カテゴリ:雑記

2012年の当ブログ人気記事とアクセスの傾向

2012年に撮影した画像(一部)

2012年もまもなく終わりを迎えます。今回も毎年恒例のブログのアクセス統計を見ながら今年1年間を振り返りたいと思います。

■前年比約3倍のアクセス数を記録!
2011年・2012年の訪問数比較
2011年・2012年の訪問者数比較
※クリックで拡大

 2012年は当ブログ開設以来採り上げてきた鉄道関係の工事が完成ラッシュを迎えており、それに影響される形で当ブログのアクセス数も年間を通じ右肩上がりで増加を続けました。最終的な増加量は訪問数・ページビュー数ともに前年比約3倍となり、過去最高記録を塗り替えました。正確な数字は以下の通りです。

訪問者数・UU数・PV数の比較
2011年2012年
訪問数(セッション数)309,651929,471+200.17%
ユニークユーザー数156,987381,725+143.16%
ページビュー数633,0582,085,648+229.46%

<用語説明>
訪問数(セッション数):当ブログににアクセスした回数。30分以内に他のページを閲覧した場合は1つのアクセスとしてカウントする。
ユニークユーザー数(UU数):当ブログににアクセスした人数。1日に何度アクセスしても1人としてカウントする。
ページビュー数(PV数):当ブログアクセス後実際閲覧したページ数。複数の閲覧はまとめずに全て1回ずつカウントする。

なお、この数字はブラウザのCookieを利用して計測するため、ブラウザを閉じるごとにCookieを削除する設定の場合、アクセスするたびに新しくカウントし直す。

特に、ページビュー数の伸びは著しく、当初予想していた年100万ページビューを2倍以上上回る208万ページビューを記録しました。これら閲覧者数の大幅なにより、11月には累計訪問者数が100万名様を突破したことは記憶に新しいところです。
 次に、ここから先は人気記事や検索キーワードのランキングを元に度のページがよく閲覧されたのかを見てまいりたいと思います。

■人気記事TOP10

1位:東北縦貫線建設&品川駅構内の工事(2012年6月15日取材)
(2012年6月21日作成)


東海道線東京駅と宇都宮・高崎線上野駅を結ぶ新線である東北縦貫線の建設工事は、2010年の初版記事公開以来高い注目度を維持しており、当ブログの最重要コンテンツとなっています。このため、取材間隔はおおむね3カ月を目安としており、この記事以降にも複数の記事を公開しております。ご興味のある方は専用カテゴリを設けておりますのでそちらをご覧ください。→カテゴリ「東北縦貫線・品川駅再開発」

2位:京急蒲田駅連続立体交差化工事(2012年5月19日取材)
(2012年5月30日作成)
3位:京王線調布駅地下化工事(2012年4月7日取材)
(2012年4月22日作成)


2位の京急蒲田駅高架化工事と3位の京王線調布駅地下化工事はいずれも当ブログ開設以来調査を続けている鉄道関係の工事で、いずれも今年完成を迎えたものです。いずれも切替後の残工事(地上の線路の撤去など)があるため今後も調査を続ける予定です。こちらについても専用のカテゴリを設けておりますのでご覧ください。
カテゴリ「京急蒲田駅高架化」 カテゴリ「京王線調布駅地下化」

4位:小田急線複々線・地下化工事(2011年・2012年取材まとめ)(2012年2月1日作成)
5位:東北縦貫線工事&品川駅構内の工事(2012年3月3日取材)(2012年3月21日作成)
6位:東急東横線代官山~渋谷間地下化工事(2011年1・6月取材)(2011年6月30日作成)
7位:東海道線・宇都宮線・高崎線E233系3000番台(2012年7月15日作成)
8位:小田急線地下化&ホーム延長工事(2012年6月23日取材)(2012年7月3日作成)
9位:小竹向原~千川間連絡線新設工事(2012年2月18日取材)(2012年2月20日作成)
10位:東急東横線地下化工事&渋谷ヒカリエ開業(2012年4月取材・その2)(2012年5月12日作成)

4位以降は昨年と同じく現在進行中の鉄道関係の工事に関する記事が中心となっています。7位の東海道線・宇都宮線・高崎線E233系3000番台の記事は、9月以降に宇都宮・高崎線でE233系の営業運転が開始されるのに前後してアクセス数が急増したためランクインしました。11月には東海道線でE231系と併結した状態で本線試運転が行われるなど新たな動きも見られており、ある程度新しい情報がまとまった場合は記事を追加したいと考えています。

