カテゴリ:道路

汐留地区で続く道路建設

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。



高層ビルの隙間を「ゆりかもめ」が走る

汐留駅の地上は日本テレビや電通の本社ビルが入る「汐留シオサイト」のビル群が広がっています。その隙間を縫うようにして新交通「ゆりかもめ」が走っており、その脇の日本テレビと汐留タワービルの間は地階まで巨大な吹き抜けになっています。高層ビルの間を電車が「空中飛行」する様子は一昔前のSF映画の光景そのものです。

さらに道路の建設が続く


奥がJR山手線・京浜東北線などの線路。

汐留地区の南側の一角に空き地となって未だに工事が続いている場所があります。環状2号線の建設現場です。この道路は地上4車・地下4車線の2層構造になり、山手線・京浜東北線をくぐった先にある第1京浜につながる予定です。交差する山手線・京浜東北線は既設のレンガアーチ高架橋を一般的なのPC桁に作り変える大改造を行っています。また、その先の第1京浜の地下には都営地下鉄浅草線が通っています。



掘削が続く。

そうです。1つ前の記事で書いた都営大江戸線汐留駅の「謎のトンネル」はこの環状2号線の下を通って都営浅草線のトンネルにつながるわけです。地上部ではこのようにトンネル築造のための大規模な掘削工事が行われていました。


環状2号線について
環状2号線はなんと戦後すぐの昭和21年に計画が出来上がったもので、有明~汐留の手前までと虎ノ門(特許庁前)~四谷~秋葉原の区間はすでに完成・供用されていますが、汐留~虎ノ門間はビルが密集していて用地買収が困難であり、未だに着工できていない状態です。しかし、最近の「再開発ブーム」でこの状況もようやく先が見えてきたようです。現在2015(平成27)念完成に向けて準備が進められています。ちなみに、この道路は「マッカーサー道路」という通称がつけられているようです。その理由は

1、戦後しばらくの間に本を統治したGHQの総司令官マッカーサーが'''竹芝桟橋からアメリカ大使館(六本木)までの凱旋道路として望んだという根拠のない噂から。
2、建設にあまりに時間がかかっているので、それを揶揄する意味でつけられた。

という2つの説があるようです。


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