カテゴリ:雑記

外付けHDD破損・・・その後

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

ビデオが消えるぅ~~~・・・



これまで使っていた外付けHDDは3年前に購入したアイオーデータ製の容量160GB。主にテレビやデジカメの画像などを保管していました。中にはケーブルテレビで放送された自分の高校の地域清掃活動(自分も写っていた)についての番組など2度と取り戻せないような内容も入っており、扱いには常に気を使ってきました。

最近になって徐々にUSBケーブルの接触が悪くなってきており、できるだけ使用時間を短くするよう心がけてきました。しかし、木曜日ついに背面のUSBコネクタ(本体に埋め込まれている方)が破断し、本体ケース内部に落ちてしまいました。動かすとカラカラと音を立てる始末です。




丸で囲んだ部品が外れた。

仕方が無いので本体ケースのプラスチックでできた部分を破壊し、ケースを開けました。見ると、USBコネクタの根元部分でハンダがきれいに破断しています。常に引っ張られていたうえ、温度変化が激しかったため金属疲労を起こしてしまったのでしょう。
HDDを再び動作させるには外れてしまったコネクタを基盤に戻すしかありませんのでハンダゴテで慎重にコネクタを基盤に付け直します。コネクタは四隅の突起のほか、情報をやり取りするための線が0.3mm間隔くらいで5本あり、修理が成功するかはある種の「賭け」といっても良かったと思います。




左が新しいHDD。

こうしてなんとか応急修理が成功し、内部のデータも正常に読み出せるようになりました。本体ケースを破壊してしまった以上、これ以上使い続けるわけにはいきません。また、このHDDよりさらに1年前に購入したPC内臓のHDDは60GBしかないため、テレビの録画に対しては容量が全く足りません。ソいうわけで翌日新しい外付けHDDを購入してきました。購入したのはバッファロー製の容量400GB、18,900円でした。今回壊れたHDDを3年前荷購入したときとほぼ同じ価格で容量は2.5倍になりました。現在は順次データを移し換えている最中です。

ハンダは電子機器の永遠の課題
ちなみにPC関係をはじめ、多くの電子機器の寿命はこのハンダ付けの部分と電解コンデンサ(電気を一時的に溜める電子部品で中に液体が入っている)に大きく依存すると言われています。故障の状況としては

1、ハンダが温度変化に伴い収縮を繰り返すため、金属疲労で破断する。
2、温度上昇で電解コンデンサの内容液が蒸発し、電気を貯められなくなる。

と言うのが考えられます。故障すると取り戻せなくなってしまう記録媒体では日々のバックアップをしっかりとやっていく必要があると改めて認識したできごとでした。

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