工区割り - 総武・東京トンネル(2)


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■工区割りと副名称
▼参考
工事誌(総武線)379・380ページ

いよいよトンネルの建設が開始されるわけであるが、この「総武トンネル」は全長が約3.3kmあるため、全体をいくつかの区間に分割して建設することとなった。各工区ごとに副名称があり、千葉方面から順に以下のとおりとなっている。

※トンネル名称の次の数字はトンネル開始・終了地点のキロポスト(東京駅起点)。Lはトンネル長さ。

1、両国トンネル:3km320m74~3km140m74(L=180m00):トンネル坑口

2、隅田川トンネル:3km140m74~2km796m20(L=344m54):隅田川直下

3、柳橋トンネル:2km796m20~2km342m18(L=454m12)

4、馬喰町トンネル:2km342m18~2km018m98(L=323m20):馬喰町駅

5、小伝馬町トンネル:2km018m98~1km342m11(L=676m87)

6、新日本橋トンネル:1km342m11~1km019m71(L=322m40):新日本橋駅

7、室町トンネル:1km019m71~0km482m84(L=536m87)

8、銭瓶トンネル:0km482m84~0km344m66(L=138m48):東京駅入口分岐器群

9、丸の内トンネル:0km344m66~0km000m00(L=344m66 ※横浜方にさらに387m00続く):東京駅

さて、これらのトンネルだが前回の記事で述べたとおり東京23区のど真ん中ということで多数の地下鉄・道路などと交差している。地下30mまでの断面図を描くと以下のようになる。


総武トンネル縦断面図。右端の「T.P」は海抜(東京湾平均海面基準の標高)を示す。図中の省略記号の意味は以下の通り。
●首都高 C1:都心環状線 Y:八重洲線 1:1号上野線 6:6号向島線
●RXXX :曲線半径
●X‰(パーミル):勾配


トンネル入口から東京駅までに交差する河川が3本、鉄道が8本、高速道路が4本(※)・・・自分で書いていて何が何だかわからなくなってしまった。それくらい複雑な構造である。このような空間に一体どのようにしてトンネルを建設したのだろうか?次回以降の記事では各工区ごとに建設方法や構造上の特徴そして現地の写真などを交えて解説していく予定である。

※このほか、計画があったものの実際は建設されなかったものがいくつか存在する。

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