京成←→新京成直通前夜

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


2ヶ月前お伝えした京成津田沼駅での京成~新京成の乗り入れですが、いよいよ明日からとなりました。新津田沼駅の時刻表もご覧の通りすでに交換が完了しており「千葉中央」の文字があります。紙を貼って改正前の時刻を表示しています。まずは京成電鉄ならびに新京成電鉄から発表された直通に関する内容をまとめてみます。

直通運転の概要


1、新京成が京成千葉線に「片乗り入れ」
両線の接点である京成津田沼駅に連絡線を設置して新京成の電車が京成千葉線の千葉中央駅まで乗り入れます。幕張新都心・千葉の中心都市である千葉市へのアクセスが向上します。
2、直通列車のダイヤ
平日・休日とも直通運転は20分間隔、日中のみ行われます。また京成津田沼駅で京成千葉線の電車は直通運転の実施時間帯、折り返し列車も含めてすべて5番線に発着します。(依ってこの時間帯は京成千葉線から京成本線への直通はなくなります。※)
3、直通する車両
新京成電鉄の8000形・8800形・N800形(すべて6両編成)が使用されます。京成電鉄の車両は列車無線など装備の関係上乗り入れを行いません。

▼参考
12月10日(日) 京成線ダイヤ改正実施(京成電鉄HP)(リンク切れ)
京成電鉄千葉線への乗り入れに伴うダイヤ改正について(新京成電鉄HP)(リンク切れ)

※私見ですが、これは現在飽和状態にある京成線ホームから余裕のある新京成線ホームへ京成千葉線を分離し、実質的な容量増大を狙っているのではないかと思われます。改正前の日中、新京成線ホームは通常片面しか使用されていませんでした。

京成津田沼駅の変化


京成津田沼駅の新京成ホーム(5・6番線)の電光表示機です。従来の松戸方面の表示機の下に京成千葉線の表示機を追加しました。上の表示板にはちょうどダイヤ改正に関するスクロールが流れていました。



新京成ホーム5番線の千葉方。10月の時点では「そっぽ」を向いて工事中だった信号機(緑の矢印の先)も明かりがともっており、直通に向けた準備は完了しています。

直通運転前日となり新京成の駅では行き先表示の交換などの準備がすでになされていました。また、1ヶ月ほど前から新京成の車両を使用した乗務員の訓練運転なども行われていたようです。残念ながら私はちょうど忙しい時期に重なってしまったためついに試運転の列車は見ることが出来ずじまいでした。明日からの直通運転が楽しみなところです。


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