鶴見線

カテゴリ:鉄道:JRの車両 | 公開日:2007年10月04日23:42
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


茨城交通湊線に乗りに行った翌週は、昨年と同じく横浜へ行ってきました。まずは鶴見線です。

京浜工業地帯の通勤路線


浅野駅にて。

鶴見線は京浜東北線の鶴見駅から横浜市鶴見区、川崎市川崎区の臨海部を通る路線です。この鶴見線が通る地域を地図で見ると鶴見小野駅の先、上部を首都高速1号横羽線が通る国道131号線は「産業道路」と呼ばれ、ここから海側は全て京浜工業地帯の一部を成す工場群になっています。鶴見線はこの工場群のど真ん中を通る路線であり、列車本数が平日の朝夕は最短3分間隔になる一方、平日昼間や休日は10分~30分間隔になるという明らかに通勤輸送を主体とした構成になっています。工場群の中に入った鶴見線は「大川」「海芝浦」「扇町」の3つの方向に分岐するようになっており、このうち大川に向かう線は昼間1本も電車が走らないという特異なダイヤとなっています。また、以前に比べて量は減りましたが、工場への貨物輸送も行われています。
鶴見駅近辺はJRの路線らしからぬ急カーブの連続となっていますが、これは鶴見線がかつて「鶴見臨港鉄道」という私鉄だった名残ともいえます。鶴見臨港鉄道は鉄道部門が戦時中に国有化(強制買収)され、路線バス事業が京急系列の川崎鶴見臨港バスとして現存しています。川崎鶴見臨港バスの車庫は鶴見駅から少し離れた鶴見線の高架下にあり、その上部は廃駅となった本山駅(付近に曹洞宗の大本山である総持寺があるのでこの名称になった)の跡が残っています。

中古車両しか走らない


2005年まで走っていた103系。鶴見駅2005年1月3日撮影(携帯電話A5501Tで撮影)。

路線自体の距離の短さ、朝夕以外は事実上「空気輸送」状態になることなどから、鶴見線では幹線で使い古した車両が常に回されてきました。JR化の時点では冷房の付いていない車両が多数残され、特に大川支線に関しては設備の関係から20m車両が長らく入線できず、1996年まで茶色い旧型国電「クモハ12」が1両編成で走っていたことは有名な話です。その後は冷房つきの黄色い103系に統一された後、2005年に山手線などから改造・転入してきた205系1100番台に再度変更されるという流れをたどっています。



205系1100番台。鶴見駅。

鶴見線で走っている205系は全ての先頭車が中間車からの改造である1100番台で、3両編成であることから当初205系には無かった「クモハ」(運転台つきの電動車)が登場しています。軽量ステンレス車体であることもあいまって103系よりも加速が良くなった感じがします。なお、車体に書かれている電車区表記は南武線の中原電車区(武蔵中原駅併設)となっていますが、検査時以外は弁天橋駅の留置線(旧弁天橋電車区)に停まっています。

(つづく)
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