小石川後楽園
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。週末の撮影分です。東京都心のど真ん中にある小石川後楽園に行ってきました。まだ紅葉には早かったですが、多くの人で賑わっていました。
小石川後楽園は江戸時代初期、水戸徳川家の祖である頼房が中屋敷(のち上屋敷)として造られ、その後二代藩主光圀により完成したものです。造園に当たり光圀は中国(当時は明)の儒学者である朱舜水の意見を取り入れ、円月橋や西湖堤などの中国風の景観が多く見られます。また、後楽園の名も舜水の命名で、これは中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から取ったものです。園内にはは江戸の町に生活用水を供給した神田上水が通り、池の水もここから取り入れていました。(現在は跡のみ)
料金・開園時間など
開園時間 9:00~17:00(入園は16:30まで)休園日 12/29~1/1
料金 一般300円 65歳以上150円 (小学生と都内在住の中学生は無料)
交通 JR・東京メトロ・都営地下鉄飯田橋駅から徒歩2~8分・東京メトロ後楽園駅から徒歩8分
ホームページ http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index030.html (財)東京都公園協会HP内
都内の他の庭園と比べると木々が密集していてやや暗い印象です。写真を撮る際は三脚があったほうがよいでしょう。あと数週間もすればここもモミジが美しく色づくはずです。ただ、その雰囲気をぶち壊しにしてしまうのが隣接する東京ドームシティーの遊園地“LaQua”のアトラクションから聞こえてくる絶叫。静かに楽しむはずの庭園にこれは流石にありえない状況です。

園内は中央の大泉水と東側の内庭に分けることができます。山の方は木々が密集していて暗いです。
左上:大泉水。
右上:内庭。木立の隙間から東京ドームが見える。
左下:山の上から見下ろしたところ。
右下:急な階段「愛宕坂」。「昔の人は着物でこれを登ったんだ~」と驚嘆する声も。

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