カテゴリ:鉄道:駅・施設・風景
幕張にある総武緩行線最後の踏切
公開日:2006年11月02日00:01
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。方向表示は「JR」「京成」の2個が並んでいる。
幕張昆陽地下道により、懸案であった幕張駅付近の大きな県道の踏切は廃止されましたが、さらに北側に行くと歩行者専用の踏切が残っています。「花立踏切」という名のこの踏切も幕張駅付近と同様地下化されて廃止されることになっており、現在鋭意工事が進められています。近い将来実現するこの踏切の廃止により、中央・総武緩行線(千葉~三鷹)、ならびに総武快速線(東京~千葉)から踏切がすべて消滅することになります。
仮設踏切に移動して掘削中

(クリックで拡大可)
左上:海側の旧踏切跡。奥のトンネル内でも掘削作業が行われている。擁壁に打ち込まれたアンカーが目立つ。
右上:山側は旧踏切と仮設踏切が隣接している。
左下:線路の外側でも掘削が最盛期。
右下:工事が行われている場所と仮設踏切の位置関係。
この踏切は京成千葉線、総武緩行線、総武快速線のそれぞれ上下線(計6線)と幕張車両センターへの通路線1線を渡る物で、中央部は高架(盛土)の幕張車両センターの下をくぐる形になっています。幕張駅付近の廃止された踏切と同様「開かずの踏切」と化しており、地下化によって立体交差化されます。以前は幕張車両センターの下はトンネルでくぐっていましたが、工事の進捗に伴い掘削に支障することからやや南側に新設した仮設の踏切に移動しています。仮設の踏切は途中の通路が幕張車両センターの高架と線路の間にあって十分な幅が確保できなかったことから、歩行者専用になっています。使われなくなった旧踏切の跡は地下の掘削作業が行われています。高くなっている幕張車両センターの擁壁は地下の掘削に伴う壁自体の傾斜や沈下を防ぐためか、巨大なアンカーが数十本打ち込まれています。線路の前後の道路でも掘削が行われており、工事は今が最盛期と言ったところでしょうか。
おまけ:ガードレールだけで仕切られた線路

踏切付近は海側の京成千葉線の線路と外側の道路が今の時代では珍しくガードレールだけで仕切られています。線路自体もかなり道路に近く、自分のすぐ脇を電車が高速で通過していくと言う感じです。
スポンサード リンク
カテゴリ:鉄道:駅・施設・風景の記事

芝浦工大附属中高403号蒸気機関車
2023/01/21 08:34

南武支線小田栄駅(開業後)
2016/07/07 19:38

烏山線蓄電池駆動電車“ACCUM”(2:烏山駅の充電設備)
2014/11/04 21:29

吾妻線八ッ場ダム建設に伴う付け替え工事(2014年8月24日取材)
2014/09/20 22:34

京王井の頭線沿線のアジサイ(2012年6月23日取材)
2012/06/28 12:58

新砂あゆみ公園の営団5000系の現状(2012年2月18日取材)
2012/02/23 21:02

レール塗油器(小田急線代々木上原駅)
2007/06/21 22:54

中央線と春の風景(2007東京さくら紀行[5])
2007/04/09 18:06

外濠の桜・市ヶ谷→飯田橋(2007東京さくら紀行[4])
2007/04/08 02:21

神田川と井の頭線(2007東京さくら紀行[3])
2007/04/06 10:32
<<<新しい記事:京急蒲田駅付近連続立体交差化事業
古い記事:京急の写真、残りの分。>>>
最新記事 

相鉄線内の様子 - 相鉄・東急新横浜線開業(1)
2023/09/27 18:55

西武新宿線中井~野方間地下化工事(2023年3月19日取材)
2023/08/27 18:08

葛西臨海公園のひまわり
2023/08/10 12:15

X(旧Twitter)コンテンツ不具合とモバイル投稿カテゴリ復活について
2023/08/02 12:01

まもなくリニューアルされる青梅鉄道公園
2023/07/27 13:15

相鉄線星川駅高架化工事完成(2017年下り線高架化から現在まで)
2023/07/13 18:53

東京都西東京市(旧田無市)のマンホール
2023/06/30 21:20

羽田空港アクセス線建設工事2023②大汐線改修区間の現状
2023/05/31 17:38

羽田空港アクセス線建設工事2023①前史
2023/05/24 18:15

「未来へのレポート」は15周年を迎えます -皆様への感謝と次の目標-
2023/05/17 12:00
月別アーカイブ
全記事タイトル一覧
お知らせ
各記事ページ下部にあるSNSボタンの仕様が古く、一部サービスで不具合を起こしていたため修正しました。(2023.08,12)2021年以前の記事について、記事のレイアウトの一部やURLを最新記事と同様になるよう修正を進めています。古いURLでアクセスされた場合変更後のURLに自動転送されます。(2023,04,19)
過去のお知らせ一覧
公式X(旧Twitter)