カテゴリ:公園・風景

大房岬(1)

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

さて、「風っこ南房総号」を富浦駅で撮影したわけですが、わざわざこんな田舎の小駅で撮影したからにはそれなりの理由があります。駅間で走行中の列車の写真を撮るのは準備も大変ですし、車両の細部を観察することができませんので駅で撮影することにしたというのが1つの理由ですが、本当の理由はそんな簡単なことではありません。

思い出の場所
http://clip.alpslab.jp/bin/map?pos=35/1/52.691%2C139/49/27.031&scale=250000
ALPSLAB baseへのリンク

富浦駅から西(海)側へ3kmほど行ったところに「大房岬(たいぶさみさき)」という海に突き出た岬があります。それほど有名な観光スポットでもないためご存知の方は少ないと思います。それもそのはず。岬の大きさはとても小さく、縮尺50万分の1くらいの広域地図になると省略されて見えなくなってしまうほどです。今回の目標はここに行くことでした。本来は電車ではなく車を利用すべき場所で、かなり強気の計画です。

ここまでするには相応の理由があります。

9年前の5月、私はこの大房岬に来ています。それは小学校の林間学校。この場所には千葉県が運営する滞在型の教育施設があり、私もその施設を利用したのです。そのときの思い出はもはや一生モノと言ってもよいものです。
時は流れて2007年。大学生になってそんなことは記憶の彼方へすっかり消え、鉄道ファン度を極めた(?)私は内房線で多数走っているちばデスティネーションキャンペーン関連の臨時列車を追っかけ続けていました。2月11日(日)の「SL/DL南房総号」の運転の際にそれまで行ったことの無かった館山駅にも到達しています。行き帰りの2時間の電車では車窓に広がる海・山を見ながらボーッと過ごしていました。



上総湊付近の車窓。(記事内容とは無関係。)

線路と並行する国道127号線と東京湾、
連続するトンネル、
そして富浦駅の前後で見えた海へ突き出す岬・・・
あれが大房岬かっ!

この瞬間あの頃の記憶がよみがえってきました。
そして家に帰り、次の臨時列車の撮影計画を立てているうちに「あの場所にもう一度行けないだろうか?」と考えるようになります。そして運良く前述の「風っこ南房総号」を撮影に際して時間的にも場所的にも好条件であることが判明しました。

「せっかく青春18きっぷ1回分を使って行くのだから実りのある旅にしよう」

こうして9年ぶりの大房岬訪問計画は私の中で揺ぎ無いものになったのです。

まだ、現地にも到達せずに終わってしまいましたが続きは次の記事で。

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