鶴見線国道駅

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


鶴見線の中でも特徴的な駅の1つ、国道駅です。

弾痕が残る壁面


駅入口(第一京浜側)。歩行者信号の右の壁面のデコボコは戦時中に付いた弾痕。(クリックで拡大)

鶴見駅を出て一つ目の駅が国道駅です。「国道」の名の通り駅の直下を国道15号線(第一京浜)が通っています。駅は急カーブ上にあり、電車とホームの間が広く開いているため、注意喚起の意味で電車到着時にはホームの下から踏切の警報音が鳴ります。弁天橋方面はすぐに鶴見川を渡る橋梁になっています。鶴見駅に近いためか、乗降客数はそれほど多くなく設備は戦前の開業時からほとんど手を加えられていません。ホームをまたぐ架線柱には「鉄柱 S18.41」(「昭和18年設置」の意味)の標識がつけられており歴史を感じさせます。高架橋の壁面も事故を防ぐためネットがかけられているものの、その下はほとんど手を加えられていないコンクリート地のままとなっています。第一京浜側の入口を見ると、入口右上の壁面にデコボコが見えますが、これは戦時中に米軍の銃撃を受けた跡がそのまま残されているものです。


高架下の様子。(モノクロに加工)

この駅の特徴はなんと言っても高架下の雰囲気に集約されるでしょう。高架下は古い居酒屋などが軒を連ね、戦中・戦後あたりから時が止まったような雰囲気が漂っており、テレビなどでも度々取り上げられています。今でも数軒の店が営業を続けているようで、平日の夕方になると鶴見線沿線の工場の勤めを終えた人たちの語らいの場となるようです。(この日は日曜日だったため人影はありませんでした。)
電車に乗らない人たちも生活道路のごとく高架下の通路を歩いて通り抜けていきます。開業から長い年月がたち、街の一部としてすっかり溶け込んでいるようです。
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