千葉市花の美術館(10月18日無料開放)

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


載せるべき物はまだたくさん残っていますが、今回以降しばらくはそれを後回しにして昨日行ってきた千葉市花の美術館などについてお伝えします。

全国都市緑化フェアの施設


千葉市花の美術館前庭。コスモスが満開でした。

千葉市花の美術館は千葉市美浜区の稲毛海浜公園(いなげの浜)の中にある植物園です。この施設は1995年に稲毛海浜公園と隣接する幕張海浜公園を会場として行われた、第12回全国都市緑化フェア“グリーンシンフォニーCHIBA'95”(※)の展示の一部として建設されたものでそれを現在まで公園の施設として利用しているものです。屋外の巨大な花壇のほか、円形の温室があり熱帯の植物などが栽培されています。この温室は稲毛海浜公園内外の各所からも見えることから公園のシンボルとしてみなすこともできます。

※全国都市緑化フェア:全国を巡回しながら毎年行われており、24回目になる今年は船橋市の「ふなばしアンデルセン公園」で11月4日(日)まで開催されています。

▼参考
都市緑化基金
第24回全国都市緑化ふなばしフェア(リンク切れ)

千葉市花の美術館基礎データ
開館時間・休館
9:30~17:00 月曜日(祝日の場合はその翌日)休館
入館料(前庭・脇庭は無料)
大人200円 小中学生100円(市内在住の小中学生は土曜日に“ふれあいパスポート”提示で無料)
アクセス
○JR稲毛駅から千葉海浜交通バス「海浜公園プール行」で「花の美術館」バス停で下車または「高浜車庫行」で終点下車徒歩5分。
○JR稲毛海岸駅から千葉海浜交通バス「海浜公園入口行」で終点下車徒歩5分。
○自家用車駐車場1回500円
▼参考
千葉海浜交通のWEBに時刻表があります。
公式WEB
(財)千葉市みどりの協会 千葉市花の美術館
地図(Alps Base)


“花の盛り合わせ”(?)


建物の中。

千葉に住んでかれこれ15年が経とうとしていますが、これまで稲毛海浜公園は幾度となく行っているものの、95年の「緑化フェア」の時も含めこの「花の美術館」には1度も入ったことはありませんでした。今回わざわざ木曜日という平日に行ったのは学校の授業が無いというのもありますが、なにより10月18日が千葉市の「市民の日」で無料で入館できたからです。この日は「花の美術館」のみならず市内の公共施設が無料で開放されており、これを機にいくつかの施設を「ハシゴ」していくという強者の方もいたようです。




温室内。

まず敷地に入って目に入るのは前庭の巨大な花壇です。現在はコスモスが満開です。その正面にある建物に入ると花壇のほか展示室がいくつかあり、市民が撮影した花の写真や植物に関する資料などを見ることができます。奥に進むと公園の外からも見えた円形の温室があり、椰子の木、パパイヤ、バナナ、パイナップルなど熱帯の植物が栽培されています。温室は1階・2階に分かれており、エレベータも完備していて車椅子で周ることも可能です。(通路幅が最低限進める幅しか確保されていないので注意。)また、温室の外にある中庭や屋上にも花壇やプランターなどがあり、さまざまな植物が栽培されています。
また、この日は平日ということで修学旅行の小学生が大勢来館していました。屋内・屋外をあわせると数百種類もの植物が植えられており、これだけ多種多様な植物を観察できる場所は他に無く、生活科・理科分野での学習の場としても十二分に活用されているようです。(ちなみに、美浜区内の小学校は遠足・修学旅行で稲毛海浜公園に行く場合が多いです。私も千葉港の「千葉ポートパーク」と1年おきに交互で行きました。)



園内の花々の一部。1記事では到底全ては載せきれません。
左上
→屋上から見た前庭。
右上段組
→左上から時計回りにフサフジウツギ(房藤空木)、秋明菊、コキア(ほうき草)、キクイモ(菊芋)
左下段組
→左上から時計回りにアロエ、ペンタス、ランタナ/シチヘンゲ(七変化)、ハイビスカス
右下
→中庭の風景



左:屋上の花壇。「花の盛り合わせ」といった感じです。
右:秋ということでシソ科の植物(サルビア・セージ)の花が集められていました。

「無料開放を逃した、残念」とお思いのみなさん、ご安心ください。「花の美術館」は明後日10月21日(日)も無料開放される予定であり、今週末は無料開放される公共施設がこのほかにもあります。中央区には新しい公共施設「Qiball(きぼーる)」もオープンします。今週末の千葉市は注目スポットがたくさんです。

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