旧芝離宮恩賜庭園・再訪(2008年5月18日)
公開日:2008年06月04日17:00

2週間以上前の話ですが、2年ぶりに東京の浜松町駅前にある旧芝離宮恩賜庭園へ行ってきました。とある調査のために。
1枚目
旧芝離宮恩賜庭園入口。
駅前の庭園

「西湖の堤」と呼ばれる石橋。背後に汐留の高層ビルが迫る。
旧芝離宮恩賜庭園は江戸時代の屋敷跡で、明治から太平洋戦争が終わるまでは宮内省(皇室)の所有となり、その後は東京都が管理しています。園地の一部を東海道新幹線の線路敷として譲り、また「潮入の池」であった園内の池は周辺の埋め立てにより海とのつながりを絶たれましたが、昭和54(1979)年には国の指定名勝となり江戸時代の屋敷の意匠を今に伝えています。また、浜松町駅からは徒歩0分という立地は都内のほかのどの庭園よりも便利です。

庭園の奥。池は画面左でかつて海とつながっていた。
※写真は「関連記事」の2006年作成の記事もご覧下さい。
華やぐ季節

カキツバタ(杜若)

サツキ(皐月)

ボタン(牡丹)

シロバナシラン(白花紫蘭)
それほど広い庭園ではないため、植えられている植物の数も限られています。それらの植物も花を咲かせるのは春~夏の初めにかけてであり、それ以外の時期は庭園の造作自体を別にするとあまり見るものが無いという感じがします。(2年前訪問した際は雨だったことも相まって半ば「貸しきり状態」という異常な閑散振りでした。)しかし、逆にそのコンパクトな敷地や質素な構造がかえって落ち着いた雰囲気を作り出しているのも事実です。近くの浜離宮とセットで周るというコースが今でも定番となっているようで、今回はサツキやカキツバタなど数種類の花が見頃を迎えており、2年前の閑散振りがウソのような賑わいでした。
で、「調査」とは何だったのかと申しますと・・・それはいずれこのブログで明らかになる予定です。(大分先の話になりそうですが・・・)

「ちょーだい!」橋を渡っていると鯉が口をあけて“おねだり”してくる。
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▼参考
旧芝離宮恩賜庭園|公園へ行こう!
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