芝浦変電所~田町排煙所(現地写真) - 総武・東京トンネル(27)


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■芝浦トンネル1:4km024m00~5km043m00(L=1km019m00)
▼参考
工事誌(東海道線)655~658・663~665・679~683・817~821・1085ページ

●概説
前回の記事を参照。

●現地写真
撮影日:2008年7月20日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/500秒 絞り:F4 感度:オート)
竹芝橋から第3立坑方向を望む

第3立坑(芝浦換気所・変電所)を過ぎると新芝運河に架かる竹芝橋までは旧海岸通りの下を進む。道路の両側はヤナセ自動車の所有するビルが並んでいる。ここでも一見トンネルの存在を示す物体は何もないように見えるのだが・・・

撮影日:2008年7月20日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:13mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/125秒 絞り:F3.5 感度:オート)
JRロゴ入りのマンホール

電話線のマンホールと見間違えてしまいそうだが、これを見逃してはいけない。中央に入っているのはJRのロゴである。旧海岸通りの西側の車道に設置されており、歩道上からも容易に確認することができる。これを最初に見たとき、私は有楽町排水所の件で触れた新芝運河へ排水するパイプの点検口だと考えた。だが現地を調査した結果、田町排煙所に至るまでの間新芝運河沿いに並行する道路上にこのマンホールが合計数十個連続して設置されており、運河に水を吐き出すためのものではないことが判明した。このマンホールの正体は次の「芝浦トンネル2」の項で明らかになる。

撮影日:2008年7月20日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:10mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/640秒 絞り:F4 感度:オート)
竹芝橋から品川方面を望む。奥が香取橋と東京モノレールの軌道。

撮影日:2008年7月20日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/400秒 絞り:F4 感度:オート)
新芝橋。右へ進むと田町駅前に出る。

竹芝橋付近でトンネルは半径400mのカーブを描きながら新芝運河の下へ入る。運河の岸は親水公園化されているが、ほかの河川と違いトンネルの埋設を示す標は設置されていなかった。

撮影日:2008年7月20日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:8mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/400秒 絞り:F4 感度:オート)
藻塩橋。橋の先に建つのは横河ブリッジHD本社、その後の建つマンションは警視庁田町住宅。

撮影日:2008年7月20日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/320秒 絞り:F4 感度:オート) トリミング
藻塩橋の南側にもJRロゴ入りのマンホールがある。奥は山手線を跨ぐ札の辻陸橋。 ※クリックで拡大


藻塩橋の手前で一旦運河沿いの親水公園が途絶える。北側の岸を歩く場合、藻塩橋の直前まで行ってしまうと行き止まりで道路に上れないため注意されたい。ここでもやはり橋の両側にJRロゴ入りのマンホールが数個設置されている。

撮影日:2008年7月20日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:20mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/160秒 絞り:F3.5 感度:オート) トリミング
藻塩橋の上から眺めた田町排煙所

藻塩橋の脇に田町排煙所の換気塔が建っている。火災時のみの使用が目的であるため、これまで見てきた換気塔の中では最もサイズが小さい。トンネル内の火災時には高温の煙を排出することになるため排気口は運河に向けて設置されているが、幸いなことに東京トンネルの開業から32年間この換気塔が使われるような事故は一度も起こっておらず、通風のないルーバーにはサビが出始めている
ちなみに、Googleマップではこの建物の名称が「田町排水所」とされているが、この立坑に排水の機能はない1つ前の記事で述べたとおりこの立坑に排水の機能があるかは不明である(2009/10/25修正)。

撮影日:2008年7月20日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/125秒 絞り:F4 感度:オート)
田町排煙所を裏から見たところ。

撮影日:2008年7月20日 カメラ:CanonPowerShotA700 レンズ焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/60秒 絞り:F2.8 感度:オート)
国鉄「工」マーク入りのマンホール。

立坑は田町排煙所裏の道路下に設置された。立坑自体はトンネル完成後埋め戻されているが、周りと地盤の硬さが異なるためかこの付近だけ路面が少し波打っている。ここでも例のマンホールが登場するが、蓋の中央に入っているのはJRのロゴではなく国鉄のロゴ「工」の文字である。恐らく舗装の打ち替え時期の関係で蓋が交換されなかったものと思われる。

(つづく) このエントリーをはてなブックマークに追加
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