新京成新鎌ヶ谷駅周辺の高架化(2019年4月9日取材)

真新しい高架線を行く新京成N800形電車。今冬からの新形式の導入も決定した。

新京成電鉄の新鎌ヶ谷駅周辺では現在高架化工事が進められています。2017年に下り線の高架化が完了しましたが、その後調査を行っていなかったため、4月に2年ぶりに現地を訪れてまいりました。今回は高架化された下り線を中心に現在の状況をお伝えします。

▼関連記事
新京成新鎌ヶ谷駅周辺の高架化(2016・2017年取材)(2017年10月20日作成)

新京成線連続立体交差事業の概要




 新京成線の路線のほぼ中央に位置する新鎌ヶ谷駅は北総線・東武野田線と接続する交通の要衝となっています。1999年の東武野田線の新鎌ヶ谷駅開設以降は、駅周辺では鎌ヶ谷市・独立行政法人都市再生機構(UR)が中心となった大規模な区画整理が進められており、2004年には駅前にイオンのショッピングモールが完成するなど鎌ヶ谷市の拠点としての整備が急速に完成しつつあります。また、2010年には北総線を経由して成田空港に至る成田スカイアクセス線(成田新高速鉄道)が開業し、成田空港・東京都心双方への所要時間短縮が実現するなど、引き続き交通網の整備も進んでいます。
 新鎌ヶ谷駅付近の新京成線は地上を走っており、急なS字カーブを描きながら千葉ニュータウンと松戸市を結ぶ国道464号と2度にわたり踏切で交差しています。この2か所の踏切と初富駅南側で交差する県道57号鎌ヶ谷松戸線の踏切は、いずれも1日当たりの自動車交通遮断量が5~7万台時に達する「ボトルネック踏切」となっており、渋滞の原因となっています。現在、千葉ニュータウンの東端から成田市の間では成田スカイアクセス線に並行する形で「北千葉道路」の建設が進められており、これと接続する国道464号の交通量は今後増大することが予想されています。このため、新京成線鎌ヶ谷大仏~くぬぎ山間3.3kmのを高架化し、上記3か所を含む10か所の踏切を解消することになり、1999年に都市計画決定がなされ、2002年より工事が開始されています。完成は当初、2010年とされていましたが、以前調査時の記事でもお伝えした通り北初富駅付近で用地買収が非常に難航したため、2024年に大幅に延期されています。このため、事業費も当初計画の約309億円から約495億円へ大幅に増額されています。



下り線が高架化

用地買収の遅延により完成が大幅に遅れている本事業ですが、下り線側半分については概ね施設が完成したことから、2017年10月21日(土)に高架線への切り替えが実施されました。その後は上り線側半分の建設ならびに高架下の駅施設の建設が進められています。今回は4月9日に調査した内容に加えて、6月25日に調査した新鎌ヶ谷駅の新改札口についてお届けします。

※この先画像が28枚(1.53MB)あります。画像はスクロールに従って自動で読み込まれます。(JavaScript有効の場合)データ容量にご注意ください。

●初富駅
初富3号踏切から高架線との接続地点を見る。 初富1号踏切。2線分の高架橋建設が完了した。
左(1):初富3号踏切から高架線との接続地点を見る。(同じ場所の2016年10月10日の様子
右(2):初富1号踏切。2線分の高架橋建設が完了した。(同じ場所の様子→2012年10月20日/2014年7月6日/2016年10月10日


 津田沼側の高架化区間は、初富駅から鎌ヶ谷大仏駅方面に3分の1程度進んだところ(初富3号踏切付近)から始まります。ここから北初富駅の先までは、上り線(松戸行き)の隣に仮線用地を確保して上下線をそれぞれ1線分ずつずらし、空いた土地に高架橋を1線分ずつ建設する方法がとられました。(上り線は2013年2月、下り線は2014年5月にそれぞれ仮線化)2017年10月に高架化された下り線は着工前の下り線とほぼ同じ位置に建設されており、地上から高架橋へ直線的な線形で接続されています。下り線高架化後は地上の下り仮線を撤去して跡地に上り線用の高架橋が建設されており、今年4月調査時は軌道敷設までほぼ完了した状態でした。
 初富駅南側にある初富1号踏切では、県道57号鎌ヶ谷松戸線と交差します。この部分はスパンの長い桁橋になっており、下り線高架化後は隣に上り線用の桁が架設されました。現在は防音壁の取り付けも完了し、高架橋の構造物としてはほぼ完成した状態になっています。

