八潮車両基地入出庫線(現地写真) - りんかい線東臨トンネル(32)

東京臨海高速鉄道りんかい線東臨トンネル ~時代に翻弄されたもうひとつの京葉線~
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■八潮トンネル  0km145m~2km500m(L=2355m)
▼参考
臨海副都心線工事誌 - 日本鉄道建設公団東京支社2003年9月 41・48・49・293~301・570~599ページ
京葉線大型シールド工事の現況 - 建設の機械化1975年12月号3~9ページ

●概説(続き)
→京葉線台場トンネルの工事については前回の記事を参照。

【原寸大・容量注意】東京貨物ターミナル駅付近の1989年の航空写真。矢印を付けた所が京葉線台場トンネルの坑口で、軌道は敷設されず放置されていたことが分かる。
東京貨物ターミナル駅付近の1989年の航空写真。矢印を付けた所が京葉線台場トンネルの坑口で、軌道は敷設されず放置されていたことが分かる。
(C)国土交通省 国土情報ウェブマッピングシステムカラー空中写真データ(平成元年)より抜粋

※クリックで拡大(3084*706px/457KB:原寸大・容量注意

 難工事の末完成した大井埠頭・品川埠頭の京葉線台場トンネルだが、13号地(台場)から先の工事が進まず、国鉄時代はついに使用されることなく国鉄清算事業団にその所有権が引き継がれた。この間、トンネルはほとんど手つかずのままとなっており、1989(平成元)年の航空写真でも東京貨物ターミナル駅付近にある坑口は2か所とも軌道が未敷設のまま放置され、雑草が伸び放題となっていたことが確認できる。
 ここで、有名な巨大掲示板「2ちゃんねる」の鉄道板に、この放置されていた頃のトンネルに関する興味深い書き込みがあったので紹介しておこう。書き込まれたのは2003年で、当時の2ちゃんねるは犯罪予告など悪質な書き込みに手を焼きつつあったものの、現在と比べればまだ純粋に趣味に関して情報交換をする場所としてもシェアを持っていた頃である。書き込みの内容は未供用時代のトンネルに立ち入った際の状況を書き綴ったもののようである。(なお、このような行為はれっきとした不法侵入であるうえ、現在は列車が走行していることから極めて危険な行為である。読者の皆様は絶対に真似をしないでいただきたい。)

貨物専用線の長大トンネル (関東限定)

125 :20数年前・・・:03/10/30 08:46 ID:lFT5KRsu
貨物かどうかわからないけど今から20年前くらいに
大井貨物ターミナルに掛かる陸橋から線路を見ていたらふと線路と線路の間に
ぽっかりと空いたトンネル発見。路盤、鉄橋は有るが線路なし。
当時、厨房の癖してすでに廃墟好きだった私は道路脇お柵を乗り越え
線路に・・・。やっぱり未完のトンネル。最初は一人で明かりが届く範囲で潜入したが
相当長い事と一人では怖いことで一端引き上げ応援を呼ぶ。同級生3人を招集して
いざトンネルへ途中、2mぐらいの落差がありこれを下って延々と・・・。
しかしそれでも終わりそうにないので一端引き上げなんと自転車を持ち込む始末。
途中、50センチぐらいお水没区間あり、幅30センチくらいの簡易木道橋あり(溝があって
5mぐらいしたは、2mくらい水がたまっていた。)かれこれ40分くらいかけて行くと
突如縦坑が現れ階段を上っていくと・・・なんと船の科学館のすぐ近くに出現。
再度潜って前進開始。この前後から明らかにシールド工法と思わしきトンネル側面。
かなり広い横幅で中央には人一人分くらい掘り下げてあった。
配電盤があって試しにスイッチON・・・側壁に取り付けられた蛍光灯がぱっぱっぱと
遙か先まで伸びていく(ビビッてすぐOFF)。途中また水没区間があり放置されたネコ車が非常に
年代物てきな形をしていた。約2時間ほど真っ暗闇の中を自転車ライトを頼りに前進。
遙か先に見えた明かりがだんだん大きくなり縦坑とわかる。とうとう縦坑位置までくると
すぐ先は、コンクリートの壁が立ちはだかり終点を告げる。
縦坑の回りに取り付けられた階段を上っていくと・・・。
そこは荒涼たる13号埋め立て地の真ん中だった。遙か彼方にぽつんと
船の科学館が見える。厨房3人は東京湾を渡り埋め立て地を潜りたどり着いた
のだった。それから来た道を2時間掛けて逆戻り。
無事、地底探検を終えたのだった。
それはレインボーもアクアシティーも臨副線も無い頃のお話。
それから20数年、同じ陸橋から見たらトンネルはふさがれていた。
ただしレールが引かれるはずだった路盤とガーター橋は残っているが。
でも入り口はもう一つあった。確か入管収容所の建物の近くに・・・。

