用工事。
左(1):神田駅付近で進む重層高架の建設工事。2012年3月3日撮影
右(2):御徒町駅付近で進む旧回送線の東北縦貫線への転用工事。2013年1月2日撮影


 工事は2008(平成20)年より開始され、新幹線の真上に自走式の大型機械を使って高架橋を継ぎ足すという難工事の末、今年6月4日にレール締結式を迎えました。そして7月29日未明、初となる電車列車を使用した試運転が行われ、軌道・信号などを含む全ての設備が設計通り完成していることが確認されました。完成を間近に控えた昨年12月には、路線愛称が「上野東京ライン」に決定し、当初計画より1年遅れの2015(平成27)年3月に開業することが発表されました。

■昼間の試運転は営業運転並の間隔で継続中
E233系3000番台 185系
上野東京ラインの試運転に主に使用されているのはE233系3000番台(左)と185系(右)

 上野東京ラインの運行系統は高崎・東北・常磐・東海道の4線区に跨ることから、関係する乗務員の数も非常に多くなっています。そのため、8月1日(金)から開始された乗務員訓練の試運転は、連日に渡り昼間におよそ10分間隔という本番の営業運転さながらの超高頻度で実施されています。
 試運転に主に使用されているのは、東海道線・宇都宮線・高崎線の最新車両であるE233系3000番台と東海道線の特急「踊り子」に使用されている185系です。通常はそれぞれ1編成ずつを東京駅と上野駅の間で往復させる運転方法が取られています。
 E233系は3月の上野東京ライン開業に向けて現在車両の増備が行われており、185系は高崎線の特急「草津」「あかぎ」(スワローあかぎ)に使用されていましたが、今年3月に651系1000番台にほとんどが置き換えられたことから、いずれも車両数に余裕があります。E231系1000番台も7月の深夜試運転に使用されたことからわかる通り、入線自体は可能ですが、試運転に使用されることは滅多にありません。これは、E231系は短時間の過負荷使用を前提とした編成出力となっており、急勾配を低速で何度も往復する運転がモーターの熱容量上好ましくないためと思われます。

●東京駅
重層高架から35パーミルの急勾配を下り… 営業線用に改修された東海道線用引上線に進入し…
左(1):重層高架から35パーミルの急勾配を下り…
右(2):営業線用に改修された東海道線用引上線に進入し…


引上線の終端に到達し… 東京駅構内に進入…
左(3):引上線の終端に到達し…
右(4):東京駅構内に進入…


東京駅に到着するE233系上野東京ライン試運転列車 到着後は10分ほどで再度折り返していく。(出発信号機の進行現示に注目)
左(5):東京駅に到着するE233系上野東京ライン試運転列車
右(6):到着後は10分ほどで再度折り返していく。(出発信号機の進行現示に注目)


 東京駅では9番線もしくは10番線で試運転列車が折り返すことが多くなっています。東京駅の東海道線ホーム北側は上野東京ラインの本線と東海道線の折り返し用引上線を兼用していますが、試運転が開始されて以降通常ダイヤで引上線を使うことはなくなっており、試運転用に常時線路を開けてあります。

●神田駅付近(重層高架)

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