カテゴリ:鉄道:JRの車両
京葉線新木場駅・その2
公開日:2007年12月08日23:35
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。超久しぶりの鉄道ネタです。
以前、蘇我方面を撮影した写真を載せた京葉線の新木場駅ですが先週土曜日の午後は東京方面を撮りに行ってみました。
以前、蘇我方面を撮影した写真を載せた京葉線の新木場駅ですが先週土曜日の午後は東京方面を撮りに行ってみました。
新木場駅の東京寄りはホームの先がすぐに半径400メートルのカーブになっており、西から北へ一気に針路を変えています。この下にはは首都高速湾岸線・国道357号線が通っているため大きなトラス橋が架けられており、10両編成の場合先頭から3両目辺りまでは柵に隠れて見えません。ちなみに国鉄時代に計画された“本来の”京葉線(現在の東京臨海高速鉄道りんかい線の新木場~天王洲アイル間)はここでカーブせずにまっすぐ西へ進み、臨海副都心へ通じています。
この日は朝に起きた人身事故の影響が残り若干ダイヤが乱れ気味で、異常に列車間隔が詰まったり、開いたりしていたため長時間の撮影はやめました。
新木場駅は京葉線の暫定開業(1990年まで)の折り返し駅になっていました。このときの設備が現在も残されており、その一例が東京方面行の線路(2番線)の蘇我方にある信号機です。新木場折り返しの定期列車が現在無く、前回訪問時(2006年7月2日)は信号機に×印がされて使用停止になっていました。しかし、その2ヵ月後に発生した東京駅の変電設備火災時には緊急避難措置としてこの信号機を復活させ、蘇我~新木場間で折り返し運転をしました。その後、現在に至るまで信号機は電源が入れられており、事故時にはいつでも使用できるようになっています。
新木場駅の次に折り返しが可能なのは約20キロ先の南船橋駅(もしくは西船橋駅)であり、万一新木場駅の折り返し設備が無い中で南船橋~東京間で事故が起きた場合、この全区間が運休せざるを得ないことになります。このため、新木場駅の折り返し設備は運転維持のため重要といえます。
新木場駅の次に折り返しが可能なのは約20キロ先の南船橋駅(もしくは西船橋駅)であり、万一新木場駅の折り返し設備が無い中で南船橋~東京間で事故が起きた場合、この全区間が運休せざるを得ないことになります。このため、新木場駅の折り返し設備は運転維持のため重要といえます。
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