415系車内のいろいろ

カテゴリ:鉄道:JRの車両常磐線 | 公開日:2006年09月16日11:41
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。



車端部のモーター吸気口。

415系のつづきです。今度は車両ごとの違いについてです。

座席配置から見る混雑の凄まじさ
常磐線の415系の場合、沿線で次々と進む宅地開発に追いつけず、長い年月にわたって少量ずつ増備が進んだため、同じ編成内でもさまざまな使用の車両が混じった状態になっています。特に、後期に製造された車両は激増する輸送量に対応するため、オールロングシートになっています。また、セミクロスシートの車両では他の地区とは違いクロスシート上部にも後付けでつり革が取り付けられるなど、この路線の混雑の激しさや、その対策へ苦労した形跡を垣間見ることができます。国鉄の徹底した標準化方針の下とはいえ、これだけ混雑する路線にもかかわらず3ドアの近郊型を増備し続けたというのは、首都圏が4ドアの車両ばかりになった今日から考えるとやや不手際な感じもします。
また、座席の配置以外にも後期車では201系以降で採用された平天井になったり、寒地走行に備え車内から床下のモーターへ送風できるよう車端部に吸気口が設置されるといったその時々に応じた変更もされています。



左上:標準的なセミクロスシートだが、他と違うのはクロスシート頭上につり革がある点。
右上:こちらも同じ配置だが色調がやや違う。どちらかというと211系に近い雰囲気。
左下:後期車(ステンレス車を含む)は混雑対策でオールロングシートに。
右下:パンタグラフ部分は機器搭載の関係上天井が低くなっている。天井の端に通風口が付く。

「命拾い?」した403系


円形の通風孔が特徴の403系

今回乗車した編成には製造の古い403系が含まれていました。これらは415系とは基本仕様は同じですが、製造が古いこともあり窓がユニットサッシになっていない(縁が丸い)、屋根の通風孔が円形(いわゆる「グローブ形ベンチレータ」)になっているなどの違いがあります。この車両はE501系増備と引き換えに廃車になる予定でしたが、さまざまな事情によりE501系の増備が進まず今日まで生き延びてきた車両です。

(さらにつづく)
このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサード リンク
テーマ:鉄道 ジャンル:趣味・実用
タグ:  鉄道  JR  常磐線  415系  403系

カテゴリ:常磐線 の最新記事

常磐線各駅停車・千代田線E233系2000番台(2010年9月5日取材)(2011年01月18日作成)
常磐線・成田線“エアポート常磐”運転(2008年01月07日作成)
203系を撮影(2007年06月19日作成)
変わる常磐線(2007年02月21日作成)
高浜駅での通過待ち(2006年09月16日作成)
415系車内のいろいろ(2006年09月16日作成)
415系常磐線・・・交直セクションを越えて(2006年09月15日作成)
203系・・・201系の地下鉄乗り入れ版(2006年09月15日作成)
我孫子線・成田線(2006年05月26日作成)
千代田線6000系・常磐線203系・415系(2006年05月24日作成)
その他の記事はこちら

最新記事

150周年記念ツアーで見る品川駅の過去と未来 - 品川駅再開発2022(1)(2022/06/18)
東急目黒線奥沢駅改良工事(2022年3月14日取材)(2022/05/29)
京浜東北線浜松町駅ホーム拡幅工事(2022年3月2日取材)(2022/05/18)
春日部駅高架化工事(2021年4・9月取材)(2022/05/13)
総武線ホームドア続々 - ホームドア最前線2022(1)(2022/02/18)
京都府宇治市のマンホール(2022/02/07)
東武伊勢崎線竹ノ塚駅高架化工事(2021年4・9月取材)(2022/02/05)
サイトSSL化について(2022/01/26)
京葉線幕張豊砂駅建設工事(2022年1月16日取材)(2022/01/24)
「未来へのレポート」のご紹介(2022/01/16)
月別アーカイブ

全記事タイトル一覧

お知らせ

当サイトは2022年1月31日よりSSL(暗号化通信対応)に対応しました。これに伴い全ページのアドレスが変更となっており、古いアドレスでアクセスされた場合は自動転送されます。なお、古いコンテンツの一部は改修を継続中のため非SSLで表示される場合があります。また、ガラケーサイトは提供を終了しました。長らくのご利用ありがとうございました。→SSL化に伴うご留意事項について(2022,01,31)

過去のお知らせ一覧
更新情報Twitter

おすすめ&スペシャル


YouTube再生リスト:渋谷駅再開発
「東急新玉川線」書籍化プロジェクト
「京葉線新東京トンネル」書籍化プロジェクト
「総武・東京トンネル」書籍化プロジェクト


Reports for the future ~未来へのレポート~
Copyright (C) 2008-2022 Umemoto Takuya (takuya870625) some rights reserved. CreativeCommons-Attribution-Noncommercial-ShareAlike-2.1 Japan (About)
Powerd by FC2 Blog. Since:2008,05,17  レイアウト切替: パソコンスマートフォン
@takuya870625 Twitter