カテゴリ:公園・風景

代々木公園(2007年6月3日訪問)

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


日付は前後しますが、6月3日に訪問した東京の代々木公園です。隣接する明治神宮の花菖蒲を見に行ったついでに行きました。

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明治神宮の花菖蒲(2007年6月7日作成)

都心のオアシス


芝生広場。こうして見ると新宿御苑(山手線の反対側にある)と区別が付きません。

代々木公園は山手線の原宿駅~代々木駅の線路の西側に広がっています。ここは戦前、日本陸軍の演習場(代々木錬兵場)が置かれていた場所で、戦後しばらくはGHQの接収を受けた後、東京オリンピックの選手村が置かれました。現在はNHK放送センターがあるということは説明するまでもないでしょう。



左:歩道橋から公園を横切る道路を見下ろす。
右:おなじみのNHK放送センター。

公園は道路を挟んで2つに分かれており、北側は芝生広場や森が、南側は国立代々木競技場などのスポーツ施設とNHK放送センターが広がっています。一般的にいう「代々木公園」は北側の部分を指していることになります。



左上:公園中央にある噴水。(節水のためか水が出ていませんでした。)
右上:噴水の周りはバラ園になっていました。
左下:公園を一周するサイクリングロードがあり、貸し自転車もあります。(9:00~16:00)
右下:芝生広場の周りは森になっています。



公園南側ではNHK・環境省などが主催の“エコライフフェア2007”が開催されていました。

地下に広がる施設


地下鉄の通気口。

公園の南側を歩いていると、芝生の中にところどころ不釣合いな鉄格子のフタが現れます。この鉄格子からは時々電車が走る音が聞こえてきます。


地図をご覧の通り、代々木公園の下には地下鉄千代田線が走っています。鉄格子はこのトンネルの通気口だったわけです。秋になるとこの鉄格子の上に落ち葉が積もり、電車の風圧でその落ち葉が舞い上がるということでテレビなどで話題になったこともあります。また、通常の線路のみならず、代々木公園の地下には朝ラッシュでの運行を終えた電車を夕方まで停めておく留置線があります。その規模は10両編成が数本停めておくことができる大規模なものです。



左上:代々木公園駅4番出口。右上の斜面に通気口が開いており、この直下を千代田線が走っています。
右上:代々木公園駅のホーム。

公園の西端に行くと千代田線の代々木公園駅があります。4番出口は公園と道路の境目にあり、この直下を千代田線が走っています。ホームに下りるとその真ん中にポンプ室が鎮座しています。代々木公園に隣接している明治神宮の境内では自然湧水があるほどですから、その近くを通る千代田線のトンネル内でも地下水が大量に湧いてしまうのかもしれません。



このほか、代々木公園の地下には災害用の給水施設もあるそうです。

地上は都会のオアシスとして、地下は都市機能を支える重要な拠点として機能しているわけですね。




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