カテゴリ:鉄道:JRの車両

身延線123系

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

静岡駅周辺に30分ほど滞在した後、すぐに東海道線で富士駅まで戻りました。身延線の123系を撮影するためです。(撮影したのは回送前でホームに停車中の車両です。)

荷物電車の生き残り



123系はかつて多く走っていた荷物用電車を改造した車両です。荷物輸送の主体が自動車に変わっていく中、財政難で苦しんでいた国鉄はローカル線への新車導入への苦肉の策として余剰になった荷物電車を旅客車に改造すると言う奇策に出ました。改造にはさまざまな形があり、荷物電車時代の搬入口をそのまま乗降扉にしたもの、2両以上の運転を可能にするために前面に後付けで貫通扉を追加したものなどがあります。身延線はワンマン運転のため車両の両端にドアを寄せた形で、車内の「超」ロングシートが特徴です。身延線では313系導入でまもなく引退する予定で、一部車両はすでに運用から外れているようです。



左:車号。車体の錆がちょっと気になる。
右:車内の「超」ロングシート。ちなみに冷房はC-AU711形を使用している。
参考:115系C-AU711搭載車

なお、同様の車両はJR西日本の小野田線、JR東日本の中央線(岡谷~塩尻の辰野周り旧ルート)などでも見られます。

おまけ:電車内から見えた富士山


東海道線上り興津~由比間(?)で車窓右(海)側に見ることができます。この辺りは新幹線でも海側車窓に富士山が見えるスポットして有名だったりします。
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