国立科学博物館付属自然教育園の桜 - 2008年桜めぐり(4)

カテゴリ:公園・風景花・植物 | 公開日:2008年04月25日18:08
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


3月の終わりに撮った桜の写真がまだ残っているのでそれをアップします。隅田川(浅草)飛鳥山公園を見に行った翌日の3月30日(日)に行ったのは目黒にある国立科学博物館付属自然教育園です。

1枚目
自然教育園の入口と桜
<PENTAX K10D・smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL(18mm)・オート(1/60/F4.5/ISO100)>

「研究」が主目的


園内にある天然記念物を示す碑
<PENTAX K10D・smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL(18mm)・オート(1/30/F3.5/ISO100)・トリミング>

国立科学博物館付属自然教育園はその名の通り上野にある国立科学博物館の付属施設です。この場所は江戸時代、高松藩主の松平頼重の屋敷があり、その後旧日本陸軍の火薬庫、白金御料地を経て1949(昭和24)年に国の天然記念物に指定されると同時に一般に公開されるようになりました。園内は武蔵野の自然がほぼそのままの形で残されており、1949年の開園当時には3箇所の湧水や幹の太さが10cmを越える木が2千本以上も存在したそうです。現在はこの豊富に残された自然を生かし、絶滅の危機にある植物の保存や野鳥などの研究の場として利用されており、休日を中心に一般を対象とした観察会なども行われています。

入園料 大人300円、小・中・高校生・65歳以上無料
休園日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始。
開園時間 9:00~16:30(9~4月)・17:00(5~8月)。入園は16:00まで。




左:入口にある資料室
<PENTAX K10D・smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL(18mm)・オート(1/30/F3.5/ISO100)>
右:うっそうとした森が広がる
<PENTAX K10D・smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL(28mm)・オート(1/45/F3.5/ISO100)>

通常は入園に300円かかりますが、今回私は1月に行った上野本館と同じく大学パートナーシップの制度を利用して無料で入園することができました。入口では1人1人にリボンが渡されます。これは園内に同時に300人以上滞在しないようにするためのもので、自然保護に細心の注意が払われていることがわかります。入口を入ってすぐのところは資料室になっており、園の歴史や自然・地質についての解説があります。



左上:ミツバツツジ。
<PENTAX K10D・smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL(50mm)・絞り(1/60/F8/ISO400)>
右上:ノウルシ。国の絶滅危惧種(2類)に指定。
<PENTAX K10D・smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL(55mm)・オート(1/60/F6.7/ISO200)>
左下:クロマツの幹。このように幹回りが1mを超える木も珍しくない。
<PENTAX K10D・smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL(18mm)・オート(1/30/F3.5/ISO100)>
右下:オオサギ(大鷺)。
<PENTAX K10D・smcPENTAX-FA100-300mmF4.7-5.8(300mm)・オート(1/180/F6.7/ISO400)・トリミング>

散策路は他の植物園とは違い、敷地全体をトレースするような配置にはなっていません。また、見た目の美しさが売りである園芸種の花などもほとんど植えられておらず、かなり地味な感じのする光景が広がっています。これも元からある自然を保護するための対策であり、この植物園の設置目的が「見せる」のではなく「研究」や「保存」となっていることをうかがわせています。



<PENTAX K10D・smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL(18mm)・オート(1/90/F5.6/ISO100)>


<PENTAX K10D・smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL(18mm)・オート(1/90/F5.6/ISO100)>
上・下:桜の花が咲く池の周辺

桜の木は園内の中央にある池の周囲に植えられていました。木の数自体はそれほど多くなく、緑の中に少しだけ混じっているといった感じです。池の上には木道やベンチが整備されておりそこからも桜の花を眺めることができました。



池に流れ込む茶色い川
<PENTAX K10D・smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL(23mm)・オート(1/30/F4/ISO100)>

池にはいくつか小さな川が流れ込んでいます。茶色い沈殿(関東ローム層の鉄分?)の様子は明らかに自然そのままの状態で、人工的な供給ではなく天然の湧水が元になっているようです。湧水の枯渇が進んだ区部では貴重な光景です。

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→1月まで「大ロボット博」が開催されていた上野本館の内部。
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