カテゴリ:雑記

2011年の当ブログ人気記事とアクセスの傾向

2011年

2011年も本日で終了となります。昨年に引き続き今年もアクセス解析の結果をもとに、このブログの今年の人気記事や検索ワードなどについて振り返ってみたいと思います。

■人気記事TOP15

1位:東北縦貫線建設と品川駅構内の工事(2011年1~4月取材まとめ)
(2011年6月19日作成)


東北縦貫線については2009年から取材をしていますが、今年6月に作成した記事は作成早々から記事を配信している鉄道.comで上位にランクインするなど高い注目を集めており、現在もGoogle検索で「東北縦貫線」と検索すると上位5位以内にこの記事が表示されています。この記事作成後も取材は続けており、近日新たな記事を公開できる見込みです。

2位:東急東横線代官山~渋谷間地下化工事(2011年1・6月取材)
(2011年6月30日作成)


こちらも2009年から取材を続けていますが、いよいよ来年の東横線・副都心線の直通開始が迫っていることもあり、公開早々から鉄道.comで上位にランクインするなど注目を集めました。

3位:山手線ホームドア設置工事とE231系改造の現況
(2010年4月5日作成)


こちらは昨年作成した記事ですが、7月5日にYahoo!ニュースのJRグループのカテゴリで山手線で9駅に先行してホームドアを整備することが報じられた際参考記事として紹介され、紹介されていた半日ほどの間に6千回以上閲覧されました。当ブログの記事がYahoo!ニュースで紹介されるのはYahoo!ブログ時代から通算して3回目となります。

4位:東急東横線・みなとみらい線10両編成対応化工事(2011年1・6月取材)
5位:京急蒲田駅連続立体交差化工事(2010年4月3日取材)とダイヤ改正を巡る混乱
6位:【速報】【動画】東北地方太平洋沖地震、千葉市美浜区の様子
7位:小田急の新しい信号・保安装置「D-ATS-P」
8位:東急東横線地下化&10両編成対応化工事(2010年3月20日取材)
9位:武蔵野線吉川美南駅新設工事(2010年9月5日取材)
10位:東北縦貫線工事(2009~2010年取材まとめ)
11位:小竹向原~千川間連絡線新設工事(2011年1月9日取材)
12位:現在の工事状況 - 相鉄・JR直通線&相鉄・東急直通線新設工事2011(2)
13位:【第2報】【写真】東北地方太平洋沖地震、千葉市内の様子
14位:仙石線で導入される新しい信号システム「ATACS」
15位:小田急線複々線・連続立体交差化工事(1・完成区間)

4~15位の間は完成して間もない、もしくは近々完成する鉄道関係の工事の記事が大半を占めました。このうち、小竹向原駅の記事は10月4日に信号ケーブルを切断する事故があった際に、仙石線のATACSの記事は3月・9月の使用開始発表時アクセス数が急増する傾向が見られました。
また、この中で忘れてはならないのは何といっても6位と13位に入った東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)です。3月11日に発生した東日本大震災は地震の規模が国内の観測史上最大のマグニチュード9.0に達し、直後に発生した巨大津波により東北地方を中心に500平方キロメートルが浸水死者・行方不明者数は2万人を超えるともいわれる我が国屈指の大災害となりました。また、地震により冷却機能を失った東京電力福島第一原子力発電所国内の原子力史上初となるメルトダウン(炉心溶融)事故を起こし、完全な収束の見通しは未だに立たない状況が続いています。
この震災により東北地方を中心に鉄道も大きな被害を受けており、一部では線路の移転やバスでの代替などを巡って具体的な検討が始まっているところも存在します。14位の仙石線の新しい信号システム「ATACS」当初は3月のダイヤ改正時に導入が予定されていたものですが、震災や夏に襲来した台風で設備が大きな被害を受けたことから10月まで導入が延期されました。
筆者が住む千葉市美浜区でも大規模な液状化現象が発生し、区内の戸建て住宅の一部では家屋が傾斜し居住が不可能になるなど少なからず被害を受けています。
被害規模の甚大さや原発事故収束が不確定であることもあり、9か月が経過した現在も具体的な復興計画は立っていません。被災された方々には改めてお見舞いの意を申し上げるとともに、2012年は一刻も早く被災地の方々が元の生活を取り戻せるよう願っております。

