幕張昆陽地下道

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


花見川サイクリングロードからちょっと外れてJR幕張駅周辺を周ってみます。まずはJR幕張駅の北側にある「幕張昆陽地下道」をご紹介します。

開かずの踏切解消


通過中の「成田エクスプレス」と線路をくぐる地下道。遠くの高層ビル群が幕張新都心。

この地下道はJR総武線の下を県道57号美浜長作町線がアンダーパスする位置します。2004年までは県道が踏切で線路を横断する形になっており、当時は京成千葉線2線+JR総武線8線(幕張車両センターへの連絡線を含む)の線路を横断する形になっていて、長時間遮断器が下りたままの「開かずの踏切」と化していました。この道路は京葉道路の武石ICから幕張新都心を結ぶ重要幹線であり、「開かずの踏切」による交通渋滞や事故発生の可能性を排除するべくこの地下道が建設されました。「昆陽」の名は地下道の真上に建つ昆陽神社にちなんだものです。



線路の西(海)側に建つ「秋葉神社」と「昆陽神社」。この直下を地下道路が走っている。

「昆陽神社」は江戸時代の儒学者・蘭学者である「青木昆陽」を祀った神社です。青木昆陽は当地で甘藷(かんしょ:さつまいも)の試作に成功し、その成果で多くの人々を飢餓から救ったと言われています。その業績をたたえ、昆陽は「芋神」としてこの神社に祀られています。


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