スレッドURL:
http://hobby6.2ch.net/test/read.cgi/rail/1065094417/

DAT落ちで見られないため、内容はこちらから引用した:
http://mimizun.com/log/2ch/rail/1065094417/

文章の内容はこれまで当ブログでお伝えしてきたりんかい線のトンネルの特徴ともよく一致する。具体的な例を示すと以下のような施設が該当する。

「大井貨物ターミナルに掛かる陸橋から線路を見ていたらふと線路と線路の間にぽっかりと空いたトンネル発見。路盤、鉄橋は有るが線路なし。」
ここで出てくる陸橋は上の航空写真の右側にある首都高速と交差する地点に見えるもので「北部陸橋」または「大井北埠頭橋」という。その付近にあるトンネルということで、これは京葉線下り線の坑口を指しているものと思われる。(詳細後述)

「かれこれ40分くらいかけて行くと突如縦坑が現れ階段を上っていくと・・・なんと船の科学館のすぐ近くに出現。」
これは海底トンネルで東京港をくぐった対岸の台場側にある「13号地立坑(潮風公園夕陽の塔)」を指しているものと思われる。

「遙か先に見えた明かりがだんだん大きくなり縦坑とわかる。とうとう縦坑位置までくるとすぐ先は、コンクリートの壁が立ちはだかり終点を告げる。縦坑の回りに取り付けられた階段を上っていくと・・・。そこは荒涼たる13号埋め立て地の真ん中だった。遙か彼方にぽつんと船の科学館が見える。」
これは国際展示場~東京テレポート間にある「有明立坑」を指しているものと思われる。地下まで外光が差し込んでいたという記述から、当時は立坑の上には建屋が無く、穴だけが開いていたことが推測される。また、すぐ先が壁で行き止まりであったことから、以前の記事で解説した通り有明西運河から現在の新木場側の坑口までのトンネルは、りんかい線着工前には存在しなかったと見て間違いない。

また、この書き込みにあるとおりトンネル内は数か所で浸水しており、管理状態は非常に悪かったことが分かる。これは、トンネルが終点まで完成しなかったため、排水ポンプや換気設備などが設置されておらず、結露や雨水・地下水が流入しても排除できなかったためである。
 りんかい線の車庫である八潮車両基地(東臨運輸区)の入出庫線(八潮トンネル)は、放置されていたこの京葉線台場トンネルを国鉄清算事業団から購入・流用して建設されている。流用に当たっては前回の記事のとおり、地盤沈下によりトンネルに変形が生じていることや、上記の通り長年の放置により傷みが進んでいたことから、使用の可否について調査が必要で、傷みが少ない13号地立坑~品川運河(若潮立坑)までが1995(平成7)年度、残りの区間が翌1996(平成8)年度というように2区間に分けて東京臨海高速鉄道(TWR)へ売却された。
 なお、入出庫線として使用するのは八潮車両基地の位置の関係上、上り線側のトンネルのみであるが、下り線のトンネルは上り線と一体構造となっている区間があることから、TWRへの売却について議論がなされた。その結果、下り線側は売却不要と判断され、引き続き国鉄清算事業団(現・鉄道建設・運輸施設整備支援機構)が所有することとなり、将来一体構造区間に改造を加える場合は別途協議をすることが取り決められた。
 TWR側への売却手続き完了後は傷みが進んでいたトンネルや補修、阪神・淡路大震災後の耐震基準改定にあわせた・補強が行われた。特に、下り線坑口付近の沈下区間は壁や床の鉄筋の残留応力が設計値をオーバーしており地震で損傷の恐れがあったことや、海水により鉄筋自体の腐食も進んでいたことから、念入りに補修・補強が施されている。また、使用しない下り線側の坑口は今後雨水が流入しないよう、発泡スチロールにより完全に密閉された。

