東急元住吉駅

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

週末は横浜方面に出掛けてきました。今回は東急線をとりあげます。

複々線化工事


武蔵小杉駅の様子。
左:目黒線の電車(左が東急3000系、右が埼玉高速2000系)
右:武蔵小杉駅の日吉方。都営6300系が停まっているのが将来目黒線の本線になる線路。

東急東横線は田園調布~日吉間で複々線化工事が進んでいます。これは地下鉄と直通している目黒線を日吉まで伸ばすことにより、東横線のバイパスとすることで混雑緩和を図るものです。すでに田園調布~武蔵小杉間は田園調布の地下化も含め工事が完了し、目黒線の電車は暫定的に武蔵小杉で折り返しています。残る武蔵小杉~日吉間は高架橋の建設工事が進んでおり、東横線の上下線は高架橋に移りました。これに伴い途中の元住吉駅も新しい駅舎に移っています。
ちなみに、元住吉駅は地上に留置線がある関係上、地上にも線路が残り完全な高架化はしない予定です。このため、一部の踏切も残されることになります。(ただし、現状と比べると遮断時間は格段に短縮される見込みです。)

太陽光発電も


高架化された元住吉駅は地上時代と同じ2面4線(内側2線が目黒線、今は工事中)ですが、その外側に東横線の通過線が設置されています。改札口・駅舎は3階にあり、一旦3階に上がってから2階のホームに下りる形になっています。ホーム中央部の屋根は白いテント状になっていて、その様子は大阪のユニバーサルシティー駅のような様子です。さらに、その両側の屋根は前面太陽電池パネルになっており、ホームから見上げると、その模様がはっきりと確認できます。ホームの番号はなぜか通過線もカウントしており2~5番線となっています。



駅の詳細。
左上:3階の改札口
右上:屋根の太陽電池パネル
左下:工事中の目黒線の線路
右下:通過線もカウント


1つ気になったのがこの通過線の分岐です。上り線の横浜方のポイントですが、通過線が分岐側(曲がる方)になっています。通過線は列車が速度を落とさずに済むようポイントの直線側に設定するのが一般的ですが、ここはなぜかその例外になっています。用地が厳しいなどの理由がありそうですが、少々残念な構造です。ちなみに、駅の両端はカーブしていますが、線路のカント(傾き)は当然のことながら通過線のほうが高くなっています。

東横線は近い将来10両編成化される予定になっています。その際にはまた変化が見られることでしょう。

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