内房線・外房線新聞輸送列車~千葉駅での分割併合一覧(動画)~

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


房総半島では一部で道路事情が悪いため、東京の両国駅から現在でも鉄道による新聞(夕刊)の輸送が行われています。また以前それとは別件で、千葉駅で行われる連結作業について何度か記事にしました。このうち、午後1時半~2時半にかけて行われる列車の一部はこの新聞輸送列車を兼ねています。
今回は新たにサービスが始まったYahoo!ビデオキャストYouTubeを利用する形でこの千葉駅での新聞輸送列車の切り離し・連結作業の動画を制作いたしました。この動画を用いて作業の一連の流れを追ってみたいと思います。

千葉駅と黒砂信号場
最初に図上での説明です。


まずは千葉駅の構造を簡単に説明しておきましょう。千葉駅は東京方から来た総武快速線が内房・外房線、総武・成田線のそれぞれ2方向に分かれる「Y字型」の構造をしています。東京方からの直通、そして千葉以遠のローカル列車の折り返しの役割を果たしており、内房・外房・総武・成田の各路線ごとに2本ずつの計8本(さらに総武緩行線の2本が加わりますが、今回は関連が無いため割愛)線路がありますが、容量はぎりぎりの状態です。


作業の流れ(GIFアニメーション)

1、東京方から8両が千葉駅5番線に入線。
2、後の4両を切り離す。
3、切り離した4両を黒砂信号場に回送。
4、残った4両は蘇我方から乗客を乗せたまま来た4両と連結。また4番線にも4両が入線。
5、5番線から乗客を乗せた8両が発車。
6、4番線の4両と黒砂(信)から戻った4両が連結。
7、4番線から乗客を乗せた8両が発車。
※図番号は動画内の項目番号と一致。


今回採り上げる両国駅からの新聞輸送列車は8両編成で千葉駅に到着した後、4両ずつに分けて内房線・外房線にそれぞれ向かいます。しかし、前述の路線ごとに割り振られたホームや線路容量の関係から同じホームで切り離し・連結を行い別々の路線に向かうわけにはいきません。
そこで登場するのが4月15日の記事で紹介した「黒砂信号場」です。黒砂信号場は千葉駅から2.5kmほど東京方に行った場所にあり、総武快速線の上下線間にもう1本線路がある形になっていて、折り返しが可能な構造になっています。新聞輸送列車は千葉駅到着後先頭の4両はすぐに乗降を開始する一方、後ろの4両を切り離していったんこの黒砂信号場に逃がし千葉駅へ入れ直すことで、路線ごとに決められたホームを守り線路容量の問題も解決しているわけです。

<動画>内房線・外房線新聞輸送列車(YouTube)
では、以上の説明を踏まえた上で8分半ほどのやや長い動画ですが連結作業の一連の流れをご覧下さい~


なお、この新聞輸送列車ですが夕刊が休刊になる場合(日曜・祝日・年末年始など)にはダイヤが変更(部分運休)となりますので実際にご覧になられる場合はご注意くださいませ。

▼関連記事
113系新聞輸送列車(2006年2月4日)
千葉駅113系連結作業Ⅱ(車内から)(2006年10月10日)
西千葉公園と総武線黒砂信号場(2006年4月15日)

※2009年1月19日:動画をYahoo!ビデオキャストからYouTubeへ付け替え
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