銀塩写真とデジタル写真

カテゴリ:雑記 | 公開日:2006年01月28日16:32
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


コニカミノルタ、フイルム事業から撤退・・・
私も最近写真を撮るときは、ほぼ100%携帯電話のカメラを使っていて、フイルムのカメラをほとんど使っていないのです。また、電器店などでも並ぶのは極小サイズのデジタルカメラばかり。フイルムのカメラは隅の方で肩身の狭い思いをしています。これも時代の流れですかね。
6年前くらいに御覧の一眼レフカメラ(PENTAX MZ-7)のセットを買いました。このほかにもう一つ300mmレンズと三脚があります。しかし、3年前にカメラ付き携帯電話を買ってからはほとんど出番がなく、押入れで眠り続ける日々。今日出してきたときには、電池切れになっていました。最後の「出動」は実に3年前の2003年9月16日、東京駅での新幹線100系引退セレモニーでした。(まだこのフイルムはスリーブのまま・・・プリントにして取り込まねば・・・。)
携帯電話などデジタルの便利さは、その扱いやすさに尽きるでしょう。銀塩写真(フイルム)の場合、その性質ゆえの不便さがあります。

①フイルムは使用期限があり、過ぎた場合の撮影品質に問題がある。
②撮影したフイルムは一刻も早く現像に出す必要がある。フイルムの感光はフイルム表面のハロゲン化銀の化学反応による。(これぞ「銀塩」と呼ばれるゆえんだ!)現像による処理をせず放置すればするほど劣化する。このためフイルムを全部使い切ったかに関わらず、巻き取って現像に出す必要があるため、未撮影分が無駄になる。また、現像は基本的に店に頼む必要があり、費用や時間の面でも不便。
③現像をしても保存が大変。かさばるフイルムは場所をとるうえ、ここでも劣化を完全に防ぐことはほぼ不可能。プリントでもフイルムでも、光による変色やカビの発生など問題があり、永久的な保存は不可能だ。
④長期保存のためPCに取り込むにしても、スキャナを使い1枚1枚作業をする必要がある。(→最近は写真屋さんで頼めばCD-ROMにしてくれる。)

デジタルカメラはこうした問題を一気に解決する、夢のような発明であったわけですね。特に撮影したデータを、PCにUSBケーブルでダイレクトに取り込み、即座にプリンタで印刷できる便利さは、従来の写真の概念を変えてしまうものでした。初期のデジカメは画素数も少なく、画像のキメも荒かったのですが、最近では携帯電話でもメガピクセルが当たり前となり画質も向上し、こうした巨大なデータを処理できる大容量記憶メディアの出現ともあいまって、従来の銀塩写真との実用上の差はほとんどなくなりました。こうした背景から、フイルムを扱うメーカーは次々と経営方針の転換に迫られ、前述のようにコニカミノルタのフイルム事業撤退へと進んでいったのでしょう。

ちなみにこのブログ内の写真も、ほとんどが携帯カメラで撮影したものです。(もちろん上の写真も!)やはり数分前に撮影したデータでさえも扱えるこの便利さは捨てがたいものがありますね~。
このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサード リンク
<<<新しい記事:京成3200形片開きドア車
古い記事:バスもチェーン装着>>>

Facebookのコメント

コメント

コメント機能をご利用の際は必ず注意事項のページをご覧ください。
不適切な投稿内容は修正・削除される場合があります。また、内容によっては管理人からのレスが付かない場合がございます。確実に返信が欲しい場合はEメールをご利用ください。

管理者にだけ表示を許可する(管理人からの返信が付きません)


最新記事

首都圏外郭放水路庄和排水機場(2016/10/02)
相鉄・東急直通線建設工事(2016年取材②新綱島~日吉)(2016/09/10)
相鉄・東急直通線建設工事(2016年取材①羽沢~新横浜)(2016/09/07)
相鉄・JR直通線建設工事(2016年6月取材)(2016/08/27)
茨城県・守谷市のマンホール(2016/08/26)
東京メトロ千代田支線北綾瀬駅ホーム延伸工事(2016年6月4日取材)(2016/08/21)
東武伊勢崎線竹ノ塚駅高架化工事(2016年6月4日取材)(2016/08/14)
次期「書籍化」プロジェクトへの道すじ(2016/08/12)
JR飯田橋駅ホーム移設工事(2016年6月取材)(2016/08/06)
東急東横線10両化&関連工事(2015・2016年取材)(2016/08/03)
月別アーカイブ

全記事タイトル一覧

お知らせ

【総武・東京トンネル書籍化プロジェクト】COMIC ZIN様で欠品しておりました「総武・東京トンネル(上・下)」の販売を再開しました。詳しくは→こちら(2016,04,10)
さらに前のお知らせ

おすすめ&スペシャル

「総武・東京トンネル」書籍化プロジェクト 当サイトの前身であるYahoo!ブログから運営通算10周年を記念し、2008年に連載した「建設史から読み解く首都圏の地下鉄道① 総武・東京トンネル」についてほぼ白紙から書き直し、自主制作本(同人誌)にまとめるプロジェクトです。2015年3月のコミケットスペシャル6で総武線区間について取り上げた「上巻」、12月のコミックマーケット89で横須賀線区間について取り上げた「下巻」をそれぞれリリースし、昼過ぎに完売となる大好評となりました。現在書店(COMIC ZIN)様にて絶賛発売中です。

おすすめ記事

@takuya870625 Twitter