越谷レイクタウン駅

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


さる、3月15日(土)武蔵野線の新駅「越谷レイクタウン駅」が開業しました。4月はじめ、この駅を見てきましたので記事にしたいと思います。

1枚目
越谷レイクタウン駅ホームの様子

駅施設の概要


越谷レイクタウン駅北口

越谷レイクタウン駅は武蔵野線吉川~南越谷間に開業しました。この駅は周辺で行われている「越谷レイクタウン」開発の中心をなすもので、今月の街開きに先立ってオープンしたものです。この区間は当初地平に線路が通っていましたが、線路で街が分断されることを避けるため、2004年に高架化され、駅施設の建設が行われました。
駅の構造は上下線が片面ホーム1つずつを持つ2面2線で、長さは8両分(170m)です。武蔵野線は一部の駅が10両分へのホーム延伸を考慮した用地幅になっていますが、この駅は費用を抑えるためかそのような構造にはなっていません。ホームは前後1両分ずつを除いて最近主流のテント状の屋根になっており、日中は照明が不要になるなど省エネルギー化が可能となっています。改札口は高架下にあり、将来周辺開発が進んで乗客が増えても対応可能な要、十分な広さが確保されています。

越谷レイクタウン事業


駅の外はまだほとんどが更地

越谷レイクタウンは越谷市・都市再生機構(UR)主導の下で行われている市街地開発事業です。この事業は河川の治水対策と道路・商業施設・住宅などの街づくりを一体的に進めるという全国でも例の無いもので、事業地全体の広さは225.6ha、計画戸数は7,000戸、計画人口は22,400人という大規模なものと成っています。また、街の中心には綾瀬川・中川の流量調整を行う調整池が置かれており、その広さは39.5haで東京・上野公園の不忍池の3倍の広さを誇ります。この調整池を大きな公園として整備することで、大きな水辺を持った潤いのある街とすることが可能です。
現在、駅周辺は北側にバスターミナルと住宅、南側に以前から存在する県立越谷南高校があるほかはまだ建設途中もしくは何もない状態です。北側には今年秋に日本最大級のショッピングモール「イオン越谷レイクタウンショッピングセンター」がオープンする予定です。

▼参考

レイクタウン:越谷市公式ホームページ
→越谷市による事業案内
越谷レイクタウン | UR都市機構
→都市再生機構による事業案内
LAKE TOWN PROJECT
イオンレイクタウン→今秋オープンのショッピングセンター

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