我が町にSLがやってきた!~SL・DL春さきどり号撮影レポート~(2/2)

SL・DL春さきどり号撮影レポート

8か月ぶりの更新再開ということで、まずは2月以来放置してしまった「SL春さきどり号」レポの続きをお送りしたいと思います。

▼関連記事
我が町にSLがやってきた!~SL・DL春さきどり号撮影レポート~(1/2)

■2月13日(金):千葉みなと駅
撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/125秒 絞り:F4 感度:オート)
出発を待つ「SL春さきどり号」

「SL・DL春さきどり号」の本運転初日となった2月13日(金)は京葉線千葉みなと駅へ向かいました。木更津から来た「DL春さきどり号」は中線である2番線に入線し、DLを切り離して折り返し「SL春さきどり号」となる運行形態です。この日は初日ということもあり、SLが着く側のホームでは出発式が行われており、くす玉などが準備されていました。(この日は午後から某企業の会社説明会に出席するため、出発式は見ずに千葉みなと駅を発ちました。)反対側の3番線ホームは写真の通り文字通り「黒山の人だかり」状態で、ロープを張って転落事故が起きないよう押さえている状態です。撮影には一苦労でした。

撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:7mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/80秒 絞り:F4 感度:オート)
上り「DL春さきどり号」の先頭を務めたDE10 1665

この日、木更津→千葉みなとの往路で先頭を務めたのは宇都宮運転所所属のDE10 1665でした。C57 180の側とは異なり、こちらは人気がないのか閑散としていてとくに混乱もなく撮影することができました。ヘッドマークは「DL春さきどり号」が青地、「SL春さきどり号」が黄地となっており、例年通り機関車の所属区表記もC57が「千」(千葉)、DE10が「木」(木更津)に差し替えられていました。

撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/125秒 絞り:F4 感度:オート トリミング) 撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:35mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/250秒 絞り:F4.8 感度:オート)
撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:27mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/200秒 絞り:F4 感度:オート) 撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:23mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/125秒 絞り:F4 感度:オート) 撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:15mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/125秒 絞り:F3.5 感度:オート)
上段 左:「SL春さきどり号」ヘッドマーク 右:「DL春さきどり号」ヘッドマーク
下段 左:客車の行先表示 中:C57側面のプレート類 右:DE10側面のプレート類

※5枚ともクリックで拡大

撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/40秒 絞り:F2.8 感度:オート) 撮影日:2009年2月15日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:10mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/15秒 絞り:F3.2 感度:オート)
左:駅弁や鉄道グッズの販売ブース 右:記念入場券
※クリックで拡大

一方、ホーム下のコンコースではSL見学者向けに駅弁や鉄道グッズの販売が行われていました。また、改札外の券売機前では台紙付きの記念入場券(硬券・価格は通常の入場券と同じ130円)が発売されており、こちらは長蛇の列ができていました。この入場券は列車が停車する五井、姉ヶ崎、木更津の各駅でも発売され、各日限定1000枚の発売分は瞬く間に完売した模様です。(昨年の「SL南房総号」運行の際、勝浦駅で限定スタンプを押した入場券を発売しており、今回はそれをさらに発展させたものと見ることができる。)

撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/60秒 絞り:F2.8 感度:オート) 撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/60秒 絞り:F2.8 感度:オート) 撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:6mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/60秒 絞り:F2.8 感度:オート)
このほか、コンコースにはC57形蒸気機関車の概要などを示したポスターが多数掲出された。
※クリックで拡大

■2月14日(土):快速春さきどり号撮影
撮影日:2009年2月13日 カメラ:CanonPowerShotA700 焦点距離:10mm 露出モード:オート(シャッター速度:1/400秒 絞り:F6.3 感度:オート)
快速春さきどり号(稲毛海岸~千葉みなと間にて)


翌2月14日(土)は稲毛海岸~千葉みなと間の陸橋で「快速春さきどり号」を撮影しました。「快速春さきどり号」は主にSL見学者向けの列車として運行されたもので、「3号」については蘇我駅で貨物列車用の待避線に停車中の「SL春さきどり号」を追い抜き、以後の駅へ先回りできるようなダイヤが組まれています。列車に使われたのは勝田車両センター所属の485系6両編成です。ダイヤの詳細は以下の通りとなります。

快速春さきどり1号(9231M)
東京11:20発

新木場11:28着・11:30発

千葉みなと12:04着・12:07発

蘇我12:11着・12:12発

誉田12:19着

快速春さきどり2号(9232M)
誉田12:37発

蘇我12:45着・12:49発

千葉みなと(2番線)12:54着

快速春さきどり3号(9133M)
千葉みなと(2番線)13:04発

蘇我13:08着・13:09発

五井13:19着・13:20発

姉ヶ崎13:25着・13:32発

木更津13:45着

■2月15日(日):内房線長浦~袖ヶ浦間で撮影
本運行最終日の2月15日(日)は内房線の長浦~袖ヶ浦間の直線区間で撮影を行いました。撮影場所は2年前に千葉デスティネーションキャンペーンのオープニングイベントとして運行された「SLちばDC号」を撮影した地点です。

