東京駅復原工事、着工9ヶ月延期

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。



東京駅では、3月末から4月にかけて赤レンガ駅舎の復元工事について大々的にPRし、6月には工事に向けて入居している施設の移転がほぼ完了した状態となりました。しかしそれ以来に特に動きは見られていませんでした。

ここへ来て新事実が・・・


赤レンガ駅舎の復元に関して当初、JRが随意契約で国内の企業に復元工事を発注し、今年4月に着工予定でした。しかし今年はじめ、アメリカの企業が工事に関心を持っていることが外交筋で伝えられます。JR側はコストアップや後期の長期化を懸念しましたが、アメリカ側はWTO(世界貿易機関)の「政府調達に関する協定」のリストに入っていると主張し、JRは紛争かを恐れて一般入札に切り替えました。現在のJR東日本は日本政府も株を手放しており、完全民営化を達成していますが、国鉄時代は「公共企業体」ということで各企業に満遍なく発注するのが当然となっており、その「名残」が悪さをしてしまった結果です。この入札は12月に行われる予定で工期全体が9ヶ月遅れることになります。4月以来目に見える作業が行われていなかったのはこのためだったわけですね。

駅舎は着工までの間「空き家」状態でおかれることになります。


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