カテゴリ:鉄道:その他

いきなりこんなネタですが・・・

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

合宿とは全く関係ないネタで申し訳ありませんが、ちょっと気付いたことを・・・


今や首都圏のほとんどを占めるまでに増加したJR東日本の新世代車。この車両は「価格半分・重量半分・寿命半分」と思い切ったコンセプトで各所にその工夫が見えます。




車両間をつなぐ通路に被せられている幌もそのひとつで、209系やE217系の場合、グレーのゴム製幌にステンレス製パイプのフレームを2本組み込んだ簡素な形になっています。しかし、最近E231系の中に従来型の折り目がたくさんある幌に変わった車両があることに気付きました。東海道線などがその例です。これらの線区は211系など従来型の幌を使用する車両も残っていることから、それとの互換性を保つ目的でこのような形にしているのかもしれません。

余談になりますが、最近登場したE331系(京葉線の新型車)はEPDMゴムという新しい素材の幌を使用しています。これも従来型と同じような折り目の多い幌ですが、色が黒に変わり、さらに耐久性が向上しているようです。一般にゴムは炭素や硫黄を加えると耐久性が増しますが、一方で硬くなってしまうため、車両間の可動部で使用する中で、この相反する性能を満たすのにメーカー・鉄道会社共々苦労をしているようです。

追記
「EPDMゴム」:エチレンプロピレンゴムの略。屋外での耐久性に優れ、さらに普通のゴムと違って自由に着色できるため、電線の被覆材や遊具のクッションなどに使われているそうです。
参考:㈱大永ドリーム EPDMゴムについて(リンク切れ)

写真
左:東海道線E231系、熱海にて。2006年8月26日
右:横須賀・総武快速線E217系、誉田にて。2006年8月19日

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