撮影日:2009年2月15日 カメラ:PENTAX K10D レンズ:smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL 焦点距離:55mm 露出モード:シャッター速度優先(シャッター速度:1/500秒 絞り:F6.7 感度:ISO-200)
まずは上り「DL春さきどり号」。C57は最後尾にぶら下がる形であるが、汽笛を断続的に鳴らし続けていた。
※クリックで拡大

撮影日:2009年2月15日 カメラ:PENTAX K10D レンズ:smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL 焦点距離:55mm 露出モード:シャッター速度優先(シャッター速度:1/500秒 絞り:F5.6 感度:ISO-100)
下り「快速春さきどり3号」

撮影日:2009年2月15日 カメラ:PENTAX K10D レンズ:smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL 焦点距離:55mm 露出モード:シャッター速度優先(シャッター速度:1/350秒 絞り:F5.6 感度:ISO-100)
下り「SL春さきどり号」。直前になって晴れ間が広がった。
※クリックで拡大

午前中の「DL春さきどり号」の通過時点では一面の曇り空で、カメラの感度を上げざるを得ない状態でした。しかし、午後になり、「SL春さきどり号」が通過する直前になると待ち構えていたかの如く急激に天候は回復し、背中に温かさを感じられるほどの陽気となり、絶好のポジションのもと撮影を行うことができました。ちなみに、カメラのバッテリーは前日に充電を忘れていたためこの「SL春さきどり号」を撮影した直後に容量がゼロになり電源が切れました。まさに「間一髪」のところでした。

最後に、動画もどうぞ。



ちなみに、JR東日本千葉支社によると今回のSL運行5日間(試運転を含む)による人出はのべ11万6千人に上ったとのことです。
千葉県の名物となりつつある春のSL運行。来年も運行されることを期待したいと思います。

▼参考
「SL春さきどり号」運転を終了いたしました。 - JR東日本千葉支社

▼関連記事
●2007年の運行
【速報】SLちばデスティネーションキャンペーン号運転!撮影レポート〈2007年2月1日作成〉
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SL/DL南房総号撮影レポート(2)館山駅(2007年2月13日作成)
SL/DL南房総号撮影レポート(3)DL南房総号(2007年2月14日作成)
SL/DL南房総号撮影レポート(4)木更津駅(2007年2月15日作成)
SL/DL南房総号撮影レポート(5)撮影マナー考(2007年2月16日)

●2008年の運行
DL南房総号@館山~九重 - SL/DL南房総号2008〈1〉 (2008年1月28日作成)
勝浦駅折返しの様子 - SL/DL南房総号2008〈2〉 (2008年1月30日作成)
SL南房総号@安房鴨川~太海 - SL/DL南房総号2008〈3〉 (2008年1月31日作成)
館山駅側線で整備中のD51-498 - SL/DL南房総号2008〈4・終〉 (2008年2月1日作成) このエントリーをはてなブックマークに追加
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SL/DL南房総号撮影レポート(5)撮影マナー考(2007年02月16日作成)
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千葉県内の蒸気機関車
昔の千葉県内にはチョコレート色の旧型客車を牽引した蒸気機関車が活躍した。総武線と横須賀線の総武・東京トンネルが無かった頃、両国の発着ホームがあったからだ。総武線、成田線、外房線、内房線は電化されてなかった頃には蒸気機関車が客車を牽いて走ったんだが、電化間近で廃車となった。石炭が採れなくなって蒸気機関車は廃止され、ディーゼル機関車と交代した。千葉県内のJRは電化が進み、毎年2月にはデコイチことD51
498の蒸気機関車が青い客車を牽いて外房と内房を走るようになったが、途中向きをかえて走るための転車台(ターンテーブル)が無いと困ってる。蒸気機関車が先牽きしてディーゼル機関車が後押ししたほうがいいかもしれないな。
2010/06/03 21:07 | URL | 投稿者:タクロウ [編集]
Re: 千葉県内の蒸気機関車
タクロウさま>
房総地区の電化は首都圏の中では最も遅い昭和40年代後半のことで、蒸気機関車の活躍を長く見ることができた線区として有名ですね。今年は折からの不況を受けてか残念なことにSLの運転は行われませんでしたが、過去3年間の事例を見るとこのイベントは房総地区の観光振興に絶大な効果をあげていることからぜひとも復活を願いたいところです。
ちなみに、ターンテーブルは木更津駅の側線のみにしか残っていないため、過去3年の運行では片道のみディーゼル機関車が牽引するという運転方法がとられています。(ターンテーブルは以前は千葉駅西側の千葉気動車区(跡地は現在西千葉公園となっている)など千葉県内各所に設置されていましたが、蒸気機関車の引退とともにその大半が撤去されてしまいました。)
2010/06/04 11:19 | URL | 投稿者:takuya870625(管理人)
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