京浜急行

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

GWの撮影分最後は京浜急行です。

京浜急行電鉄は東京の品川と羽田空港、神奈川県の三浦半島(逗子・三崎口)を結ぶ路線です。品川からはそのまま都営浅草線を介して京成電鉄・北総鉄道とも乗り入れを行っています。

他社との乗り入れを行っているため、特に品川~京急蒲田間はさまざまな形式を見ることができる区間として有名です。(※京急では軌道回路短絡の信頼性確保という名目で、先頭台車は必ず重い電動台車とするよう決められており、そうなっていない京成3500形未更新車など一部の形式は乗り入れできない。)

全線複線(一部区間を除く)の限られた線路容量を限界まで使用したダイヤが組まれており、品川~金沢文庫間で首都圏私鉄では最長の12両編成での運転を行っています。古くから並行するJR(国鉄)との熾烈な競争が起きており、巨額の投資をにより線路の連続立体交差化・設備改良を行い、さらに車両も首都圏としては破格の高性能なものとして、品川~横浜間でつくばエクスプレスに次いで速い最高速度120㎞/h運転を実現しています。(この弊害として急な加減速が続くため「よく揺れる」と言われることも多い。)

1500形 新逗子~金沢文庫(普通)で乗車



1985年にデビューした通勤形車両です。一般に私鉄の電車はJRと違い、毎年少量ずつ長期間にわたって増備が続くため時代のすう勢に合わせてさまざまな設計変更が行われるのが常です。この車両もその例外ではなく、途中で鋼製車体からアルミ車体に変更され、さらには界磁チョッパ制御からVVVFインバーター制御(車番を1700番台にして区別)に変更されています。以前は戸袋窓がついている車両もありましたが、車体更新に伴い閉鎖されています。快特から普通まで幅広い用途で使用されています。

(新逗子駅にて撮影。)

600形 金沢文庫駅ホームから撮影



当初は快特での使用を考えたのかオールクロスシートで増備されたのがこの600形です。初期車はラッシュ対策で「ツイングル・シート」と呼ばれる収納式座席を装備していましたが、複雑な構造がメンテナンス面で不評だったのか、後に通常のクロスシートさらに一部は改造でロングシートに変更されています。こちらも使用される種別は限定されておらず都営地下鉄・京成線などにも乗り入れを行います。地下鉄にクロスシート車が乗り入れるのは関東では異例のことです。

新1000形 金沢文庫~品川(快特)で乗車



快特用の2100形の増備が終了した後続けて製造が始まったのがこの新1000形です。車体は3扉・ロングシートの通勤車仕様で、2100形と同じくドイツSEIMENS製のVVVFインバーターを採用しており、起動時のモーター音の音階は鉄道ファンならずとも有名です。しかし、途中でインバーターの制御素子がGTO素子からIGBTに変更され起動時の音階は鳴らなくなりました。このほかにも行先表示機のLED化、補助電源の回路構成変更など、仕様変更しながらの増備は続いています。1000形はまだ古い車両のほうも残っていますが、廃車が進んでおり番号の重複は起きていないようです。

(品川駅にて撮影。隣の線路を走るのは京成3700形。)
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