●現地写真
※撮影日は下の前面展望を除き全て2011年7月23日。

本線との分岐地点の地上。中央のルーバーが付いた白い建物が品川変電所の換気塔。 下り列車から見た分岐地点。右に曲がるのが大崎方面に向かう本線で、直進する入出庫線はすぐにシールドトンネルとなり、左にカーブしている。
左:本線との分岐地点の地上。中央のルーバーが付いた白い建物が品川変電所の換気塔。
右:下り列車から見た分岐地点。右に曲がるのが大崎方面に向かう本線で、直進する入出庫線はすぐにシールドトンネルとなり、左にカーブしている。2011年7月9日撮影(切り出し前のYouTube動画はこちら

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 本線との分岐地点は(15)(16)の記事で解説した通り、京葉線用として建設されていたシールドトンネルの一部を取り壊して、2層構造の箱形の開削トンネルに造り直しており、軌道の上層階には走行用電力を供給する品川変電所と換気設備が設置されている。分岐地点は入出庫線が京葉線用のトンネルを流用したため直進となっており、分岐側を通る本線は常時60km/hの速度制限を受ける。入出庫線は本線と分かれた後すぐにシールドトンネルに戻り、カーブしながらコンテナターミナル・品川南ふ頭公園野球場の下へ進んでいく。
 なお、完成当初分岐地点にある換気設備は本線のトンネルのみに換気を行っており、入出庫線については通過本数が少ないことから、列車の走行による自然換気としていた。しかし、開業後の調査で夏場に入出庫線の坑口から侵入した湿度の高い空気がトンネル内で滞留して霧が発生し、規定の信号見通し距離が確保できない事象が起きていることが判明した。このため、入出庫線のトンネルにも気流が生じるよう、送風機の運転モードを変更した。

品川南ふ頭公園野球場。りんかい線の入出庫線はこのグラウンドの下を横切っている。 グラウンドの隣に建つ交番脇の地面には国鉄マーク入りの基準標が打たれていた。
左:品川南ふ頭公園野球場。りんかい線の入出庫線はこのグラウンドの下を横切っている。
右:グラウンドの隣に建つ交番脇の地面には国鉄マーク入りの基準標が打たれていた。

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 品川南ふ頭公園野球場の下を抜けた入出庫線は、以後東京貨物ターミナル駅構内まで大汐線(貨物線・休止中)・東海道新幹線大井車両基地回送線の高架橋に沿って進む。高架橋と合流する直前にある交番脇の地面には黄色く縁取られた基準標が埋め込まれている。高架橋の脇はJR関連会社の駐車場となっているようで、基準標には国鉄の「工」マークが描かれていることから、それらの用地境界を示したものである可能性が高い。ただし、用地境界してはやや中途半端な位置にあることから、地下のトンネルの位置を示すものである可能性も考えられる。

東京電力品川火力発電所(左)と大汐線高架橋(右) 京浜運河にある発電所冷却水の放水口
左:東京電力品川火力発電所(左)と大汐線高架橋(右)
右:京浜運河にある発電所冷却水の放水口

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 高架橋と合流した後入出弧線は東京電力品川火力発電所と大汐線の境界付近の地下を進んでいく。品川火力発電所は1990年代に行われたタービンの交換により燃料が重油から天然ガスに変更されたため、高架橋の脇にあったタンクは全て撤去されている。入出庫線の上を交差する発電所冷却水の放水路は道路との境界付近に埋設されており、高架橋を挟んだ反対側の京浜運河にある放水口からは勢いよく水が排出されているのが確認できる。