■検索キーワード

1位:東北縦貫線関連(東北縦貫線、品川駅工事など) 約15000回

2位:京急蒲田駅高架化関連
(京急蒲田駅工事、京急蒲田駅高架化など) 約8500回

3位:東急東横線・東京メトロ副都心線直通関連
(東横線地下化、東横線10両化など) 約6300回


4位:小田急線地下化関連(小田急線複々線化、小田急線地下化など) 約5700回
5位:仙石線ATACS関連(ATACS、ATACS使用開始時期など) 約4100回
6位:武蔵野線吉川美南駅関連(吉川美南駅工事、武蔵野線新駅など) 約4000回
7位:豊洲駅改良工事関連(豊洲駅工事、豊洲駅事故など) 約3400回
8位:辻堂駅再開発関連(辻堂再開発、辻堂駅工事など) 約3100回
9位:液状化関連(美浜区液状化、地震液状化など) 約3000回
10位:東京ステーションシティ関連(東京駅再開発、東京駅工事など) 約2700回
11位:浦和駅高架化関連(浦和駅工事、浦和駅高架化など) 約2600回
12位:京急大師線地下化関連(京急大師線地下化など) 約2400回
13位:横須賀線武蔵小杉駅関連(武蔵小杉駅工事、武蔵小杉駅連絡通路など) 約2300回
14位:千葉駅改良工事関連(千葉駅工事、ペリエ解体など) 約2000回
15位:京急C-ATS関連(京急C-ATS、京急ATSなど) 約1900回

検索キーワードもおおむね閲覧数のランキングと同じ傾向となりました。7位の豊洲駅改良工事の記事は12月7日に軌道の交換作業中に事故が発生した際アクセス数が急増しました。この軌道交換は作業員1名が亡くなるという惨事となりましたが、駅改良工事とは直接的には関係はないものです。小田急線地下化京急大師線地下化辻堂駅再開発などは昨年作成した記事ですが、ネット上にはあまり詳しく解説しているページが無いことから現在も検索でたどり着く方が多いと思われます。
このほか、上記に入らなかったもので特徴的だった検索ワードとしては「未来へのレポート」(ブログタイトル)、「指向性スピーカー」「成田新幹線などがありました。ブログ名を名指しで検索する傾向は昨年末から若干数見られていましたが、今年に入ってからは特にその傾向が加速しており、呼応する形でフィード(RSS)の購読者数も順調に増加しています。(12月末にはGoogleReaderの登録数が100名を超えました。)
「指向性スピーカー」は昨年2月に作成した記事に対応するものです。JASRAC等の指摘で発車メロディーのサイトがほぼ壊滅して久しいわけですが、やはりこの分野は根強い人気があるようで、スピーカーの種類などについて興味をもたれた方がお読みになっている者と思われます。
「成田新幹線」も昨年2月に作成したものですが、市販の書籍の誤りを指摘した内容の重大さ故か未だにTwitterなどで多く言及を頂いており、ほぼ同じ閲覧数を維持しています。

来年も読者のご期待のお応えできる記事づくりを目指してまいります。本年のご愛顧に感謝するとともに来年も引き続きの応援よろしくお願いいたします。

ではみなさま、よいお年を。

スポンサード リンク
テーマ:ブログ ジャンル:ブログ
月別アーカイブ

全記事タイトル一覧

おすすめ&スペシャル


YouTube再生リスト:渋谷駅再開発

お知らせ

各記事ページ下部にあるSNSボタンの仕様が古く、一部サービスで不具合を起こしていたため修正しました。(2023.08,12)
2021年以前の記事について、記事のレイアウトの一部やURLを最新記事と同様になるよう修正を進めています。古いURLでアクセスされた場合変更後のURLに自動転送されます。(2023,04,19)


過去のお知らせ一覧
公式X(旧Twitter)


Reports for the future ~未来へのレポート~
Copyright (C) 2008-2023 Umemoto Takuya (takuya870625) some rights reserved. CreativeCommons-Attribution-Noncommercial-ShareAlike-2.1 Japan (About)
Powerd by FC2 Blog. Since:2008,05,17  レイアウト切替: パソコンスマートフォン
※当サイトは個人が運営しています。企業サイトではありません。
未来へのレポートNOW(取材速報Twitter)
※現在Twitterでは頻繁に仕様変更が実施されており、外部サイトのウィジェット表示に不具合が生じています。最新ツイートは@Rf_nowアカウントページにて直接ご確認ください。(なお、全てのツイートをご覧いただくにはTwitterアカウントでのログインが必要となりましたのでご注意ください。)