中央線連続立体交差(4)国立駅

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。




さて、1ヶ月溜めてしまったネタを片付けていこうと思います。まずは未取材のため長らく中断しておりました、中央線の連続立体交差化事業のうち国立駅・武蔵境駅についてです。


国立駅


左:解体される直前の三角屋根駅舎。2006年10月8日撮影。
右:同じ場所の364日後の状況。2007年10月7日撮影。

国立駅といえば1926年の開業以来使われてきた三角屋根の駅舎が有名でした。この三角屋根の駅舎が高架橋建設の支障となるため昨年10月に解体されたこと、その部材は将来の復元に備えて国立市が保管しているということはこのブログでもすでに何度か掲載している通りです。現在は三角屋根の駅舎が建っていた脇にプレハブチックな仮設の駅舎が建っています。高架化後は他の3駅と同様駅舎は高架下に入り、高架橋(ホーム)の壁面は透明なガラスを多用したデザインにすることが検討されています。
なお現状では改札を入らずに駅の南口・北口間を行き来するには駅から東京方に100m程離れた地下道を利用する必要があり、線路を挟んだ南北間の行き来が困難になっています。高架化後は高架下に自由通路が設置される予定で、線路による町の分断も解消される見込みです。


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See you again・・・国立駅三角屋根駅舎(2006年10月8日)



現在の国立駅の配線。

工事着手前の国立駅は片面ホーム1面+島式ホーム1面の合計2面3線の形でした。当駅の国分寺方では上下線の間から武蔵野線新小平駅方面(武蔵野線小平トンネル内で合流する)へ単線の連絡線(国立支線)が延びており、貨物列車・臨時列車などで利用されています。駅構内に3本あった線路のうち北側(図では上側)の1線は近くにある鉄道総合技術研究所の専用線への折り返し線と国立支線へ入る列車の待避線として機能していて、この線路に面した側はホームに柵がされていました。現在はこの線路の跡を仮線用地とし、ここに設置した島式ホームを使用しており、旧下り線の跡では盛土を切り崩して高架橋の建設が進められています。なお、高架化完成時には着手前と同じ2面3線の構造になりますが、鉄道総研への専用線は廃線となっているため設置されません。(中央線から外れた先の廃線跡は現在駐輪場などに利用されています。)中線は中央線の国立支線へ出入りする列車や各駅停車の待避に使われるものと思われます。



ホーム東京方の端。この先で国立支線(地下)へ入る線路が分岐する。
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