感情と理性のベクトル

カテゴリ:雑記 | 公開日:2007年01月14日20:15
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


水曜日、大学でプレゼンテーションの授業がありました。これまで物づくりの流れを一通り体験するという内容のものでその結果や考察をまとめようというものです。全班の発表が終わった後、教授が締めくくりにと黒板に上のような図を書きました。

技術者として必要とされるのは理性だ。
ただ「好きか」「嫌いか」という感情に任せているだけでは決していい結果は出てこない。
他の人から指摘をされたところは素直に「聞く」方がいい。
さらに、ちょっと視点を変えて(客観的に見て)みると今まで見えてこなかった問題点や解決策に「気づく」かもしれない。
そうして根気強く、何度も試行錯誤をしていけば必ず結果は出てくる。

4日間の間に記憶がかなり曖昧になってしまいましたが、確かこんな感じの内容だったと思います。

私がいいなと思ったのはこの“ベクトルの図”です。
正直、この2次元座標で人の気持ちを簡単に表せると思ったからです。


例1:今問題になっているいじめ問題。
「いじめをなくそう!」など叫ぶのははっきり言って大人の妄想にしか過ぎないと思います。
なぜか?それは子どもの場合この2次元座標で言えば、感情の表し方も未熟であるし語彙数もはるかに少ない、つまり感情を抑える「理性」の最大値が低いです。だから成績のいい子に対する「ねたみ」とか、真面目な素振りをしている子に対する「対抗」などの自分が気に入らないという思いがわずかにでもあれば、それをきっかけとして必然的に感情に任せて「排除」という行動に走ってしまう。また、周りがそういう行動をすれば「自分が取り残される」と感じてそこに参加せざるを得ないという流れになります。(これは「見てみぬ振りをする」という行為も含まれる。)

例2:企業の不祥事。これはお金に対する過剰なまでの執着心が原因だと思います。
政府は「不況を脱した」ごとき姿勢ですが、相変わらず企業の経営は厳しいままです。企業の経営陣は少しでも利潤を得ようとど努力します。そうした中で顧客がまず最低条件として望んでいる「安全」などの事項が見えなくなってしまいます。結果として社員への教育も不十分になり、現場ではメチャクチャなことをやり始めてしまいます。不二家の消費期限切れ牛乳使用などはその典型的な例です。


でも、こういう悪いことをしている人を見ている人は見ています。痛いしっぺ返しがやってくる日はそう遠くないかもしれません。皆さんくれぐれもご注意を。
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テーマ:心理学 ジャンル:心と身体
タグ:  心理学

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