京浜東北線209系ほか(2007年9月8日)

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

9月8日(土)は有効期限が迫った18きっぷの使いきりのため、特に目的も決めず都内まで出かけました。とりあえず最初は山手線・京浜東北線の撮影という去年と同じパターンです・・・

209系、来年は希少車種に?


運行番号がマグサインの車両。



LED化された車両。

通過して行く京浜東北線の209系の車体を見ると製造年・メーカーによってばらつきはあるものの、例外なく車体に歪みが出ています。特に車体すそ部・窓枠の角などは酷いものです。例えるならば「潰したアルミ缶」のような様相です。
工業製品には、限界まで軽量化が要求される航空・宇宙産業などを除けば、長い期間にわたって繰り返し力がかかっても製品が破壊しないようにするために、最低限必要な強度の数倍~数十倍の強度を持たせておくという設計がなされます。(「安全率」という考え方)209系では限界まで板厚を減らしたために、製造当初は問題なく平面を保てた車体がラッシュや温度変化など負荷が何年にも渡って繰り返しかかった後、このような歪みが出てしまったものと思われます。
一方、ほぼ同じ使用条件・経年のE217系初期車ではこのような現象は起こっていません。公にはなっていないものの、幅広車体への応用に際してJR内部で「これでは危ない」と強度を増す設計変更が行われたものと思われます。209系は「標準規格化」「大量生産」という形で日本の鉄道界に大きな影響を与えましたが、一方で「限界まで材料を消すってコストを下げる」という設計はあえなく失敗に終わった形です。

あちこちで話題になっている通り、京浜東北線向けのE233系(1000番台)が8月末に登場し、試運転が繰り返されているようです。本格的に製造が始まれば、現在走っている209系は瞬く間に消えていってしまうことでしょう。



山手線E231系500番台。



田町駅にて。雑草が邪魔ですね・・・
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