東京駅(横須賀線側の現地写真) - 総武・東京トンネル(16)


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■丸の内トンネル:0km000m00~0km387m00(L=387m00 ※総武線側へさらに344m66続く)
▼参考
工事誌(東海道線)143~146・180~202ページ・東京駅断面図

▼関連記事
東京駅(総武線側の概説)
東京駅(総武線側改札外の現地写真)
東京駅(総武線側改札内の現地写真)

●概説
前回の記事を参照。

●現地写真(地上)
撮影日:2008年4月12日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/640秒 絞り:F4 感度:オート)
赤レンガ駅舎復原工事の作業スペース内にある中央海側換気塔

丸の内赤レンガ駅舎前に建つ円筒形の物体が東京地下駅の換気を行う「中央海側換気塔」である。駅前広場の見通しをさえぎっているという批判もあるが、この位置に建設してしまった以上撤去することは不可能である。
背後に見える丸の内赤レンガ駅舎は復原工事が始まり、多数の重機に取り囲まれている。復原工事に際しては基礎に免震装置を組み込むとともに、狭いスペースを有効利用するため2層構造の地階が追加される予定となっている。東京地下駅の建設の際に北口ドーム下を改造してから40年後、残りの部分も同様に全て改造されることになったわけだ。

撮影日:2008年5月18日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/60秒 絞り:F3.5 感度:オート)
「丸ビル地下道」の表記が残る東京地下駅入口

南口ドーム前には東京地下駅へ続く階段がある。「丸ビル地下道」と書かれていることから判るとおり、この通路は東京地下駅建設前から存在したもので、地下駅の一部に取り込まれた形となっている。

撮影日:2008年5月18日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/400秒 絞り:F4 感度:オート)
南部換気塔

その階段の先には「南部換気塔」がある。「北部換気塔」と同じく前身真っ黒で、駅前広場の風景にマッチしないデザインだ。換気塔の右下には地下駅の入口がある。

撮影日:2008年5月18日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/640秒 絞り:F4 感度:オート) トリミング
新丸ビル前から眺めた駅前広場と東京中央郵便局

駅前広場の端に建つひときわ低い建物が東京中央郵便局である。その歴史的価値の高さのため、市民団体などからたびたび保存の要望が出ていたが、建設から70年が経過し手狭かつ老朽化した施設は如何ともしがたいうえ、さらに高層ビル化が進む東京駅周辺にあって容積率が無駄になっているとの指摘が少なくなく、今年ついに建て替えが決定した。建て替えに際しては前述の要望を勘案し、東京駅側に面した部分を残したうえで、その背後に地上38階、地下4階の高層棟を建設する予定となっている。工事の開始に伴い、さる7月22日より建物内に入居していた東京中央郵便局とゆうちょ銀行本店は、周辺のビルに仮移転している。

▼参考:東京中央郵便局改築について
東京中央郵便局の再整備計画について - JP日本郵政(PDF)

撮影日:2008年5月18日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/320秒 絞り:F4 感度:オート)
裏から眺めた東京中央郵便局

東京中央郵便局を裏から眺めたところ。手前の道路の下に横須賀線が通っており、その一部が東京中央郵便局の下に食い込んでいる。左奥に見えるのは国鉄本社ビル跡地を再開発した「丸の内OAZO」。

撮影日:2008年7月20日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/320秒 絞り:F4 感度:オート)
「第1立坑」跡。背後は東京国際フォーラム。

上の場所から道路を有楽町方面に少し進んだところ。ここに有楽町トンネルのシールド発進基地である「第1立坑」が設置されたのだが、現在は完全に埋め戻されており全く痕跡は残っていない。奥が京葉線東京駅がある鍛冶橋通りとの交差点で、画面左端に地下への入口がある。

●現地写真(地下)
撮影日:2008年7月6日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/60秒 絞り:F2.8 感度:オート)
丸の内地下南口コンコース(学生用団体待合所)

地下1階丸の内地下南口付近の改札外コンコース。この下を丸ノ内線のトンネルが斜めに横切っており、その部分は床が少し高くなっている。
既存の地下道を全部つなげたため、非常に広いスペースとなっており、時刻表の構内図などでは「団体待合所(学生用)」と書かれている。ただ、地上ホームとのアクセスが非常に悪いことや、日本橋口の団体待合所(一般用)が八重洲口再開発に伴い大幅に拡張されたため、現在は修学旅行の団体でももっぱらそちらが使用されることが多いようだ。(ちなみに、筆者が高校時代の修学旅行は日本橋口の工事がまだ未完成だったため、ここが集合場所だった。)

▼参考:東京駅構内図
JR東日本:駅構内図(東京駅)

撮影日:2008年7月6日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/60秒 絞り:F2.8 感度:オート)
丸ビル地階へ直結

地下1階コンコースは丸ビル地下1階へ直結している。丸ビル改築前は昭和の雰囲気を色濃く残す壁がタイル張りの狭い通路だったが、現在はご覧のとおり大幅に拡幅され丸ビルの一部と化している。

撮影日:2008年7月6日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/60秒 絞り:F2.8 感度:オート)
京葉線への連絡通路入口

さらに通路を有楽町方面に進むと京葉線東京駅への連絡通路となる。これがあの成田新幹線東京駅への通路として準備されていた部分である。一般供用が開始された時期が異なるため、内装もここから大きく変化する。JR各線と京葉線の乗り換えは改札内となる八重洲口側の通路がメインに利用されるため、こちらの通路の利用者は非常に少ない。それに加え極端に天井が低いことや照明がかなり暗めに設定されていることもあり、相当な圧迫感を覚える。

撮影日:2008年7月6日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/40秒 絞り:F2.8 感度:オート)
京葉線への連絡通路中央付近。地上への出入口がある。

第1立坑」の位置は工事誌の図面を見る限りこの通路の途中である。だが、前後で内装が全く変わらないためどこにあるのか判別することはできない。ただ、通路が途中で左右に微妙にうねる部分があるので、そこが立坑なのかもしれない。

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