初富駅高架ホーム。地上時代と同じ島式1面2線である。
初富駅高架ホーム。地上時代と同じ島式1面2線である。

 高架化着工前の初富駅は島式ホーム1面2線で、津田沼寄りの端の線路外に駅舎がありました。高架化後は地上時代と同じ島式1面2線のレイアウトになります。軌道は最近主流の弾性まくらぎ直結軌道、架線はJR東日本で首都圏を中心に普及しているインテグレート架線という最近主流の構成です。ホーム屋根も一般的なI型鋼材と波型の鋼板を組み合わせたもので、所々透明な部分が設けられ昼間の照明にかかるエネルギーを削減しています。
 2017年の下り線高架化時は下り線側の半分のみが完成した状態となっていました。地上の施設撤去後は上り線側半分の工事も順調に進んでおりホーム床の構築や軌道敷設はおおむね完了した状態となっています。

高架橋の構造体は8両対応になっており、両端には1両分ずつ未完成の部分が残されている。 高架橋の構造体は8両対応になっており、両端には1両分ずつ未完成の部分が残されている。
高架橋の構造体は8両対応になっており、両端には1両分ずつ未完成の部分が残されている。

 新京成線は、以前8両編成の列車と6両編成の列車が混在していました。2006年に最大で6両しか乗り入れができない京成千葉線との直通運転を開始するのに合わせて6両編成の列車が徐々に増加するようになり、2014年9月をもって直通の有無に関わらず全列車が6両で運転されるようになりました。
 全列車の6両化は高架化時点では想定されておらず、高架化された3駅ではホームの基礎自体が8両対応で建設されています。初富駅では両端に1両分ずつ未使用部分があり、ホーム床のコンクリートと屋根の骨組みのみが施工された状態となっています。結果的に無駄になってしまったこの部分の建設費用がどのような扱いになっているのかは不明です。

高架ホーム下のコンコース。トイレなどは未完成。
高架ホーム下のコンコース。トイレなどは未完成。

 高架化後の初富駅は高架下に改札口などが収容される予定です。下り線の高架化に伴い、高架下のコンコースも最低限の範囲で使用を開始しています。ホームへの通路には階段・上下エスカレータ・エレベータが完備されています。これ以外の施設はまだ未完成となっており、高架橋の外にある仮駅舎が利用されています。

改札口から高架ホームに通じる通路は既存の地下通路へ向かう階段の脇から分岐する形。 地下通路内から旧下りホームへ上がる階段・エレベータはバリケードで閉鎖された。
地上の上りホームから高架ホームを見上げる。 同じ場所から松戸方面を見る。
左上(1):改札口から高架ホームに通じる通路は既存の地下通路へ向かう階段の脇から分岐する形。
右上(2):地下通路内から旧下りホームへ上がる階段・エレベータはバリケードで閉鎖された。
左下(3):地上の上りホームから高架ホームを見上げる。(同じ場所の2016年10月10日の様子
右下(4):同じ場所から松戸方面を見る。


 高架下のコンコースに向かう通路は仮駅舎の改札前から分岐しています。仮駅舎と地上ホームの間の通路は、高架橋建設に支障とならないよう近接している下りホームも含め一旦地下に迂回するルートになっていました。地上の旧下り線ホーム撤去に伴い、ホームに通じていた開口部はバリケードで閉鎖されています。旧下り線ホームは上り線の高架橋建設に支障となることから、高架化後はすぐに撤去されており残っている施設はありません。

●新鎌ヶ谷駅
新鎌ヶ谷駅高架ホーム。支柱の塗装の有無などの違いはあるが、基本的な構造は北初富駅と同様である。
新鎌ヶ谷駅高架ホーム。支柱の塗装の有無などの違いはあるが、基本的な構造は北初富駅と同様である。

 高架化着工前の新鎌ヶ谷駅は対向式ホーム2面2線で、両ホームが跨線橋で接続されていました。新鎌ヶ谷駅周辺は土地区画整理事業に合わせて仮線用地が2線分確保されたこと、駅東側の東武アーバンパークライン(野田線)の交差部分に架けられた橋梁が短く、同線の複線化の大きな支障になっていたことから2004年に上下線一括で仮線切替が実施されました。直後から高架橋の建設が始まり、2010年頃にはおおむね完成した状態となっていましたが、前記の通り北初富駅付近での用地買収難航により完成の目処が立たず、ホーム床まで完成した状態で工事がストップしていました。
 高架化後の新鎌ヶ谷駅は島式ホーム1面2線のレイアウトになります。構造物自体は初富駅とほぼ同じ構成となっており、違いは高架橋外側の風防の形状・ホーム屋根の支柱が全塗装されている程度となっています。

