日本科学未来館&「地下展」

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


掲載がのびにのびている先々週の土曜日(12月1日)の続きです。りんかい線に乗ってわざわざお台場へ向かったのはここ「日本科学未来館」へ行くためでした。

科学技術の未来を見据えて


日本科学未来館のシンボル、球体形ディスプレイ「ジオ・コスモス」。気象衛星の雲画像などが表示される。

日本科学未来館は2003年にできた新しい博物館です。独立行政法人科学技術振興機構の運営する施設で、館長は宇宙飛行士の毛利衛氏が務めています。施設の名の通り日本の科学技術(主に医療、情報、宇宙、ロボット工学の4分野)の最新、そして将来に関する展示が行われています。また、各展示にはボランティアの解説員がつき、実験教室など参加型の展示内容も多く見られ、学校の修学旅行のコースに入るなど将来の日本の科学技術を担う世代の教育施設としても活用されています。
ただ、内容的には全く予備知識が無い状態や漢字が十分読めない場合は少々難しいと感じるものもいくつかあるため、対象としては中学生~高校生くらいが妥当な気がします。(もちろん小さい子ども向けの展示もありますので、来たからといって退屈するというわけではありません。)このような展示というためか、お台場の施設の中では休日でも混むことが少ない施設の一つです・・・



企画展「地下展」入口。

博物館ということで、企画展が随時行われているのも特徴です。現在開催中は「地下展」です。地下資源の可能性、南極の氷床下に眠るボストーク湖の調査、地殻変動と生物の進化との関係などに関する展示が中心でした。私は人工物(トンネルなど)に関する展示をもっと期待していたのですが、展示されていた内容も別に興味が無い分野ではなかったのでこれはこれで面白いと思いました。ただ、残念だったのは「地下」のムードを出そうとするがあまり照明が暗すぎたことです。各展示物の説明文を照らしているのはわずか1個(粒)の白色LEDで、顔をぎりぎりまで近づけないと説明文が読めませんでした。また、説明文に若干誤り(「超臨界水」を「超臨水」と誤植していたり・・・)があったのは科学の博物館としてはちょっとお粗末といわざるを得ませんでした。(アンケートがあったので書いておきました。)

●日本科学未来館
開館時間 10:00~17:00
休館日 火曜日(学校の長期休みの時は変更)・年末年始(12/28~1/1)
入館料 大人500円、18歳以下200円(土曜日は無料)未就学児無料、企画展は別料金
交通
1:電車
・新交通ゆりかもめ船の科学館駅・テレコムセンター駅から徒歩5分
・りんかい線東京テレポート駅から徒歩15分
2:バス
・お台場無料巡回バス「日本科学未来館」バス停から徒歩1分
・JR浜松町駅から都営バス国際展示場前駅行(虹01)
・地下鉄東西線門前仲町駅から都営バス東京テレポート駅行(海01)
・地下鉄半蔵門線錦糸町駅・地下鉄新宿線・大江戸線森下駅から都営バス日本科学未来館行(急行05・06)
・JR大井町駅から京急バス船の科学館行(井30)
・JR大森駅から京急バス船の科学館行(森30・40)
3:水上バス
・水上バス船の科学館乗り場から徒歩7分
4:車
・首都高速11号台場線台場出口から2キロ
・首都高速湾岸線13号地出口から1.2キロ
・首都高速湾岸線有明出口から3キロ
公式Web:http://www.miraikan.jst.go.jp/

※「地下展」は来年1月28日(月)まで開催。

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