開港の道①「山下臨港線プロムナード」
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。写真
「山下臨港線プロムナード」の赤レンガ倉庫側入口
「山下臨港線プロムナード」の赤レンガ倉庫側入口
山下公園の端から赤レンガ倉庫まで高架橋になった遊歩道が続いています。これはJR桜木町駅付近にあった貨物駅から山下埠頭まで延びていた貨物線の跡です。数年前まで山下公園内にも高架橋が残っていました。遊歩道上からはみなとみらい地区や大さん橋、横浜ベイブリッジなど横浜港内を一望できます。
写真
山下公園の端にある「山下臨港線プロムナード」の入口
山下公園の端にある「山下臨港線プロムナード」の入口
遊歩道に生まれ変わった高架橋は、北へカーブし、徐々に高度を下げながら赤レンガ倉庫の前まで至ります。途中には運河を渡る橋もありますが、これも鉄道線時代のものを流用しており、床面にはレールが埋め込まれています。道端の植え込みの中にカーブ半径を示した標が残っています。これぞ紛れもない鉄道の遺構。ちなみに鉄道線当時とは道路の形が大きく異なっており、この標に書かれている「半径350mのカーブ」の跡は見出せません。
写真
左上:山下臨港線プロムナードの入口
右上:高架橋の上からみなとみらい方面を眺める
左下:鉄道線時代そのままの橋梁
右下:植え込みの中に残る「半径350m」の曲線標
左上:山下臨港線プロムナードの入口
右上:高架橋の上からみなとみらい方面を眺める
左下:鉄道線時代そのままの橋梁
右下:植え込みの中に残る「半径350m」の曲線標
山下橋(山下公園の外れ)のそば、山下埠頭へ入る道路上に残る踏切の跡です。これは他の鉄道線跡のように「モニュメント」として後から設置したものではなく、鉄道として使用していた当時のものと思われます。
この後赤レンガ倉庫、汽車道を通って桜木町駅へ向かいます。
(つづく)

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