殿ヶ谷戸庭園
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。西武南入曽車両基地のイベントを後にし、西武新宿線・国分寺線に乗って国分寺駅まで来ました。駅ビルで昼食の後、国分寺駅周辺を散歩してみました。まずは国分寺駅前にある殿ヶ谷戸庭園です。
殿ヶ谷戸庭園は国分寺駅(南口)から徒歩1~2分のところにある庭園です。
ここは大正4年に後の南満州鉄道副総裁となる江口定條氏が別邸として設け、昭和4年に三菱財閥の岩崎彦弥太氏に買い取られ、昭和49年まで岩崎氏の別邸として利用されました。庭園は武蔵野台地の崖地(国分寺崖線)をうまく利用しており、湧水や森など武蔵野の自然がそのままに残されています。昭和40年代の開発計画に対する住民運動が元となり、東京都に買収され、都の指定文化財になり現在に至ります。「殿ヶ谷戸」の名称はかつての地名が国分寺村殿ヶ谷戸であったころにちなみます。
ここは大正4年に後の南満州鉄道副総裁となる江口定條氏が別邸として設け、昭和4年に三菱財閥の岩崎彦弥太氏に買い取られ、昭和49年まで岩崎氏の別邸として利用されました。庭園は武蔵野台地の崖地(国分寺崖線)をうまく利用しており、湧水や森など武蔵野の自然がそのままに残されています。昭和40年代の開発計画に対する住民運動が元となり、東京都に買収され、都の指定文化財になり現在に至ります。「殿ヶ谷戸」の名称はかつての地名が国分寺村殿ヶ谷戸であったころにちなみます。
開園時間 9:00~17:00
休園日 年末年始(12/29~1/3)
入園料 一般・中学生150円 65歳以上70円(小学生以下・都内在住の中学生は無料)
休園日 年末年始(12/29~1/3)
入園料 一般・中学生150円 65歳以上70円(小学生以下・都内在住の中学生は無料)
庭園の入口は崖の上側に位置します。この部分は大半が芝生や花畑になっています。また、茶室(予約利用)もあります。
芝生の背後にある森に入ると階段があり、崖の下側に降りる形になっています。こちらは池が中心になっており崖の上側とは全く雰囲気が異なります。この池は区部の庭園と異なり、崖からの自然湧水を水源にしています。現地の看板では湧出量は37L/min、年間を通じて水温は15~18℃となっています。この水はそのまま付近を通る野川に注ぐ形になっています。
池の周囲も湧水の影響で地面が常に少し湿った状態になっています。池の奥は湿地帯らしく竹が密生しています。ちなみに、今の時期は蚊がとても多いので同じ場所に何分もとどまるのは避けたほうがいいです。
池の周囲も湧水の影響で地面が常に少し湿った状態になっています。池の奥は湿地帯らしく竹が密生しています。ちなみに、今の時期は蚊がとても多いので同じ場所に何分もとどまるのは避けたほうがいいです。
まだ暑さが続いていますが、フヨウ、ハギなど秋の花もかなり咲いていました。
コンパクトな庭園ですが、さまざまな植物、自然を楽しむことができます。
次は近くにあるもう一つの湧水を訪ねてみました。
次は近くにあるもう一つの湧水を訪ねてみました。

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