中央大橋・大川端リバーシティ21・相生橋 - 隅田川夜景《3》
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。
八丁堀方面から「佃煮」発祥の地佃島にわたる中央大橋です。勝鬨橋とは一転して平成5(1993)年に建設されたもので、それまでこの場所に橋は架かっていませんでした。これは現在中央大橋がかかっている場所の佃島側にかつてIHI(石川島播磨重工業)の造船所があり、橋を架ける必要がなかった(できなかった)ためです。工場が廃止されその跡地は三井不動産・住宅都市整備公団(現UR都市再生機構)が共同で「大川端リバーシティ21」といわれる高層マンション群を建設し、そのアクセスとして中央大橋が架けられたという格好です。高級感のある白い主塔は背後にそびえる「大川端リバーシティ21」の街並みともよく調和したデザインで、現代の隅田川を象徴する風景とも言えそうです。また、主塔の脇にはフランス・パリ市から寄贈された彫刻が飾られています。
ちなみに、「大川端」の由来は隅田川の下流部の別名が「大川」といわれるところから来ています。
ちなみに、「大川端」の由来は隅田川の下流部の別名が「大川」といわれるところから来ています。
隅田川は佃島によって築地方面と晴海・豊洲方面の2方向に分岐しています。豊洲方面の流れにかかっているのがこの相生橋です。中央大橋から佃島の中を通る道を抜けると相生橋まで出ることができます。相生橋は明治時代に建設され、その後老朽化のため平成10(1998)年に現在のトラス橋に架け替えられました。整然と並ぶトラス構造の柱もまた現代的といえる作りです。
なお、相生橋の下を都営地下鉄大江戸線が走っています。(実際は橋脚の基礎が支障になるためトンネル自体は若干橋からずれたところにあります。)
なお、相生橋の下を都営地下鉄大江戸線が走っています。(実際は橋脚の基礎が支障になるためトンネル自体は若干橋からずれたところにあります。)
(撮影日:2007年10月7日、つづく。)

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