【速報】都営フェスタ'06in浅草線

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


本日、東京都交通局馬込車両基地(都営浅草線西馬込駅先にある車庫)の公開イベントが行われましたので行ってきました。どうやら朝の開場時は大混雑だったようですが、私が行った13時頃はあまり人がいない状況でした。(本当は朝から行こうと考えていたのですが、寝坊しまスた・・・)ちなみに限定パスネットはもちろんのことグッズ類はほとんどが売切れでした。もともと買うつもりは全く無かったので(日比谷の鉄道フェアで一杯買ってしまったので)いいんですけどね。

1枚目写真(2枚パノラマ合成。拡大可。1024*491ピクセル・102KB
勢ぞろいした乗り入れ3者(※1)の車両たち。左から京成3200系、京急1000系、北総7000系、都営5200系、都営5300系×2、都営12-000系、都営E5000形電気機関車。都営5200系、北総7000系は間もなく引退予定の車両です。整理券をもらうと(着いた時はすでに終了)正面から撮れるということでしたが、横からでもこのように十分眺めることができました。

※1:一般に「3」と書かないのは東京都交通局が株式会社ではないからです。

小さめの車両工場


左上:台車の「立体駐車場」
左下:5300系の台車
右上:輪重測定器。(※2)レール下部の緑色の箱にセンサーが内蔵されている。
右下:山のように積まれていた貫通幌。



奥が大江戸線12-000系、手前2個が浅草線5300系のパンタグラフ。係員の方に伺ったところ車両の大きさが違うためパンタグラフの大きさも異なる他、架線構造の違いから摺り板の材質も違うということです。(大江戸線(剛体架線):鉄系の摺り板、浅草線(トロリ線):カーボン摺り板。)

地下鉄の場合、車両の大きさや軌間の違いなどによりJRの車両工場のように全路線で1つの工場とすることはできません。このため路線ごとに工場を持つことになります。設備の大きさは1路線の車両分だけあればいいため、JRなどと比べるとコンパクトです。さらに、馬込車両基地の場合、台車の置き場所を立体化するなどして設備面積の圧縮もされています。(ちなみに、以前は西馬込駅を挟んだ反対側にも工場設備があった。)

※2:2000年に発生した営団地下鉄日比谷線脱線衝突事故の教訓から左右の輪重差を±10%以内とすることが求められたため、このような設備が導入されました。

今後は大江戸線車両も


今後、この馬込車両基地では大江戸線の車両の検査も行うことになっています。大江戸線はリニアモーター駆動であるため浅草線内では自走できません。このためこの写真の電気機関車によって牽引され馬込車両基地まで搬入することになっています。
では、大江戸線の車両はどこから浅草線内に入れるのでしょうか?答えは以前の記事でも触れました。大江戸線汐留駅構内から浅草線新橋―大門間まで新たに連絡線を建設し、搬入口とする予定となっています。この連絡線は地上の道路と一体で建設されているため未だ一部が工事中ですが、汐留駅側ではすでにこのトンネル入口を見ることができます。(浅草線側も駅間でわかりづらいですがすでにトンネルに横穴が開いています。)

▼関連記事
大江戸線汐留駅の謎のトンネル(2006年10月5日)

おまけ:地下への入口


(車両基地の上に架かる歩道橋から撮影。)
車両基地の外れに西馬込駅へつながるトンネルの入口を見ることができます。車両基地へ入るにはここから一旦基地の端の引き上げ線まで進み、バックする必要があります。用地の厳しい都心ではこのような構造も止むを得ないのかもしれません。
(矢印の先、トイレ?の建物は5300系カラーだ!(爆))

スポンサード リンク
テーマ:鉄道 ジャンル:趣味・実用
<<<新しい記事:花見川サイクリングロード2
古い記事:千ケヨにE231?>>>
月別アーカイブ

全記事タイトル一覧

おすすめ&スペシャル


YouTube再生リスト:渋谷駅再開発

お知らせ

各記事ページ下部にあるSNSボタンの仕様が古く、一部サービスで不具合を起こしていたため修正しました。(2023.08,12)
2021年以前の記事について、記事のレイアウトの一部やURLを最新記事と同様になるよう修正を進めています。古いURLでアクセスされた場合変更後のURLに自動転送されます。(2023,04,19)


過去のお知らせ一覧
公式X(旧Twitter)


Reports for the future ~未来へのレポート~
Copyright (C) 2008-2023 Umemoto Takuya (takuya870625) some rights reserved. CreativeCommons-Attribution-Noncommercial-ShareAlike-2.1 Japan (About)
Powerd by FC2 Blog. Since:2008,05,17  レイアウト切替: パソコンスマートフォン
※当サイトは個人が運営しています。企業サイトではありません。
未来へのレポートNOW(取材速報Twitter)
※現在Twitterでは頻繁に仕様変更が実施されており、外部サイトのウィジェット表示に不具合が生じています。最新ツイートは@Rf_nowアカウントページにて直接ご確認ください。(なお、全てのツイートをご覧いただくにはTwitterアカウントでのログインが必要となりましたのでご注意ください。)