カテゴリ:公園・風景花・植物

養老渓谷の紅葉



先週、11月30日(日)は紅葉を見に房総半島の養老渓谷へ行ってきました。当初は11月末の3連休に行く予定としていたのですが、今年は暖かかったためか全国的に紅葉の時期がかなり遅くなっており行くのを1週間遅らせました。

■昭和の香りが残る列車に揺られ

五井駅に停車中の小湊鉄道キハ200形。古い車両だが、細部まで手入れが行き届いており状態は良い。

養老渓谷は房総半島のほぼ中央に位置しており、鉄道では内房線の五井駅から小湊鉄道で約1時間、車では館山自動車道市原ICから一般道を40分ほどかかります。今回利用したのは小湊鉄道です。
小湊鉄道は五井駅から市原市を縦断し、大多喜町の上総中野駅までを結んでおり、上総中野駅から大原駅までを結ぶいすみ鉄道とともに「房総横断鉄道」を形成しています。列車本数は沿線の開発状況に対応しており、途中の上総牛久までが1時間に1~2本、その先は半減し終端の養老渓谷~上総中野間は1日にわずか5本となっています。また、使用されている車両は昭和30~40年代に製造された非常に古いもので、本数の少なさとも相まって東京から1時間ほどのところとは思えないのどかさを感じさせてくれます。


左:養老渓谷駅駅舎
右:駅舎の右側には足湯も設けられている。


■最長の10kmルートを歩く

養老渓谷の地図(Yahoo!地図情報)

養老渓谷は市原市内を縦断する養老川の源流域に形成された渓谷です。散策ルートは

1、滝めぐりコース(全長4km)
2、中瀬・弘文洞跡コース(全長7.4km)
3、梅ヶ瀬渓谷コース(全長9.6km)


の3つとなっています。このうち、1の滝めぐりコースと3の梅ヶ瀬渓谷コースは養老渓谷駅からやや離れているため紅葉の期間中は途中まで臨時バス(有料)が出ています。2の中瀬・弘文洞跡コースは以前(と言っても10年以上前ですが)歩いたことがあるので、今回は最長となる3の梅ヶ瀬渓谷コースに挑戦しました。


黒川沼手前のモミジ

行きはバスを使わず駅から歩きました。最初の1kmほどは川筋から離れており、路面もアスファルトで舗装された普通の道路となっていますが、ここで早くも真っ赤に色づいたモミジが来訪者を出迎えてくれます。


駐車場の手前にある短いトンネル

そのまままっすぐ進み、トンネル、駐車場の脇を通り抜けると道路は未舗装に変わり、いよいよ渓谷の趣を感じるようになります。そう思ったのもつかの間、先ほどの駐車場から1kmも進まないうちに路面は湧水で水溜りだらけになり、相当歩きにくくなります。そして行く手に現れたこの光景・・・



川の中を散策路が横切っています。しかも、飛び石などは一切無いため、水面に出ている石を伝って渡る以外この先に進む術はありません。大雨の後などで増水している場合は恐らく渡れないものと思われます。このように散策路が川の中を横切る場所(川自体が散策路になってしまっている場所もある)はこの先十数か所あるため、もしも濡れては困る服装であるとか、滑りやすい靴で来てしまった場合は潔く諦めて引き返したほうが無難です。





梅ヶ瀬渓谷の紅葉

このように川なのか道なのか区別がつかない散策路が2kmほど続きますが、上空には赤や黄色に色づいた木々が途切れることなく続いています。水面とのコントラストが実に美しいです。


山道を進む


渓谷を外れると今度は大福山展望台まで2kmほど急な上りの山道が続きます。ここでも色づいた木々が続きますが、散策路の脇が90度近い切り立った崖だったりするため、紅葉に見とれるあまり誤って転落しないようご注意ください。


大福山展望台からの下り道

大福山展望台を過ぎるとその先は舗装された道路に変わり、先ほどのトンネルの手前まで3km近く延々と下り坂が続きます。ここでも道路沿いは真っ赤に色づいたモミジが隙間なく続いています。

ぼちぼち列車の時刻が迫ってきました。トンネルの先でちょうど最終便の臨時バス(16:20発)が待っていたため、これを利用して駅まで戻ります。これを逃がすと駅まで歩くことになるばかりか16:46発の五井行きの列車に乗れず、この夜の合唱団の練習に間に合わなくなるところでした。列車本数が少ないところでは余裕を持った行動が必要です。

▼参考
小湊鉄道株式会社
養老渓谷観光協会(かどや商店Web内)(リンク切れ)
養老渓谷温泉郷

▼関連記事
上総中野から小湊鉄道へ(2007年4月14日作成)
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