東京駅周辺の再開発、続々竣工

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


 
このブログ上でも以前から何度もお伝えしているJR東京駅とその周辺の再開発ですが、この春一部が完成を迎えました。それぞれ簡単に採り上げてみようと思います。

新丸ビル

東京駅丸の内中央口付近から見上げた新丸ビル

丸の内側ロータリー側で最後まで工事が続いていた「新丸の内ビルディング(新丸ビル)」が4月27日11時オープンしました。隣接する丸ビルや丸の内OAZOなどと同じく三菱地所が開発した高層ビルです。飲食店のほか、ファッション雑貨などを扱っている店が多いようです。




完成した地下通路。左が新丸ビルへ、右がOAZOへそれぞれつながる。(クリックで拡大)

新丸ビルのオープンにあわせ、東京駅横須賀・総武線地下コンコース・地下鉄丸ノ内線改札口から直結する地下通路も完成しました。これにより雨の日も傘を使うことなく丸の内側のビル3棟全てに行くことができるようになりました。

サピアタワー(日本橋口の高層ビル)

日本橋口から眺めたサピアタワー

一方、「東京ステーションシティ」の一端を成す八重洲口の再開発も順調に進んでおり、今月24日日本橋口に「サピアタワー」がオープンしました。オフィス・貸会議室の「東京ステーションコンファレンス」、JR東に本系列のホテル「ホテルメトロポリタン丸の内」が入ります。オープンを前にしてTBS系列のドラマ「特急田中3号」のロケでも使用されています。

▼参考
ジェイアール東日本ビルディング - サピアタワー
→施設紹介
TBS - 特急田中3号メイキングレポート15輌目
→ドラマ「特急田中3号」のメイキングレポート

東京ステーションシティ(八重洲口再開発・丸の内赤レンガ駅舎復原)は続く


丸の内赤レンガ駅舎。後ろの高層ビルは「グラン・トウキョウ・サウスタワー」

さらに「東京ステーションシティ」の建設は進みます。

丸の内側ではいよいよ6月から赤レンガ駅舎を創建当時の形に復原する工事が始まります。戦災で失われた3階部分を復元するほか、北口・南口のドーム天井も忠実に再現される予定です。また、地下には地震対策として積層ゴムとオイルダンパを用いた免震装置が組み込まれる予定です。



八重洲口で進むツインタワーの建設。左が「ノースタワー」、右が「サウスタワー」。

八重洲側では建設中の「グラン・トウキョウ・ノースタワー」の一部と「グラン・トウキョウ・サウスタワー」が今年10月に完成します。現在の大丸デパートは「ノースタワー」に移転し、跡地は「ノースタワー」の増床スペースとペデストリアンデッキに転用される予定です。

▼参考
東京駅を含む開発エリア及び新築ビル等の名称決定について
→東京ステーションシティ公式Web内のPDF資料。(リンク切れ)
MSN毎日インタラクティブ - 東京駅:丸の内駅舎を創建当時の姿に…起工式
→5月30日に行われた赤レンガ駅舎復原の起工式について(リンク切れ)



丸の内ロータリーから見た東京駅の全景。(クリックで拡大)

全てが完成するのは4年後の2011年で、完成した暁、東京駅は日本の首都にふさわしい姿に変貌することになります。引き続きこのブログでもその進行状況について追っていきたいと思います。

参考・関連記事など
▼参考
TOKYO STATION CITY
→東京ステーションシティ公式WEB。(音が出ます。ご注意ください。)
Marunouchi.com
→大手町・丸の内・有楽町地区の情報


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