幕張にある総武緩行線最後の踏切

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


方向表示は「JR」「京成」の2個が並んでいる。

幕張昆陽地下道により、懸案であった幕張駅付近の大きな県道の踏切は廃止されましたが、さらに北側に行くと歩行者専用の踏切が残っています。「花立踏切」という名のこの踏切も幕張駅付近と同様地下化されて廃止されることになっており、現在鋭意工事が進められています。近い将来実現するこの踏切の廃止により、中央・総武緩行線(千葉~三鷹)、ならびに総武快速線(東京~千葉)から踏切がすべて消滅することになります。

仮設踏切に移動して掘削中


(クリックで拡大可)
左上:海側の旧踏切跡。奥のトンネル内でも掘削作業が行われている。擁壁に打ち込まれたアンカーが目立つ。
右上:山側は旧踏切と仮設踏切が隣接している。
左下:線路の外側でも掘削が最盛期。
右下:工事が行われている場所と仮設踏切の位置関係。

この踏切は京成千葉線、総武緩行線、総武快速線のそれぞれ上下線(計6線)と幕張車両センターへの通路線1線を渡る物で、中央部は高架(盛土)の幕張車両センターの下をくぐる形になっています。幕張駅付近の廃止された踏切と同様「開かずの踏切」と化しており、地下化によって立体交差化されます。以前は幕張車両センターの下はトンネルでくぐっていましたが、工事の進捗に伴い掘削に支障することからやや南側に新設した仮設の踏切に移動しています。仮設の踏切は途中の通路が幕張車両センターの高架と線路の間にあって十分な幅が確保できなかったことから、歩行者専用になっています。使われなくなった旧踏切の跡は地下の掘削作業が行われています。高くなっている幕張車両センターの擁壁は地下の掘削に伴う壁自体の傾斜や沈下を防ぐためか、巨大なアンカーが数十本打ち込まれています。線路の前後の道路でも掘削が行われており、工事は今が最盛期と言ったところでしょうか。


おまけ:ガードレールだけで仕切られた線路


踏切付近は海側の京成千葉線の線路と外側の道路が今の時代では珍しくガードレールだけで仕切られています。線路自体もかなり道路に近く、自分のすぐ脇を電車が高速で通過していくと言う感じです。

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