品川運河左岸にある若潮立坑建屋 建屋の裏には作業用の出入口がある
左:品川運河左岸にある若潮立坑建屋
右:建屋の裏には作業用の出入口がある

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 品川火力発電所を抜けると入出庫線は品川運河を地下で横断する。シールドトンネルの発進立坑となった若潮立坑は左岸の運河の中にあり、現在もコンクリートでできた換気塔が建っている。換気口のルーバーは運河側と陸側の両面に設けられており、これに加えて陸側には人が出入りできる程度のサイズのドアが設けられている。工事誌によるとりんかい線への転用工事の際はここから作業員が出入りしたとのことである。(資材はすべてトンネル坑口から搬入)換気口・ドアの高さはいずれも水面から3m程度しかなく、東日本大震災を受けて現在見直し中の東京湾の津波対策の動向によっては、今後開口部の移設が必要になるかもしれない。
 運河の反対側の岸は特に施設は無いが、トンネルと交差する部分だけ護岸がコンクリートとなっており、トンネルの通過位置を容易に知ることができる。分岐地点から複線で進んできた入出庫線はここで合流し、以後は八潮車両基地まで単線となる。
 ちなみに余談だが、この写真を撮影した都道316号線の若潮橋は、建設から40年が経過し老朽化が進んでいることから、架け替え工事が開始された。工事中は、車道・歩道ともに西側に設置した仮橋に迂回させる措置が取られており、大汐線・新幹線に接する歩道は利用できなくなっているため注意されたい。

運河の対岸はトンネルとの交差部分のみ護岸がコンクリートとなっている。 品川運河を渡り終えた後交差する道路から東京貨物ターミナル駅方向を見る。中央の荒地の下に入出庫線のトンネルが埋まっている。左のフェンスの中は東京電力大井火力発電所。
左:運河の対岸はトンネルとの交差部分のみ護岸がコンクリートとなっている。
右:品川運河を渡り終えた後交差する道路から東京貨物ターミナル駅方向を見る。中央の荒地の下に入出庫線のトンネルが埋まっている。左のフェンスの中は東京電力大井火力発電所。

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 品川運河を渡り終えると、入出庫線となっている旧京葉線上り線のトンネルは東京電力大井火力発電所の敷地境界に沿って引き続き地下を進む。大汐線下り線(鶴見方面)と発電所の間には雑草で埋まった幅数mの荒地が挟まっており、この下に入出庫線のトンネルが埋設されているものと思われる。一方、閉鎖された旧京葉線下り線のトンネルは上り線から別れた後大汐線の上下線間に入りながら急勾配を上り、一気に地上に出る。

首都高速湾岸線と交差する北部陸橋から汐留方面を見る。右から3番目の軌道が無い部分が旧京葉線下り線の予定地。トンネル坑口は完全に塞がれている。 同じ陸橋から東京貨物ターミナル駅構内を見る。矢印で示した部分が旧京葉線下り線の予定地。
左:首都高速湾岸線と交差する北部陸橋から汐留方面を見る。右から3番目の軌道が無い部分が旧京葉線下り線の予定地。トンネル坑口は完全に塞がれている。
右:同じ陸橋から東京貨物ターミナル駅構内を見る。矢印で示した部分が旧京葉線下り線の予定地。(元の画像

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 続いて、前述の2ちゃんねるの書き込みにも出てきた北部陸橋(大井北埠頭橋)に上がる。北部陸橋は下を大汐線・首都高速湾岸線が交差する3重(地下の入出庫線を含めると4重)の立体交差となっている。
 大汐線と首都高の交差部分は4本の桁が架けられているが、汐留方面に向かって右から3番目は軌道が敷設されておらず、その先は何もない空き地が続いている。これこそが旧京葉線下り線の予定地であり、橋の先にある空き地は地下に向かうU字型よう壁を発泡スチロールで埋めた跡である。これは、Yahoo!JAPANなど一部の地図ではトンネルの坑口マークが残っていることからも確認できる。また、陸橋の反対側に回って東京貨物ターミナル駅構内を見ると、やはり大汐線の上下線間に挟まる形で空き地(右の写真の白い矢印で示した部分)が続いており、ここから京葉線に接続する予定だったことが分かる。
 なお、右写真で左下に見える真新しい軌道は鶴見方面に向かう大汐線の下り本線だった場所である。現在はJR東日本東京支社の技術訓練センター(研修施設)となっており、訓練用の模擬軌道や短いホームなどが設置されている。東京貨物ターミナル駅以北の大汐線は1990年代に浜松町駅付近の地下鉄工事で休止されて以来全く使用されておらず、現在は架線も大半が外されてしまうなど事実上廃線状態となっている。

