熱海駅前の蒸機

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

熱海駅ではおみやげを買う時間として1時間とりました。

駅前には温泉地ならでは(でもないか)の足湯がありました。タオルの自販機なども合って興味深いですが、16時までなので体験したい方はお早めに。

駅前に蒸気機関車


で、その足湯の脇に蒸気機関車が1両置かれています。昔、熱海を走っていた軽便鉄道で使われていたようです。説明板には・・・

熱海軽便7号機関車
この機関車は明治40年から大正12年まで、熱海~小田原間の25キロメートルを2時間40分かかって走っていたものです。
この鉄道は関東大震災により廃止されましたが、その後、各地の鉄道建設工事に活躍したのち神戸市の国鉄鷹取工場内に標本車として展示していたものを熱海市が払い下げを受けて修復して、ゆかり深い故郷へ貴重な交通記念物としてかえってきたものです。

機関車の規格 長さ3.36m 高さ2.14m 幅1.39m 重さ3.6t 時速9.7km 客車定員40~50名
◎熱海~小田原間の所要時間 軽便鉄道:160分 東海道本線:25分 新幹線:10分

このように書いてありました。調べてみますと、この軽便鉄道は明治28年に人車鉄道として開業し、その後明治40年に蒸気機関車に動力を変更したものということです。大正12年9月1日の関東大震災で甚大な被害を受け、並行して東海道本線が開業したこともあって震災の翌年正式廃止になっています。
参照:駅探 駅の記憶第03話熱海駅 今、むかし(リンク切れ)
ちなみに、説明板の文中にある鷹取工場は阪神大震災の復興事業の一環で、すでに移転・閉鎖されています。

千葉県でも軽便鉄道の蒸気機関車はいくつか保存されていますが、ここでもきちんと保存されていたわけですね。多くの人が訪れる中でもきれいな状態で保たれているので、この先も長きに渡って駅前のシンボルであり続けることでしょう。

おまけ


買ったお土産は「温泉まんじゅう」と「かまぼこ」でした。温泉まんじゅうのほうはこしあんとつぶあんが半分ずつになっています。
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