東急世田谷線

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


東急田園都市線の三軒茶屋駅から京王線の下高井戸駅を結ぶのが東急世田谷線です。全線を乗ってのも20分程度しかかからない短い路線です。もともとは三軒茶屋からそのまま国道246号線上の併用軌道(東急玉川線)を通って渋谷まで行く路面電車でしたが、自動車の増加によって東京都内の他の例に漏れず専用軌道の三軒茶屋~下高井戸間が残されたものです。



全編成で色が違います。右下は玉川線時代に存在した200形のカラー。(クリックすると拡大します。)

前回世田谷線に乗ったのは10年近く前ですが、当時は路面電車の名残でホームが今よりも低く、電車は入口に2段の高い階段がついた旧型車(デハ80・150形)でした。その後、旧型車の一部機器(台車など)を流用する形で現在の300形が造られ、2001年に300形へ車種統一されると全駅のホームをかさ上げし、ホームの入口は車椅子でも通れるスロープを整備し、さらに全乗務員が「サービス介助士」の資格を持っておりバリアフリー対応も完璧です。また、これらの改良と前後して「せたまる」と呼ばれるICカード乗車券が導入され、来る3月18日からは待望のPASMOとの相互利用が開始されます。日中でも約5分間隔で運行されており、設備・ダイヤ・人員などあらゆる面において現代のLRTと呼ぶにふさわしい路線です。


宮の坂駅の保存車


宮の坂駅にはかつて玉川線や世田谷線を走っていた600形601号車が保存されています。この車両bは大正14年に製造され、昭和28年に車体を木製から鋼製に更新し、玉川線廃止まで活躍。その後江ノ島観光(現在の江ノ島電鉄)に渡り平成2年まで活躍し、廃車直後からこの宮の坂駅に保存されています。



(クリックすると拡大します。)
車内にも入ることができます。事故防止のため客室ドアが外側から溶接した板で固定されている以外はほぼ原型のようです。入り口付近に玉電~東急玉川線についての年表が、天井の広告枠には玉電の写真が飾られています。手入れが行き届いており、大変良好な状態です。

玉電開通100周年・新玉川線開通30周年記念


花電車とそのヘッドマーク。(クリックすると拡大します。)

東急では1907年3月の玉電(東急玉川線)開通から100周年になるのを記念して花のイラストを飾った電車が運行されています。これは玉川線廃止時に運行された花電車をイメージしたものです。一方、新玉川線(田園都市線渋谷~二子玉川間)も1977年4月の開通から30周年を迎えることからこちらでも車体に装飾をした列車が走ります。また、渋谷マークシティ・三軒茶屋のキャロットタワーでは玉電を記録した写真の展示会なども行われる予定です。


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