大汐線下り本線の跡地に設置されたJR東日本東京支社技術訓練センター 東京貨物ターミナル駅構内に入る踏切。遮断器が取り外されてしまっている。
左:大汐線下り本線の跡地に設置されたJR東日本東京支社技術訓練センター
右:東京貨物ターミナル駅構内に入る踏切。遮断器が取り外されてしまっている。

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 JR東日本訓練センターの先には大汐線下り本線を踏切で越えて東京貨物ターミナル駅へ入る道路があるが、ここでもやはり踏切の遮断かんが取り外されてしまっている。恐らくJR東日本には大汐線を復活させる意思はほとんど無いものと思われる。

入出庫線(旧京葉線上り線)の坑口 入出庫線(旧京葉線上り線)の坑口
入出庫線(旧京葉線上り線)の坑口
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 北部陸橋を降りて500mほど南に行くと、大汐線と道路の間に旧京葉線上り線を流用した入出庫線のトンネル坑口が現れる。トンネル内から黒く太い鉄パイプが2本伸びてきており、トンネル内に湧出する地下水をこのパイプを通じて排出しているものと思われる。トンネル周囲のコンクリートは年季の入った色合いとなっており、建設から相当の年数が経過していることが見て取れる。また、坑口の周囲に打ち込まれている用地境界標は国鉄マーク入りのままである。

U字型よう壁が延々と続く。
U字型よう壁を囲むフェンスにある注意書き(国鉄様式) U字型よう壁を囲むフェンスにある注意書き(りんかい線転用時に新設)
上:U字型よう壁が延々と続く。
下:U字型よう壁を囲むフェンスにある注意書き。左は国鉄時代に設置されたもの、右はりんかい線への転用時に設置されたもの。

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 京葉線上り線の勾配は10パーミルで建設されたため、坑口の先はU字型よう壁が500mに渡り延々と続く。この間、U字型よう壁を囲むフェンスには架線の高圧電気に関する注意書きが無数に掲げられているが、注意書きは国鉄時代に設置された文字だけものと、りんかい線転用時に設置された写真付きのものの2種類が混在している。

東京貨物ターミナル駅構内へ入る踏切から地下へ入る入出庫線を見る。 地下へ入る入出庫線のアップ。徐々に勾配が大きくなっている。
左:東京貨物ターミナル駅構内へ入る踏切から地下へ入る入出庫線を見る。
右:地下へ入る入出庫線のアップ。徐々に勾配が大きくなっている。

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 入出庫線が完全に地上に出たところで東京貨物ターミナル駅構内へ入る道路と踏切で交差する。踏切の脇にはJR東日本の大井ふ頭変電所があるが、この変電所はあくまで東京貨物ターミナル駅構内に電力を供給する施設であり、りんかい線の架線とは電気的な接続が一切されていない。(写真では分かりづらいが、電柱の上部に架設されているりんかい線のき電線は変電所から出ている電線と接続することなく素通りしている。)入出庫線の脇を通る大汐線下り本線はやはり雑草に埋まっており、架線も取り外されてしまっている。

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コメント


トンネル潜伏のかきこみが面白かったです。
褒めるに値しませんが、貴重な情報だと思いました。
発泡スチロールで下り線は埋めているみたいですが、いつ解かれるのか、気になって仕方ないです。
横浜方面に伸びるとなったら、個人的には嬉しいです
2013/06/29 22:56 | URL | 投稿者:K26 [編集]
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