向島百花園と梅まつり
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。暖かくなってきましたので久しぶりに街めぐりもぼちぼち再開しようと思います。今回は浅草からほど近い、東京都墨田区の「向島百花園」です。
庶民のための庭園

向島百花園は江戸時代町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)、当時骨董商をしていた佐原鞠塢(さはらきくう)が交遊のあった江戸の文人墨客の協力のもと開園した庭園です。開園当初は360本のウメの木が植えられ、「新梅屋敷」と呼ばれました。(当時この近くの亀戸に「梅屋敷」があったためこう呼ばれた。)その後、ススキやハギなど中国や日本の古典に詠まれた植物を加え四季を通じて楽しめるようになりました。「百花園」の名称は、「梅は百花にさきがけけて咲く」または「四季百花の乱れ咲く」ということからつけられたといいます。長らく庶民のための民営庭園として親しまれてきましたが周辺の近代化や低地特有の度重なる洪水により維持が困難になり、昭和14年に東京市に寄贈されました。空襲により全焼したものの、復元が行われ現在に至ります。
開園時間・アクセス・料金等
開園時間 9:00~17:00(入園は16:30まで)休園日 年末年始(12/29~1/3)
料金 一般150円 65歳以上70円 (小学生と都内在住・在学の中学生は無料)
アクセス 東武伊勢崎線東向島駅より徒歩8分
京成押上線曳舟駅より徒歩13分
都バス亀戸-日暮里(里22)「百花園前」バス停下車徒歩2~3分
▼参考
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.html (財)東京都公園協会HP内

「庶民のための庭園」といわれるだけあり、これまで周ってきた他の庭園と比べると狭く、庭園の作りも質素な感じです。植物は春のウメと秋のハギが有名だそうです。今はちょうどウメの花が咲いており、来週末まで「梅まつり」としてイベントも行われているようです。

その他。(クリックすると拡大します。1021*510ピクセル)
上段左から・・・
1、売店。品揃えはよくなさそうなので必要なら外であらかじめ用意するのがベター。
2、並べられていた鉢。中は金魚が泳いでいます。
3、水を注ぐと音が鳴るらしい。
下段左から・・・
4、園内各所にある句碑。横の看板にはQRコードが書かれており、携帯電話で説明を見ることが出来る。
5、スイセンの花。
6、春の七草。
向島百花園のホームページによるとウメの花は満開になっているようです。今週末がちょうど見ごろです。

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