茨城交通那珂湊機関区の留置車両

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


茨城交通湊線の旅は続きます。次は那珂湊駅の車両基地です。阿字ヶ浦駅からの帰りに途中下車して駅の周りを一周してみました。

部品取り車多数


勝田寄りの踏切から眺めた那珂湊駅構内。

那珂湊駅は旧那珂湊市の中心に位置する駅です。単線の茨城交通湊線では唯一行き違いができる駅です。また、駅構内は湊線の車両基地である「那珂湊機関区」が広がっており、湊線運行の中心になっているといえます。関東の駅百選にも選定されており、駅車内にはその看板が掲げられています。
なお、危険防止のため列車到着の前後10分以外は改札内に入ることができませんのでご注意ください。



左上:ステンレス製のケハ601とキハ204。
右上:ケハ601のすぐ横にあるキハ202・203は床下機器が外されている。
左下:ホームから。右からキハ3710、キハ2004、キハ22 222、キハ2005、キハ22 223の4連、保線用車両。
右下:那珂湊駅に停車中のキハ37100形。

那珂湊機関区内には現在も使用されている車両のほか、廃車となって放置されている車両がいくつかあります。ステンレス車体のケハ600は車体のみがおかれている状態であり、そのほかの放置されている車両も車体に錆が出て、さらに部品取り車となっているのか、エンジン・変速機などの一部床下機器が取り外されています。
なお、湊線のキハ20系列は全て他社からの転入車両です。一覧にすると

キハ201~204(全て廃車):鹿島臨海鉄道から
キハ205(現役):水島臨海鉄道から
キハ22 221(廃車)・222・223(現役):羽幌炭鉱鉄道(北海道・廃線)から
キハ2004・2005(現役):留萌鉄道(北海道・廃線)から

▼参考
茨城交通湊線 - Wikipedia

というラインナップになっています。

阿字ヶ浦駅の廃車体


阿字ヶ浦駅の廃車体2両。

湊線の終点阿字ヶ浦駅にも2両の廃車車両が置かれています。茶色い車両がキハ22 221、奥がキハ201です。阿字ヶ浦海岸の海水浴客の更衣室として使われることもあるようです。海が近いためか錆が酷く、床下機器が一部外されており、自走は不可能です。
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