大江戸線汐留駅の謎のトンネル

カテゴリ:鉄道:駅・施設・風景 | 公開日:2006年10月05日13:41
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。



日テレタワーの地下にある都営大江戸線汐留駅入口

都営大江戸線の汐留駅は地上に単独の出入り口を持たず、すべて地下街の中に出入り口があるちょっと変わった地下鉄駅です。駅が位置する場所が汐留シオサイトの再開発地区のど真ん中であったことから従来の構造に縛られずに駅を作ることができたのでこのような構造になったようです。大江戸線全線開業時点では地下街が完成しておらず、この駅だけがしばらく通過扱いになったのはご存知の方も多いでしょう。

謎のトンネル=浅草線への連絡通路
一番北側(新橋駅寄り)にある階段を下りてホームへ出ます。一見すると何の変哲も無い地下鉄駅ですが、月島・両国方面行きの線路を見渡すとグチャグチャとポイントが入り組み、そのうち1線は壁の向こう側へと消えていっています。

▼この通り


ホームまでの通路から。

▼ホームから眺めるとこんな感じ


架線や軌道回路(インピーダンスボンドが置かれている)があることを考えると単なる保守用機械の置き場所ではなさそうです。



実は、この線路はそのまま汐留地区の地下を抜け、都営浅草線の大門駅付近へつながるものなのです。大江戸線は清澄白河と光が丘に自線用の車両基地を持っていますが、設備的にはやや不十分であるため、この連絡線を通って浅草線の終点西馬込にある馬込車両基地へと運んで検査を行うことになっています。浅草線は通常型の地下鉄、大江戸線はリニアモーターの小断面地下鉄と仕様に大きな差があるため、大江戸線車両は浅草線内では自走できず、専用の電気機関車にけん引されて馬込車両基地に向かうことになっており、このための機関車もすでに準備されています。

連絡線のトンネルは地上の道路と一体で建設が行われていてまだ工事中の場所もあり、ここを大江戸線の車両が通り抜けていくのはしばらく先の話になりそうです。
このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサード リンク

最新記事

須坂市のマンホール(2019/04/14)
千駄ヶ谷駅改良工事(2019年取材)(2019/04/12)
JR飯田橋駅ホーム移設工事(2019年2月16日取材)(2019/03/22)
JR御茶ノ水駅改良工事(2019年2月16日取材)(2019/03/20)
東京メトロ千代田支線北綾瀬駅ホーム延伸工事(2019年1月25日取材)(2019/03/14)
京急大師線地下化工事(2019年2月26日取材)(2019/03/03)
京成博物館動物園駅跡、開く。(2019/02/08)
2019年のご挨拶(2019/01/31)
長野市のマンホール(2018/12/29)
東急東横線祐天寺駅通過線新設工事(2016~2018年取材まとめ)(2018/10/28)
月別アーカイブ

全記事タイトル一覧

お知らせ

【東急新玉川線書籍化プロジェクト】2/1(金)より東急新玉川線(下)の書店委託販売を開始します。。詳しくは→こちら(2019,01,30)
当サイトは近日中にSSL化(暗号化通信対応)する予定です。SSL化後は古い携帯電話(ガラケー)で閲覧ができなくなる場合があります。新しい環境への移行をお勧めいたします。(2019,02,15)
過去のお知らせ一覧
更新情報Twitter

おすすめ&スペシャル

「東急新玉川線」書籍化プロジェクト
「京葉線新東京トンネル」書籍化プロジェクト
「総武・東京トンネル」書籍化プロジェクト YouTube再生リスト:小田急線地下化・複々線化 YouTube再生リスト:渋谷駅再開発

おすすめ記事

@takuya870625 Twitter