高架ホーム松戸寄りの先には非常用の片渡り線が設けられた。 折り返しに対応するため、松戸寄りは2線とも出発信号機が準備されている。
左(1):高架ホーム松戸寄りの先には非常用の片渡り線が設けられた。
右(2):折り返しに対応するため、松戸寄りは2線とも出発信号機が準備されている。


 新鎌ヶ谷駅の松戸寄りには、非常時に折り返し運転が実施できるよう下り線から松戸方面に進入する片渡り線が設けられました。このため、ホーム松戸寄りの端には上下線とも出発信号機が準備されています。現時点では使用できないため×印の板が取り付けられています。

新鎌ヶ谷駅地上ホーム。地下通路は2018年4月に閉鎖済み。(中央の緑のバリケードの中) 旧下り線は仮設通路の設置に支障となる部分のみ撤去されている。
旧下り線を横切って設置された改札口へ向かう仮設通路。檻のような部分はスロープ。 新京成高架ホーム下のコンコース。
左上(1):新鎌ヶ谷駅地上ホーム。地下通路は2018年4月に閉鎖済み。(中央の緑のバリケードの中)
右上(2):旧下り線は仮設通路の設置に支障となる部分のみ撤去されている。
左下(3):旧下り線を横切って設置された改札口へ向かう仮設通路。檻のような部分はスロープ。
右下(4):新京成高架ホーム下のコンコース。


 新鎌ヶ谷駅の新京成線改札口は隣を走る北総線の高架下にありました。仮線切替後は初富駅と同様に高架橋建設の支障とならないようホームと改札口の間は地下通路で接続されていました。高架橋の完成ならびに下り線高架化により、地上を横断して通路を設けることが可能になったことから2018年4月1日(日)に地下通路は廃止されました。地上の下り線跡地に設けられた新しい仮設通路は、途中段差があるため階段に加えて車椅子やベビーカーが通れるようスロープが設けられています。旧下り線の軌道はこの仮設通路の設置に支障となる部分のみ撤去されています。

6月16日にオープンした新京成高架ホーム下の新改札口。
北総線ホーム下に新京成の改札口があった当時の様子。コンコース幅一杯に改札機が設置されていた。
新京成の改札口移転後は柱の右側の改札機が撤去された。
左(1):6月16日にオープンした新京成高架ホーム下の新改札口。
右上(2):北総線ホーム下に新京成の改札口があった当時の様子。コンコース幅一杯に改札機が設置されていた。2016年10月10日撮影
右下(3):新京成の改札口移転後は柱の右側の改札機が撤去された。

 前述の通り、これまで新鎌ヶ谷駅の新京成線改札口は北総線の高架下にありました。改札口から新京成線ホームへ向かう通路は北総線の改札内コンコースの一部を柵で区切った形となっており、トイレも新京成線側のものを共用していたため柵が途切れている部分があるなど「間借り」した格好となっていました。新京成線の高架橋完成に伴い、その下にも駅施設を収容できるようになったことから6月16日(日)に新京成線専用の改札口が新設されました。
 これに伴い北総線ホーム下のコンコースも柵が撤去され、完全に北総線専用の改札口となりました。自動改札機はそのままでは台数が多すぎるため、これまで北総線用として使用していた(改札外側から見て右側)3台を撤去し、改札口全体を新京成線側にシフトしています。

▼脚注
※このため、両社間には連絡改札口は設置されていたものの、そこを通らずに両社のホームを行き来することが可能であった。これは運賃計算上も大いに問題のある状態だった。(北総鉄道・新京成電鉄がそれぞれ全く違うルートで京成電鉄と直通運転を実施しており、連絡改札口を通らないと運賃が低廉な京成津田沼経由で計算されてしまう可能性があった。)


新京成と北総の改札分離に合わせて、北総側の駅入口もリニューアルされた。
新京成と北総の改札分離に合わせて、北総側の駅入口もリニューアルされた。

 北総線と新京成線の改札口分離に伴い、北総線側の駅外観も一部リニューアルされました。新しい看板には駅ナンバリング・北総線と線路を共有している成田スカイアクセス線の駅であることが大きく描かれています。

●北初富駅
北初富駅の高架ホーム。地上時代と同じ対向式2面2線であるが、位置は京成津田沼寄りに大きく移動した。
北初富駅の高架ホーム。地上時代と同じ対向式2面2線であるが、位置は京成津田沼寄りに大きく移動した。