■検索キーワードTOP10

1位:東北縦貫線関係(「東北縦貫線 工事」「東北縦貫線 2012」など) 約32000回
2位:京急蒲田駅関係(「京急蒲田」「京急蒲田駅 高架化」「京急蒲田駅 工事」など) 約30000回
3位:東横線・副都心線関係(「副都心線 東横線」「東横線 地下化」など) 約23000回
4位:東京駅復原・再開発関係(「東京駅 再開発」「東京駅 赤レンガ」など) 約17000回
5位:調布駅地下化関係(「京王線 地下化」「調布駅 地下化」など) 約15000回
6位:ブログ名直接検索(「未来へのレポート」「report for the future」) 約15000回
7位:品川駅再開発関係(「品川駅 工事」「品川駅 再開発」など) 約9700回
8位:小竹向原駅連絡線関係(「小竹向原駅 工事」「小竹向原駅 連絡線」など) 約7700回
9位:豊洲駅改良工事関係(「豊洲駅 工事」など) 約7100回
10位:吉川美南駅開業関係(「吉川美南駅 工事」「吉川美南駅 2面2線」など) 約5100回

検索での訪問回数は記事のアクセス数とおおむね同じ傾向を示しました。今年完成を迎えた鉄道関係の工事では鉄道事業者から完成に関する発表がなされると同時に該当する記事のアクセスが増加し始め、完成当日にアクセス数に極めて鋭いピークが現れるという傾向が見られました。以下は一例として京急蒲田駅高架化工事と京王線調布駅地下化工事の年間の検索数の推移で、完成の前後に大きなピークが見られます。

キーワード「蒲田」での訪問数
キーワード「蒲田」での訪問数

キーワード「調布」での訪問数
キーワード「調布」での訪問数

 これ以外に注目すべきものとしては直接ブログ名で当ブログを検索して訪問される方がこの1年で大幅に増えたことがあげられます。これはGoogle検索の検索候補欄の一部に当ブログのタイトルが表示されることも一因ですが、何より4年にわたる運営期間を経て当ブログの知名度が大きく向上してきたことの表れともいえます。
 また、今年は残念なことに2月に岡山県の水島コンビナートで建設中の海底トンネルで大規模な出水事故が発生したり、12月に山梨県の中央自動車道笹子トンネルで天井板の落下事故が発生するなど、トンネルに関係する事故が多発した年でもありました。当ブログでは以前シールド工法やトンネルの換気方式に関して記事を作成しており、事故発生後にこれらの記事のアクセス数が急増する現象が見られました。この点については良くも悪くもこのブログの知名度が際立ってしまった格好となりました。

■ブランドを生かして次なる飛躍へ

このように、今年の当ブログは以前の「一個人が運営する無名のブログ」という範囲から脱却し、確固たるブランドとしての地位を確立しつつあります。2013年はこのブランド力をさらに高めるべく、現在以下の項目について検討を行っています。

(1)独自ドメインの導入
FC2ブログでは2012年夏より有料プランを契約することにより、URL(アドレス)の独自ドメイン化が可能となりました。独自ドメインを導入すると、URLが単純でわかりやすいものになるほか、検索エンジンによるサイトの評価が上がり、より多くの皆様に当ブログの記事に触れていただくことが可能となります。幸いなことに現在の当ブログはアクセス数の増加により、有料プラン契約に必要な料金程度は賄えるレベルに達しています。このため、東急東横線・東京メトロ副都心線の直通運転が開始される来春頃を目途に独自ドメインへの切替を行うべく現在検討を進めています。

(2)ブログ以外の媒体(電子書籍など)への展開
実はこの1年間、出版やコンテンツ関係の複数の企業様より「当ブログを電子書籍化しないか?」というオファーを頂いております。オファーをいただいた段階ではまだ時期尚早と判断し、実行を躊躇していましたが、今後のブランド力強化や運営に向けた原資を確保する観点からも、ぼちぼち本格的に別媒体への展開を考えてよい時期に来ていると判断しました。これについては現在まだ具体的な計画はまとまっておりませんが、一つの方法として個人で利用可能な電子書籍の販売サービスを利用して当ブログの内容を元にした電子書籍を発売できればと考えています。このあたりはまだ筆者にも経験が全くなく、未知の領域ですのでアドバイス等をいただければ幸いでございます。


2012年は皆様の絶大なる支援により当ブログは大きな発展を遂げることができました。
2013年も引き続き変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。


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