カテゴリ:公園・風景

国営昭和記念公園(1)

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


8月3回目の週末は立川市の国営昭和記念公園に行ってきました。園内は全て徒歩で周っています。
(あまりにも写真が多すぎるため、2つに記事を分割しています。)

現在も建設が続く


昭和記念公園西立川口。JR青梅線西立川駅から陸橋で直結。

昭和記念公園がある土地は太平洋戦争中に旧陸軍立川飛行場が置かれ、周辺には軍用航空機の工場も造られました。終戦後しばらくはアメリカ軍に接収され、アメリカ空軍立川基地として機能します。アメリカ軍は基地の拡張を計画しますが、これは周辺地権者の激しい反対デモを起こすところとなり、有名な「砂川事件」へ発展します。(憲法違反という訴えで最高裁まで争われたものの「統治行為論」を理由に判断は避けた。)失敗した立川基地の拡張は横田基地の拡張で代替することとなり、1977年当地は日本に全面返還されました。
その後昭和天皇在位50年を記念し、この立川基地跡の約2/3を利用して(残りは自衛隊立川駐屯地に利用)国営昭和記念公園が造られ、1983年に開園を迎えました。立川(中央線)・西立川(青梅線)・武蔵砂川(西武拝島線)の3駅にまたがる広大な敷地のため、一度に全ての施設を作ることはできず、現在でも造成・建設中のエリアが残っています。

開園時間 3~10月:9:30~17:00 11~2月:9:30~16:30
休園日 12月31日・1月1日・2月の第4月曜日とその翌日
入園料 一般400円 小・中学生80円(入園のみ。施設ごとに別料金がある。)
公式Web http://www.ktr.mlit.go.jp/showa/



>水鳥の池。

広大な敷地なだけにどのように周ろうか迷いましたが、西立川口から入り、砂川口→立川口と抜けていくルートで今回は周りました。JR青梅線の西立川駅からは陸橋で直結しています。また、核で入り口には広大な駐車場もあり、自動車での来園にも対応しています。(ただし、休日はすぐに埋まってしまうそうですので、公共交通機関の利用を勧めています。)
西立川口から入ると、正面に大きな池が見えます。池の左(西)側に進むとプールがあり、この時期はもっぱらこれを目当てに来る人が多いようです。



残堀川。

園内を縦断するように残堀川(ざんぼりがわ)が通っています。もとは箱根ヶ崎付近を水源とした川でしたが、湧水が減ったことや、水害対策で流路を付け替え、河床を掘り下げた際に透水層まで掘ってしまったために水が抜けてしまい、晴天時は完全に枯れ川と化しています。これについては現在東京都が河床に不透水層を作る改修を計画しているそうです。




左からバーベキュー場・スポーツ施設・遊具

西側はバーベキュー場やサッカーコートなどの運動施設・アスレチックなどの子ども向けの遊具施設がおかれています。



掘割の下を通るサイクリングロード。

園内を一周する形でサイクリングロードが設置されています。上下線分離・他の道路とは完全に立体交差
となっています。自転車は各入口で借りることができ、園内の移動に便利です。



日本庭園。

北側にはやや小さめながらも日本庭園があります。茶室では抹茶をいただくことができます。



(つづく)

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