 高架化着工前の北初富駅は、対向式ホーム2面2線で津田沼寄りの跨線橋内に改札口がありました。北初富駅付近では仮線用地の買収が極めて難航したため、土地収用法適用の手続きが進められ、2014年2月にようやく仮線への切替が実施されました。この際駅全体が約250m津田沼方面へ移動しています。これは北初富駅のすぐ先で新京成線が北総線の高架橋をアンダークロスしており、そのままの位置では線路を高架橋から地上へ降ろすことができないためです。
 高架化後の北初富駅は地上時代と同じく対向式ホーム2面2線となります。道路の交差による位置の制約を受けなくなるため、地上の仮線と比べてホームの位置は50mほど松戸方面に移動して(戻って)います。対向式ホームであるためレイアウトは異なりますが、ホーム屋根の材質や色などはこれまで見てきた2駅とほぼ同じものとなっています。

道路と交差する部分はまくらぎの配置が独特。 松戸方面へ向かって下る線路。地上に降りると右にカーブして北総線をくぐる。
左(1):道路と交差する部分はまくらぎの配置が独特。
右(2):松戸方面へ向かって下る線路。地上に降りると右にカーブして北総線をくぐる。


 北初富駅の松戸寄りのホーム下では道路(鎌ヶ谷市道4号線)が斜めに交差しています。このため、高架橋の橋桁も斜めにカットされており、それに合わせてまくらぎが独特な配置となっています。道路との交差角度が大きいため、まくらぎの設置間隔が極端に広くならないよう徐々に角度を変化させていった結果このような配置になったものと思われます。

高架ホーム下のコンコース。現時点ではまだ地上ホーム時代の地下通路を使用中のため、一部が未完成である。 高架ホームへ上がるエスカレータはホームが狭いため上りは1.5人幅となっている。
左(1):高架ホーム下のコンコース。現時点ではまだ地上ホーム時代の地下通路を使用中のため、一部が未完成である。
右(2):高架ホームへ上がるエスカレータはホームが狭いため上りは1.5人幅となっている。


 北初富駅の仮駅舎は上り線側にあるため、現在も地下通路が使用されています。このため、現時点で高架下のコンコースは階段周りのごく一部しか完成していません。エスカレータは上下1機ずつ設置されていますが、対向式ホームでホーム幅が狭いことから、利用者が集中しない上りのエスカレータが1.5人幅となっています。

地上の上りホームから松戸方面を見る。高架ホームの外構は全て完成済み。 同じ場所から京成津田沼方面を見る。仮設通路に支障しない部分の旧下り線とホームは放置されている。
左(1):地上の上りホームから松戸方面を見る。高架ホームの外構は全て完成済み。
右(2):同じ場所から京成津田沼方面を見る。仮設通路に支障しない部分の旧下り線とホームは放置されている。


 北初富駅の高架橋は上下線一括で建設されており2017年春にはおおむね完成していました。その後は駅名の文字が取り付けられた程度で大きな変化はありません。地上の旧下りホームは高架化時に通路の新設に支障となる部分のみ撤去されており、4月時点では津田沼寄りの1/3程度がそのまま残った状態でした。これらは今後順次撤去されていくものと思われます。

着工から17年、ようやく完成に

 2002年の着工以来実に17年の年月を費やしたこの新京成線高架化工事ですが、いよいよ2019年度中に上り線が高架化され完成を迎える予定となっています。新京成電鉄では今年冬から14年ぶりとなる完全新設計車両「80000形」が導入されることになっています。ここ数年減車・減便・駅の無人化など後ろ向きの話題が多かった新京成電鉄ですが、次の時代へ向けた躍進の年となりそうです。

▼参考
連続立体交差事業 - 新京成電鉄株式会社
新鎌ヶ谷駅に新京成線専用の改札口を設置します(6/16~) - 新京成電鉄株式会社
鎌ケ谷市役所【関連リンク「新京成線連立事業ニュース」】

▼関連記事
新京成新鎌ヶ谷駅周辺の高架化(2010年6月12日取材)(2010年8月9日作成)
新京成新鎌ヶ谷駅周辺の高架化(2012年10月20日取材)(2012年11月19日作成)
新京成新鎌ヶ谷駅周辺の高架化(2014年7月6日取材)(2014年9月30日作成)
新京成新鎌ヶ谷駅周辺の高架化(2016・2017年取材)(2017年10月20日作成)


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