日暮里駅が大きく変わる。
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。▲京成線ホーム頭上で進む工事。
京成本線の改良工事、最後は日暮里駅です。
現在、京成本線の上野から北総線を経由して成田空港へ向かう新たな鉄道(「成田新高速鉄道」)を建設する計画が進んでいます。この鉄道はかつて一度は断念した「成田新幹線」の現代復刻版(?)で、北総線内は設備の改良のうえで最高速度130km/h、その先の印旛日本医大~成田空港間は新たに線路を建設して最高速度160km/h運転を行い、上野~成田空港間を36分で結ぶ予定です。(ちなみに現行の京成スカイライナー・JR成田エクスプレスではともに東京都心~空港の所要時間は最速50分強です。)
JRと京成の接点となる日暮里駅、現在の京成本線ホームは島式1面2線。このままでは成田新高速鉄道開業時に激増すると予想される利用客を捌ききれません。そこで、以前東京駅の長野新幹線乗り入れの際に使われたのと同じ手法で、上下線の線路を2階建てに重ね、ホームやコンコースの敷地を確保することになり、現在工事が進んでいます。完成時には1階が1面1線の京成本線上りホーム、2階が改札・コンコース、3階が2面1線の京成本線下りホーム(JR線側が一般列車・反対側がスカイライナー専用ホームの予定)になる予定です。京成線のホーム頭上には巨大な鉄骨の構造物が建ち上がり、前後の線路は工事の支障にならぬよう若干位置が変更されています。
新交通システムも開業

京成線の工事とは別に、駅の外では新交通システム「日暮里舎人(とねり)線」の建設工事が進んでいます。これまで自動車に頼っていた荒川区・足立区の新たな交通機関として期待されています。開業は来年度の予定で、工事の遅れていた日暮里駅でも駅舎の形が出来上がっています。
また、これらの工事にあわせるように、今後JRの駅舎も改良が予定されています。
今後もしばらくの間目が離せそうにない日暮里駅の状況です。

スポンサード リンク
カテゴリ:鉄道:建設・工事 の最新記事
京浜東北線浜松町駅ホーム拡幅工事(2022年3月2日取材)(2022年05月18日作成)春日部駅高架化工事(2021年4・9月取材)(2022年05月13日作成)
東武伊勢崎線竹ノ塚駅高架化工事(2021年4・9月取材)(2022年02月05日作成)
京葉線幕張豊砂駅建設工事(2022年1月16日取材)(2022年01月24日作成)
とうきょうスカイツリー駅付近高架化工事(2021年4月24日取材)(2021年07月04日作成)
東京メトロ千代田線北綾瀬駅ホーム延伸工事(2021年4月10日取材)【終】(2021年06月21日作成)
京葉線幕張新駅建設工事(2021年6月取材)(2021年06月17日作成)
みなとみらい線元町・中華街駅留置線新設工事(2021年04月23日作成)
京葉線幕張新駅建設工事(2020年12月取材)(2021年01月27日作成)
東武野田線高架化工事(2020年10月2日取材)(2020年11月07日作成)
<<<新しい記事:ちばモノレール祭り2006@携帯
古い記事:房総211系・・・「普通」=「NORMAL」??>>>
最新記事 
京浜東北線浜松町駅ホーム拡幅工事(2022年3月2日取材)(2022/05/18)
春日部駅高架化工事(2021年4・9月取材)(2022/05/13)
総武線ホームドア続々 - ホームドア最前線2022(1)(2022/02/18)
京都府宇治市のマンホール(2022/02/07)
東武伊勢崎線竹ノ塚駅高架化工事(2021年4・9月取材)(2022/02/05)
サイトSSL化について(2022/01/26)
京葉線幕張豊砂駅建設工事(2022年1月16日取材)(2022/01/24)
「未来へのレポート」のご紹介(2022/01/16)
都営新宿線大島車両検修場の新車搬入とおこぼれ話(2022/01/03)
2022年のご挨拶と目標(2022/01/01)
月別アーカイブ
全記事タイトル一覧
お知らせ
当サイトは2022年1月31日よりSSL(暗号化通信対応)に対応しました。これに伴い全ページのアドレスが変更となっており、古いアドレスでアクセスされた場合は自動転送されます。なお、古いコンテンツの一部は改修を継続中のため非SSLで表示される場合があります。また、ガラケーサイトは提供を終了しました。長らくのご利用ありがとうございました。→SSL化に伴うご留意事項について(2022,01,31)過去のお知らせ一覧
更新情報Twitter