中央線の支線跡1・・・武蔵野競技場線廃線跡

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

隅田川の夜景を3記事連続でアップしたので別の話題に・・・

中央線の高架化工事を取材するついでに三鷹駅~武蔵境駅かけて存在する中央線の2つの支線の廃線跡を見てきました。(高架化工事だけを見るのでは交通費が勿体無いので・・・)

武蔵野競技場線廃線跡
1つ目は三鷹駅から延びていた武蔵野競技場線の廃線跡です。
武蔵野競技場線は三鷹駅から北に2kmほど離れたところにあった武蔵野グリーンパーク野球場へのアクセス鉄道としてつくられたものです。この野球場は戦前に中島飛行機(現在の富士重工(スバル)の源流)の武蔵製作所跡地を利用したもので、武蔵野競技場線もこの工場への引込み線をそのまま転用していました。しかしながら肝心の野球場は設備や集客力の問題から武蔵野競技場線とともにわずか5年で廃止されてしまいました。その後、野球場の跡は「武蔵野中央公園」という公園に変わり、武蔵野競技場線の廃線跡は全区間が遊歩道として利用されています。



三鷹駅西側の歩道橋から。右の保守用倉庫の奥から廃線跡が始まる。

三鷹駅の西側、中央線の上り線側に保守用車両の側線があり、その延長上がこの廃線跡の遊歩道となっています。以下の航空写真を見ると、側線から先の遊歩道が鉄道特有の緩いカーブを描きながら西から北東(写真では左から右上)に針路を変えており、廃線跡であることが一目でわかります。


→カーソルの中心が上の写真を撮影した歩道橋。その右が三鷹駅。歩道橋の西側から森がカーブを描いて針路を西から北東に向きを変えている。これが武蔵野競技場線跡。



上段左:保守用車庫の裏。緩いカーブを描くフェンスが鉄道の跡らしい。
上段中:玉川上水の橋台。
上段右:井の頭通りとの交差点。廃線跡は一部が伏見通りの用地になっている。
下段左:用地境界に残る国鉄の「工」マークが入った石票。
下段中:遊歩道の中の様子。道路と交差する部分以外はほとんどこんな感じ。
下段右:噴水や池がある場所もある。

廃線跡の遊歩道のうち、三鷹市側は「堀合児童公園」、武蔵野市側は「グリーンパーク遊歩道」という名称になっています。途中玉川上水と交差する部分は橋が架かっておらず、鉄道時代の橋台がそのままになっています。遊歩道に廃線跡であることを示す案内は一切なく、この廃線跡中唯一確認できる鉄道の遺構はこの橋台以外ありません。



武蔵野中央公園。

野球場のあった場所は住宅団地や武蔵野中央公園になっています。ここも鉄道が合ったことを示す遺構や案内板は一切ありませんでした。

廃止から半世紀以上が経ち、宅地開発もあいまって鉄道の遺構はほとんど残っていないようです。

▼参考
武蔵野グリーンパーク野球場 - Wikipedia
Rail&Bikes - 廃線レポート関東西部編 - 26.武蔵野競技場線(サイト閉鎖)

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